Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。(4/23-24)

2ndでも訪れた幕張の地に再びシャニがやってきてしまいました。キャパが大きいから2days無理なく現地チケットが確保できるのは大変助かるのですが、やっぱり幕張って基本的には厳しい地なんだよな……。

今回はかなり特殊なステージ構成で、フルフラットの3ホールぶち抜きという劣悪な環境の中できるだけ後方配慮をした結果なのかなと。割とどの席でも近くに演者が来るチャンスがある一方、どの席でも大半の時間は演者が遠い状態になるので難しい。自分はDay1はD22ブロック前方でかなり微妙だったものの、Day2はB18ブロック後方でまあまあ。見えないときは全く見えないのでやっぱり幕張メッセはつらいなと。5thはSSAとかでよろしくお願いします。

そして個人的な話ですが1日目の隣の席がマジで迷惑な輩で常にイライラしながらライブを見る羽目になってしまい1日目のライブの評価に-70%くらいのデバフがかかっているので、以下基本的に2日目の感想です。まあ1日目は席も微妙だったのでうん……。

  • 3rd開幕時のプラネタリウム演出も凄かったですが、今回もあの広いホールの壁全体が光る演出に息を呑んでしまった。シャニは3rd以降かなり演出攻めていて好きですね。演出家が違うとこれだけ演出の方向性変わるんだなあ。現地にいないとあの凄さは体感できないと思うので、現地に行き続けたいところ。
  • 開幕『Dye the sky.』最高。シャニの全体曲の中でもとびきり力強くて、シンデレラガールズにおける『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』に通ずるものがあるなと。生バンドで聴きたい。
  • 『Color Days』目の前にステージが来て嬉しい。後半みんなが順番にジャンプしていく局面でのだまゆのジャンプ良かったです。ジャンプのときに膝をどれくらい曲げてるかとか、ステップ踏むときの動きの大きさとか、ライブではそういう細かいところを結構重視して見てるし、しっかり動くキャストが好きですね。もちろん演じているキャラにもよるとは思うけど、こういうときに大きく動くような元気いっぱいのキャラを好きになる事が多い。
  • アルストロメリア。メインステージはまあ見えませんでしたね……。アルストのLW曲は正直あまり刺さっておらずという感じではあるんですが、『ラブ・ボナペティート』のサビが癖になる感じなのと、ダンスが可愛くて好きです。膝を曲げるダンスに弱いです。
  • シーズはサイドステージもそこそこ見えたし、ステージが移動したときにBC18-19間で止まるんですが、自分はB18-19間の通路席だったのでつまりド正面ofド正面の4列目くらいで、もはや紫月杏朱彩しか見えなくて極上の体験でした。クリパの感想にも書いたけどシーズのダンスの情報量の多さは現地で見てこそだと思うし『Fly and Fly』めちゃくちゃ良かった。
  • イルミネは反対側サイドステージだったので一応トロッコがちょっとだけ来たけどほぼ見えませんでしたね……。だまゆのジャンプが良かった(毎回言う)。次こそは3人揃ったところが見たい。
  • ユニットコラボ曲『Secret utopIA』好き。この柔らかい雰囲気と、ちゃんとユニットごとの特徴が歌詞に現れている感じが良いですね。シーズのラップパートがあったりするし。MCのときにほのけがシーズのラップの振りをずっと真似してて可愛かったです。
  • ノクチル。円香と小糸ちゃんが動くステージで近かったけど、ノクチルで一番好きな雛菜はほぼ見えず。ずっと2曲で戦ってきたノクチルはその2曲の表現をかなり突き詰めていたと思うので、そんなノクチルの新しい曲というのがなんだか新鮮に感じました。
  • 放クラは最強。ユニットとして一番好きなのは実は放クラなんですよね。センターとしての小宮果穂とそれを支えるメンバーという構成が本当に強い。トロッコ河野ひよりがこっちに来てくれたんでアドです。盛り上がり曲も好きなんですが『拝啓タイムカプセル』がとにかくエモい。放クラにぴったりの曲だなと。
  • 今回のアンティーカはやっぱり希水しお。パフォーマンスは正直よく見えなかったんですけど、ボーカルは力強かったと思うし、双眼鏡で見た感じダンスも結構切れが良かった気がして、キャスト交代後初でかなりのプレッシャーだったであろう中、よくぞここまで仕上げてきたなと。『革命進化論』のときにセンターステージを後ろから見るような形になったんですが、希水しお視点で見るセンター・礒部花凜の背中の頼もしさみたいなものを垣間見て響くものがありました。
  • ストレイライト、相変わらずブチ上げてくるパフォーマンス。幸村恵理のダンスが毎回色気を増している気がします。『Another Rampage』は近かったので堪能……と思いきやトロッコで爆速で反対側のステージに行ってしまった。せっかく近かったのに……。
  • 完全初見『Daybreak Age』、A面にもなりそうなくらい正統派に盛り上げてくる曲だった。これは声出してコール入れたいですね……。

2日通して周年曲のA面/B面を全曲やるのはちょっと集大成感あったし、手紙演出ではキャラの個性も出ていて良かった。未来に向けた手紙が決意表明のようになっていて好きですね。過去の方は結構キャラによるところあったんですが、果穂が過去・未来を「第1話」「最終話」という見方をしていたのが刺さった。いつか最終話を迎えることに対する「エンドロールが長いといいな」がもうね……。

全体としては過去、現在、未来というテーマがライブを貫いていなかったというか、手紙以外の部分に現れていなかったなというのが正直なところ。手紙を踏まえた選曲にできていると良かったんですが、毎年各ユニット2曲増えてライブでも各ユニット2曲披露なので、セットリストが窮屈すぎて面白みも工夫の余地もないのが課題。

そんな中発表された対バン企画は、過去の曲を披露する機会がなかなかないという問題へのアンサーなのかなと思ったり。最近シャニはライブにしか触れられてないんですが、ライブでモチベも高まったので好きなユニットくらいはもう少し解像度を高めてから臨みたい次第です。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!! (4/2-3)

10周年を記念したツアーの終着地は、おなじみ西武ドーム。圧倒的な寒さ。

前代未聞の出演者オールシークレットということで不安もありつつもワクワクしていたこのライブ、結論から言えばオールシークレットは微妙だったかなと。担当が不参加だったんですが、最初からいないとわかってるのと、いるかもと思って参加したらいなかったのでは全然心の持ちようが違うんですよね。ユニット曲も「誰がいるか」と同じくらい「誰がいないか」が見えてしまうので不在が強調されるというか、好きな曲で落胆が襲ってくるの結構堪えます。

感想というよりはお気持ち表明みたいになりそうですが、10周年ツアーの集大成とされるライブにどんな感情を抱いていたのか書き記しておくことには意味があると思うので、曲別に当日思ってたことを思い出しつつそのまま書きます。

Day1

  • 『ミツボシ☆☆★』から始まるの、予想はしていたけどやっぱり良い。
  • 『ススメ☆オトメ』。感慨深さはもちろんあったけど、1st組が12人出てきて担当がいない雲行きの怪しさ。そして次曲のスタンバイという可能性を早々に打ち砕く『BEYOND THE STARLIGHT』。
  • 1回目のMCでみく・仁奈が出てきて「これMCのたびMCに担当が出てこないことを祈るライブだな」と察したら早々に2回目のMCに担当が出てきまして。不在があらかじめわかっていたら「MCだけでも出てくれて嬉しい」なんだけど、オールシークレットとこのMCシステムは相性が悪すぎるし、観客の感情コントロールもう少し考えてほしい。「誰が出てくるかわからないオールシークレットライブで、序盤から登場しないアイドル紹介を挟んだ」というのは、この2日間へのワクワクを早々に潰す演出なわけでして。
  • MC以降ずっと落ち込んでたのでしばらく記憶がない。落ち込んでいたところに来た救いの曲『ハイファイ☆デイズ』をShort verにしてきたのでJUNGOダメだわと思いました。次の『純情Midnight伝説』はフルなのにハイファイがショートなの意味がわからない。ハイファイはMy Best Cinderella Songsで3位に投票した曲でもあったので尚更。
  • 『あらかねの器』。ベスト30の中にこの曲が入ってるのが結構意外だったけど、現地で初めて聴けるこの曲が圧倒的な歌唱力で、そして鈴木みのりがとても楽しそうに歌っていて。感動すると同時にようやくライブ楽しめる気持ちに切り替えてくれた曲でもあります。凹んでいた自分をガツンとライブに引き戻してくれたこの曲、文句なしに1日目のベストアクトですね。
  • 『オレンジタイム』も現地で聴けて嬉しい。カワイイ曲で好きなんですよね。
  • 帰ってきたセレンディピティメドレー、ずっと待っていた加蓮の『毒茸伝説』が聴けてハッピー。できればフルで聴きたかった気持ちはあるけども!
  • アニメBD特典曲シリーズで唯一オリメンで歌ったことのなかった『Lunatic Show』がオリジナルメンバーで披露されて喜んだのも束の間、2番で追加メンバーが出てきたのでほんとにJUNGOダメだわと思いました。
  • 生バンドで披露される『流れ星キセキ』。めちゃくちゃエモい。

Day2

  • だいぶ久々に聴く『Never say never』。上手くなったなあ。
  • 日曜といえば『O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!』。衣装良い。
  • Day1を踏まえて気持ちを切り替えて臨んだつもりが、『パ・リ・ラ』で早々にかつ残酷に不在を突きつけられてまたちょっと凹んでしまうの巻。
  • ライブ当日は気付いてなかったんですが『TRUE COLORS』が新キャラ7人での歌唱だったのエモい。あとmiroirの個別衣装めちゃくちゃ良い。
  • 低めだったテンションを最高潮まで持っていってくれるのはやっぱりU149。『ドレミファクトリー!』最高でした。ともよが登場したのも嬉しいし、最近の漫画の展開を踏まえて聴く第3芸能課の名乗りもグッと来たし、そして何よりためちゃん初参加ということで、10周年の集大成の舞台に梨沙を立たせることができて本当に良かったなあと。
  • 自分がMy Best Cinderella Songsで1位で投票した『私色ギフト』が全体30位、嬉しい。歌詞が本当に好きで、アニメでも一番好きな曲です。台湾のときを思い出す担当不在歌唱でやや複雑な気持ちだったんですが、台湾のときは最後にがおーポーズしてくれたんですよね。そして今回はというと、なんとるるが莉嘉のぬいぐるみを連れてきてくれていて。こんなん泣くでしょ。そして2番の前半、ともよやれいちゃまが歌っている間、上手側の城の端までるるが来てくれて、自分がいたアリーナA16方面に莉嘉ぬいをアピってくれたんですよ。なんか救われた気持ちになったんですよね。担当の想いをステージに連れて行ってくれる、想いを託せる存在がいることに。そしてその想いを、自分がいたところに向けて届けてくれたことに。城ヶ崎姉妹は最高。莉嘉が不在でも必ず莉嘉をステージに加えてくれる凸レーションwith美嘉大好き。ありがとうございました。次こそは莉嘉も一緒に歌ってくれるといいな。
  • 聞き覚えのある荘厳なイントロからの『こいかぜ』。温かくて柔らかい、包み込むような歌声。やっぱりラスボスですわ。
  • オウムアムアに幸運を』、My Best Cinderella Songsで2位で投票しました。あの7th名古屋のお知らせは忘れられないね……梨沙がセンターで歌うこの曲、噛み締めました。
  • 生バンドで始まった最終ブロック、『Yes! Party Time!!』『Orange Sapphire』『Twilight Sky』とひたすらUO折る感じで「これがシンデレラだよな~~~」と。『Twilight Sky』がここまで高順位なのかなり意外だけど、この節目で客席を青とオレンジに染め上げる体験がまたできたの良かったですね。
  • 『Brand new!』大好きなので聴けて嬉しい。あふれるDOKIDOKIでTOKIMEKIなので実質ファミリアツイン。しかし4位という順位はめちゃくちゃ意外で、シンデレラガールズのファン層が広がっているということだと思うし、世代交代を感じました。
  • そして1位が『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』。大好きな曲だし、これが1位というのは納得感がある。いつか担当が歌うこの曲も聴きたいね。
  • ラストを飾る『S(mile)ING!』。アニメを経て一段化けた曲だなと思います。
  • 蘭子がMCをやった時点で「あれ、原田ひとみ来るのか」となりながら迎えた『ココカラミライヘ!』。第1回総選挙上位のとときんが救済されたことは喜ばしいと同時に残りの4人に想いを馳せてしまってこじらせ全開になってしまうのだが、なんだかんだで歴代シンデレラガールでこの曲が歌われるのは感慨深いですね。
  • 大量殺戮兵器『always』。当日は一応アリーナAだったので目の前にいた数人しか見えなかったけど、アーカイブ見直したらあの人数がズラッと並ぶの壮観ですね……。ライトアップもボイスがついた順だったらしく、本当にエモの塊のような曲だなと。これだけの人数がいるコンテンツで担当に出会い、選んだからこそこの曲が響くのですが、肝心の莉嘉はまだこの曲歌ってないんですよね。一方で今回は6thナゴドのときにはいなかった2人の「推し」が歌ってくれてるので、響くものもあったなと思います。今回は目の前にりかちまるがいたので颯リウムを振ってました。モニタにはステージに立てなかったキャラが表示されていって、どこかでやると思っていた演出ではあるけれど何だかんだでやっぱり刺さる。いつか城ヶ崎莉嘉が歌うこの曲を聴ける日が来ると信じて。
  • お願い!シンデレラ』。やっぱりわちゃわちゃしてるの好きだし、アリーナA端にとっては唯一の意味。まりえとともよとなっぴーがじゃーんぷしてるのは見てました。デレラジおまけでその話が出てたっぽいけどチャンネル会員じゃないので聴けていないのであった。

セットリストとしてはとても強かったと思うんですが、シンデレラガールズ10年の節目のライブに10年間ずっと追いかけてきたキャラがいなかったのはやっぱり寂しいなと。ツアーには出てくれてたとはいえ、一番大事なキャラがいないこの2日間を集大成とは呼びたくない。色々都合もあるだろうから仕方ないことではあるけど、オールシークレットやMC演出などが悪い意味で噛み合ってしまった面はあり、特に1日目は結構しんどかったです。担当がライブに出るかどうかはコンテンツを追い続けるかどうかと密接に関係するので、そういう重さを声優に背負わせる構造は難しいね。今まで周年系のライブ毎回出てくれてたのほんとありがたいことなんだなと改めて思ったライブでした。

そんな中でシンデレラガールズの未来であり希望なのはやっぱりU149だと感じたアニメ化発表、本当に嬉しかったです。元々大好きなU149に色々曲が増えると思うとそれだけでワクワクするし、莉嘉も第3芸能課ではないけど出番はあるだろうし、莉嘉とユニットを組んでいるメアリーもアニメで声が付く可能性が出てきたし。単独ライブとかの未来もちょっと期待しちゃったりして。本当に楽しみです。

この2日間は過去の振り返りがテーマで、新曲はほとんどやってないんですよね。765は10thがゴールみたいになってしまったけど、シンデレラガールズにはまだまだ未来に進んでいってほしい。梨沙と颯のソロ曲も早く聴きたいですし。次のライブを楽しみにしています。

あの莉嘉ぬいの衣装がるるの手作りってマジか。本当に感謝しかない。最強姉妹!

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~ @横浜 (3/13)

今年初の現地ライブ、楽しかった! Liella! は昨年末のカウントダウンライブで初めて見て、その後1stライブツアーの追加最終公演も見たんですがついに現地参加できて嬉しい。ダンスが強いアーティストのライブはやっぱり配信では情報量が足りないからね。ステージ真横の天空席でしたがそれでもやっぱり現地でこそ感じるものがある。

配信でも感じてましたが、改めてパフォーマンスの完成度が凄まじい。非常にレベルが高いし、人を惹きつける熱量がある。ここまで仕上げるのにどれだけ練習したのかと思うと恐ろしいですね。ラブライブ!シリーズとしては5人という人数は少なめだけど、だからこそメンバー間の連携なども一段高いレベルにあるように感じました。

そしてセンター・伊達さゆりに惹き込まれた公演でした。安定感のある力強いボーカル、ダイナミックで切れのあるダンスもさることながら、とにかく楽しそうにパフォーマンスするんですよね彼女。何よりもそこに惹かれたし、見ていて元気をもらえる。あと個人的には宮城出身ということで同郷なのがちょっと嬉しい。応援していきたいですね。

あとはちーちゃん役の岬なこ。ちーちゃんはダンスが得意なキャラなわけですけど、なこちゃんもダンスキレッキレで凄かった。天空席から全体を俯瞰していても、やっぱり切れのある踊りをしている人って自然と目が行くし惹かれるよね。キャラとしてもちーちゃんは愛が重くて注目してるので、ぜひ2期ではかのんとデュエット曲とか歌ってください。

個別の曲だと、ライブで聴いてみて『常夏☆サンシャイン』とても好みな曲だということに気付きました。このパッション感とカンパーイ感、他コンテンツでもだいたいこういう曲好きになりがちですが、やっぱり元気で楽しい曲良いよね。あと『Day1』がめちゃくちゃ好き。何かを始めるのに遅すぎるなんてことはない、というのは個人的に過去に励みにしてきたテーマでもあって、それが曲という形で表現されていると刺さる。『私のSymphony』も良かったなあ。早くサブスクに入れてくれ。

総じてLiella!、非常に良かったです。生バンドライブにアニメ2期と今後も怒涛の展開が続くので、できるだけ追いかけていきたいなと思いました。まあBD買わないとライブ行くのも曲揃えるのも困難なコンテンツでもあるので、ほどほどな距離感は保ちつつになりそうですが!

2021年参加ライブまとめて感想 (7月~12月)

今回は2021年7月~12月に参加したライブの感想! 1月~6月はこちら。参加したライブは何かしら感想を書くのをポリシーにしていて、後から読み返すと当時の記憶を思い出せて良いんですが、全部のライブについて書くのは疲れるので今年からはもう少しハードルを下げていきたい所存です。

ウマ娘 プリティーダービー 3rd EVENT WINNING DREAM STAGE (8/29)

アイドルが歌って踊るのとウマ娘が歌って踊るのは意味合いが全然違うんですよね。あくまでウマ娘のゴールはレースで勝つことなので、ライブにエモさが少ないというか、コンテキストが刺さりにくいところがあります。

とはいえ出ないと思っていたゲームがついにリリースされたという意味で『GIRLS' LEGEND U』はグッと来るし、アニメ2期がとても面白かったのでそのあたりの曲は思い入れがあるし、逃げ切りシスターズ好きなので『逃げ切りっ!Fallin' Love』聴けて嬉しいし、何だかんだ楽しかったです。

いつぞやのアニサマで『うまぴょい伝説』がキャラ紹介に使われてしまいほぼコールができず消化不良に終わったという苦い思い出を持つ身としては、うまぴょいで「俺の愛馬が!」できる日を楽しみにしています。

TrySail Live Tour 2021 "Re Bon Voyage" (9/25-26, 11/12-13)

ニューアルバムを引っさげての半年ぶりのTrySailのライブ。この手のライブはセトリがわからない初回が一番楽しいと思ってるので、初日の神戸から参戦してきました。あと東京も。

今回のツアーはセトリ強いですね。アルバム曲が全体的に強めなのもありつつ、それ以外の曲も隙がない。個人的には3rdアルバムで特にお気に入りの曲である『未来キュレーション』が来たのもポイント高い。『Lapis』で寄り添って歌うところとか最高に良かったし、好きなんだけど割とレア曲な気がする『オリジナル。』も嬉しい。サビの振り付けが好き。

そして最初聴いた時から楽しい曲だとは思っていたものの、ライブで聴くとめちゃくちゃぶち上げてくるのが『マイハートリバイバル』。ハイテンションでハイテンポな掛け合いが最高に楽しい。『Good Luck Darling』も好きで、ライブ本編のラストを飾るだけの強さのある曲だなと思います。

今回のアルバムは天ちゃんが「浮かれポンチ」と表現してましたがほんとにそんな感じで、盛り上げ曲を数打ったイメージが強いです。割と長いこと『adrenaline!!!』に頼りすぎな状況続いてたけど、ライブの最後にぶち上がれる曲の候補が増えたんじゃないでしょうか。真の意味で次のキラーチューン足り得るためには認知度の高いタイアップ曲でぶち上げ曲がほしいところではあるので、また新曲に期待したいところです。

ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ~ (10/16-17)

キャパが小さかったり佐賀だったり中止になったりイベ被りしたりでなかなか行けてなかったゾンビランドサガのライブ、ついに現地参戦が叶って嬉しい限り。とはいえ幕張メッセ展示場のフルフラット100%キャパ最後方ブロックとなるとモニタすらほとんど見えない状態ではありましたが、まあ実績解除ということで。Day1現地でしたが全然見えなかったのでDay2の配信も見ました。MCパートはブレード持ってない人完全に置いてけぼりだったりして虚無でしたが、それ以外はとても良いライブだったなと。

フランシュシュってこんなに歌って踊れるユニットだったっけ、というくらいレベルアップしてて驚きでした。『REVENGE』の本渡楓見ててもすごい化けたなと。田中美海は相変わらずの安定感で、『リトルパラッポ』きっちり歌って踊ってのけていて流石。『激昂サバイブ』の河瀬茉希つよつよ過ぎる。そして『追い風トラベラーズ』めちゃくちゃ好き……。アンコールではサプライズで三石琴乃が登場。あのたえちゃんの鶏ボイスを生で出すの声優って凄い。

映画化も決まったということで、またゾンビランドサガの物語とフランシュシュのライブを見る機会がありそうで楽しみ。続報に期待しています。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS Xmas Party -Silent night- (12/19)

Day2のみ現地参加。放クラを見に行ったらアンティーカのバチバチパジャマパーティーに笑い礒部花凜のあざとさにやられた日でした。もちろん放クラも良かったです。永井真理子がライブパート不参加と言いつつ別撮りの映像を合成することでモニタだけ見ているとライブに参加している錯覚を覚えるという不思議な回。スタッフ頑張ったなー。

今回びっくりしたのはシーズの強さ。3rdツアーを映像で見てもさほど印象に残らなかったんですが、2人が激しい動作をビシッと揃えて決めてるの現地で見るとかっこよくて震えた。足元まで含めてのダンスの完成度が凄くて、映像で上半身抜かれてるのを見るだけでは情報量が違いすぎるなと。あまり曲のテイストが刺さらないと思っていたシーズに今回パフォーマンスでぶっ刺されてしまい、改めてシャニの強さを感じました。

そしてあのラストよ。サイリウムをバッグにしまい上着を着て帰る準備してたら唐突に鼻歌が聞こえてきて、ステージ見たら誰かがいて「メリークリスマス」とか言いながら歌い出す衝撃。訳も分からずUO折ったし、会場もオレンジに染まってたし、規制退場無視組はご愁傷さまだし(純粋に帰り時間がヤバくて抜けた人は無念だったろうが)でよくわからんテンションになりました。終演していつもの「アイマス最高」をやろうかというタイミングでいきなりサプライズで歌うの、かなり反則スレスレだしクリスマスパーティー終わった後にそれを持ってくるか高山ァ!という感じでした。一発限りの大ネタだよなあ。

その斑鳩ルカ『神様は死んだ、って』のパフォーマンスもヤバかったんですよね。あの眼力とこの世のすべてを呪うかのような叫び声、その場を支配する圧倒的なオーラがそこにあった。アイマスってキラキラした話ばかりなのでこういう闇深めの話とアイドルと曲、とても良いです。もう少しちゃんとシャニのストーリー追いかけようかという気持ちになれました。

LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 ~LIVE with a smile!~ (12/31)

カウントダウンライブじゃなかったら現地行きたかったAqours・虹ヶ咲・Liella!の合同フェス。μ'sがここにいないのは寂しいけれども、今を駆け抜けている3組揃い踏みでのライブは見るしかないよなということで。

Liella!のパフォーマンスはまだ1stライブツアーの途中とは思えない完成度で、どれだけ練習したんだこれ……という動きのキレと揃い方、力強いボーカルに圧倒されっぱなしでした。いつか現地で見たい仕上がりっぷり。物語のほうもまだ始まったばかりだし、2期も楽しみ。1月のツアー千秋楽も配信だけど見たので、そちらはまた別途。

虹ヶ咲はソロ2曲目でのメドレーで、ソロ中心にやるとだんだん曲の希少価値上がっていくよなあと。ミア・テイラーの英語がめちゃ流暢で良かったです。虹もそのうち単独現地は行きたいのですが4thは大阪ゆえスルーしてしまったので5thに期待。Aqoursはもう追わなくなってしまったのですが、貫禄すら感じる安定感でした。

今回良かったのは前回のラブライブ!フェスでは無かった合同での曲披露が『LIVE with a smile!』というフェス専用曲として叶ったこと。いつか『Sunny Day Song』をみんなでやる未来もあるんでしょうか。次の合同ライブはカウントダウンじゃなければ行きたいなあ。

感想を書いたライブ

2021年参加ライブまとめて感想 (1月~6月)

2021年に参加したライブ、結構感想を書けてないものもあるのでまとめて振り返ってみます。今回は2021年1月~6月に参加したライブの感想です。ライブ直後の時期に感想を書こうと思って下書き書いてたやつもありつつ、当時のツイート見て必死に記憶を蘇らせたやつもあるので記憶違いとかあるかもですがご容赦ください。

リスアニ!LIVE 2021 SATURDAY STAGE (2/27)

シンデレラガールズのメンツを見たら現地に行くしかないでしょ。1階スタンド最後列という相変わらずの席運でしたが、現地は久々だったので他のアーティストも含めてとても楽しかったです。

『輝け!ビートシューター』の有観客初披露を現地で見届けられて嬉しい。かなりダンスが激しい曲ですが、シンデレラ24時のときと比べるとためちゃんの成長が著しくて、晴に食らいつく梨沙の努力が見えるようでエモでしたね。あと東山奈央28ちゃいのステージが叶って良かった。『ハーモニクス』も聴けたし良いステージでした。

シンデレラガールズ以外だと、スピラ・スピカのあまりのテンションの高さに衝撃を受けてました。あとhalca好きなので聴けて良かった。邪神ちゃん2期のOP『時としてバイオレンス』が大好きなんですよね。チコハニの『乙女どもよ。』も回収できたので嬉しい。

ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュ LIVE OF THE DEAD “R”~ (2/27)

リスアニとイベ被りしてしまいチケットを申し込むことすら出来ずに配信で見ることになってしまったフランシュシュのリベンジライブ。何でこんなにピンポイントで……。

ぶっちゃけフランシュシュライブの感想は11月の方に持っていかれてしまって印象が薄いんですが、『アツクナレ』『ヨミガエレ』が良かった記憶です。こうならないようにこまめに感想を書こうな!!

TrySail Live 2021 “Double the Cape” (3/6-7)

久々の代々木第一体育館。1日目は最前ブロックという良席で鑑賞できて楽しかったし、やっぱり現地で推しを見るという体験は何物にも代えがたいなと思ったのでした。ただ2日目を経てライブを思い返すと「寒かった」という印象がいちばん強いんですよね……。いやもうほんととにかく寒くて、ライブ中通して冬用のコートを一切脱ぐことがなかったです。最後方のスタンド席だったんですが、換気なのか入口を開けてるのかとにかく常にびゅーびゅー風が当たっていて、3月頭という時期ではありましたが凍えるほど寒かった。体感気温も周辺席の雰囲気も冷えっ冷えで、立っている人すらほとんどいない始末。ここまで来たからには楽しまねばと自分は立って応援してましたが、まあ寒かったですね……。

ライブとしては、『BraveSail』『パーリー☆パーティ』『あかね色』『明日も晴れる』などなど、比較的レアな曲が詰まっている貴重なライブだったかも。マギレココーナーで『うつろい』『ごまかし』『かかわり』と立て続けに披露されたのは熱い。1日目の『disco』で「一進一退しつこく行こう」を延々伸ばし続ける天さんも見所でした。あとやっぱり5年という時間を感じる『Youthful Dreamer』の演出が最高にエモでしたね。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY (3/20)

幕張1-3ホールぶち抜き、1日目現地参加。席番がAブロックだったので期待して行ったら中央のステージをぐるっと取り囲む座席配置になっていて、A22ブロックは演者の背中側の最後方という会場屈指のクソ席で愕然。一応アソプレ最速先行なんですけど……。

久々の有観客アイマスライブということで楽しかったんですが、内容よりも印象に残ってるのは1日目の放クラMC中の地震。かなり大きい地震で、ステージ上の照明とかも揺れてたし、ほぼ最後列にいたのですがすぐ後ろにあった撮影用機材タワー(?)も音を立てながら揺れていて「これ倒れてきたらやべえな……」と結構怖い出来事でした。スタッフの方々がバタバタと安全確認のため駆け回っていて、プロの仕事を見せてもらった気持ちでした。

そして揺れてる最中からライブ中断の方針が決まるまでの間MCで場を繋いでいた放クラが本当にプロフェッショナルでエンターテイナーだった。アーカイブにも残ってないし多分BDにもないので当日見ていた人だけが共有できる体験。とにかく絶対にネガティブな言葉を出さず、不安だろうにそれをおくびにも出さず、MC中断して戻るときも「ヒーローの呼び出し」のような形ではけていったあの4人のMCは素晴らしかったし、放クラがますます好きになった出来事でした。あのMCが収録されていたらBD買っても良かったなと思うくらい。

ただ残念なのは、ライブ再開されたのは良かったけど1時間の中断で3曲本来のセトリから削られたという。仕方ないとはいえ、これがつらくて2日目の配信は見ませんでしたね……。

ライブ本編の感想としては『Dye the sky.』が非常に良かったです。近くのステージにはアンティーカが来て、格好いいキックを決めてくれました。あとモニタに出る曲名の字体がめちゃくちゃ凝ってたの好き。シャニ1stとか3rdの曲名表示はいまいちなので……。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / NAGOYA (4/4) TOKYO (4/24-25) FUKUOKA (5/30)

見たのは上記4日程ですが、現地で参加できたのは4/4の名古屋Day2だけなので主にここの感想を書きます。めちゃくちゃ良かったんですが荷作り全然終わってない引越し数日前という強行スケジュールだったので感想を書く余裕がなかった……。

ライブ全体として光の演出が凄まじくて、まるでプラネタリウムでした。ライトオフを指示された開演時の演出も良かったし、とりわけ印象的だったのは『Anniversary』。落ちサビの「今光が降り注いでゆく」という歌詞のところで本当にアリーナに光が降り注いでくるんですよね。そして「青空へ向かう鳥のように」で青い光が浮かび上がっていく。あの光と音の奔流を現地で浴びることができたのは本当に極上の体験でした。あとアルストロメリアの衣装、とくに前川涼子さんのお衣装がとても良かったです。四夜一夜物語は持っていません。

ずっと心配していたソロ曲も、1ライブあたり3~4曲という塩梅で安心。シャニの良さはユニットメインなところなので、ライブのセトリの大半をソロが埋めたりしなくてよかった。それ故にソロ曲ガチャが発生してしまったところはありますが、まあやむを得ない。ソロ的には東京Day1が見たいキャラ多かったので現地行きたかったなと思いつつ、名古屋Day2も良かったです。

あとはそれまでピンと来ていなかったアンティーカの魅力に気付けたライブでもありました。結果的に「この」5人のパフォーマンスを生で見るのはこれが最後になってしまったのが残念ですが、これからのアンティーカも楽しみにしています。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~ (5/8)

現地チケット申し込んだけど感染状況がアレして抽選すら行われなかったので配信。かなしいね。アニメがぶっ刺さったのでめちゃくちゃ楽しみにしていたライブだし、実際良かったんですが、アニメ再現がほとんどだったので「アニメ以外」も見せてくれることに期待していた身としてはちと物足りなかったです。

本編は基本的にアニメをしっかりなぞっていく感じの構成。印象的だったのは『La Bella Patria』の安定感。指出毬亜、こんなに安定感ある歌を歌える人だったんだなとポテンシャルの高さに気付けました。ソロ構成だからこそ演者ひとりひとりのパフォーマンスをしっかり見られるというのもやっぱり良いですね。あとゆうぽむ好きとしては『Awakening Promise』最高。2期も楽しみにしているし、その時は現地に参戦したいですね。なお4thは大阪だったので申し込んでない模様。

感想を書いたライブ

2021年の振り返りとおすすめ作品

あけましておめでとうございます。毎年恒例のやつです。

毎年年内に下書きを始めるんですが結局年内に書ききれず、文中の「今年/来年」を「去年/今年」「2021年/2022年」みたいに書き換えなきゃいけなくなってめんどくなりますます投稿が遅くなるところまで含めて毎年恒例!

イベント関係

2021年は割とイベントが復活してきたので嬉しい。やっぱりイベントがあると生活にメリハリが出るというか、これを乗り越えればイベントだ!みたいな日々の糧になるなと実感できた1年でした。参加数を数えてみたら現地16・配信19ということで、2020年よりは当然増えたし配信のハードルの低さもあってコロナ前の水準に戻ってきた感じです。日程かぶってもアーカイブ配信があれば両方見れるのは大きい。

2020年のイベントで印象が強いのはやっぱり年末も年末、クリスマスに行われたシンデレラ10周年ツアー愛知公演。一度は延期してしまったけど無事ライブが有観客で開催できてよかった。1日目前半のセットリストが自分好みすぎて、いろいろなものを回収できた1日でした。あとはその前週に行われたシャニクリパDay2の『神様は死んだ、って』も衝撃的だった。去年は忙しくて感想を書きそこねたライブも多いんですが、一言ずつ感想を書く記事をあとで上げようと思います。数年経つとどのライブに参加したか忘れちゃうものもあるので、覚えてるうちに。

今年は年始からコロナがまた爆発的に広がってきておりまた先行きが怪しい感じになってきましたが、少しでも現地でライブに参加できることを願うばかりです。

ゲーム関係

去年は惰性でゲームを続けるのをやめようと思ってプレイするゲームを見直したりしたんですが、その時間で新しいゲームを始めたのでトータルではあんまりゲームに使っている時間は変わってない気がする。

  • デレステ、『パ・リ・ラ』は2017年9月の『Twin☆くるっ★テール』以来実に4年ぶりの城ヶ崎莉嘉報酬イベントということで走りました。オーバーランしてしまった。10周年イベントのルナの塔も頑張ったんですが30階超えてから異様に重くなって途中で心が折れました。

  • それ以外のゲームはログインも怪しい感じ。ミリシタは最近の展開があまりピンと来ないのと、ログインシーケンスがとにかく長いのがつらい。シャニマスはゲームとしては離れてますが、クリパでちょっとモチベ上がったのでストーリーだけでも読んでいきたい。FGOは4年以上続けていた連続ログインがついに途切れた上、2部6章で毎回編成を1から組まなきゃいけない実装に心が折れた。プリコネはいつまで経っても新規コンテンツが来ないのでなかよし部イベントだけがんばります。

  • 新しく始めたゲームその1、ウマ娘。面白いけどめちゃくちゃ時間食う上に課金圧も高めなので最近までモチベ低めだったんですが、人権・キタサンブラックを完凸したら世界が変わったので最近はそこそこ真面目にやってます。推しはマヤノトップガンです。

  • 新しく始めたゲームその2、アークナイツ。戦略性が高いタワーディフェンスとして楽しく遊んでます。開始して1年、今では必要なキャラも大体揃って育成も進んだので最近はややモチベが落ち気味。日課に時間かかるのがつらいので省エネ運用にしていくかも。

漫画・ラノベ・アニメ関係

2021年は「刺さった」作品は少なめだったかなという印象。あまり開拓できてないというのもあるとは思うので、2022年はもっと精力的に新規開拓をしていきたいですね。特に漫画ラノベの新規開拓はだいたいアニメからのパターンが多いので……。

ウマ娘 プリティダービー

もう出ないだろと思っていたゲームがリリースされて、とんでもないクオリティと売上を叩き出していたのが印象深い1年でした。アニメの2期も非常に面白くて、ゲームを始めたら絶対トウカイテイオーメジロマックイーンが推しになるだろうと思ってたんですが蓋を開けてみたらマヤノトップガンに陥落してました。こういうタイプに弱いんですよね……。スピンオフ漫画の『シンデレラグレイ』も面白いし、シリーズ全体として2021年はやっぱりこれかなと思った次第です。

劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト

とんでもないものをお出しされた劇場版。あの凄まじい熱量のクソデカ感情ぶつけ合いレヴューを連打していくのは見どころしかなかったですが、やっぱり特筆したいのはまひるとひかりの「競演のレヴュー」。オリンピックモチーフでコミカルに進んでいくのかと思ったら急にホラーになるのヤバかったでしょ。ここ数年重い女が好きなのでまひるが2021年の一番でしたね。もっとヘビーに引きずってくれても良かったのよ。

ラブライブ!スーパースター!!

今回のシリーズは5人とメンバーが少ないこともあり、1人1人のエピソードを時間をかけて描けていて面白かったです。特にトラウマゆえに歌えなくなったかのんのエピソードを序盤の3話で回収とせずに、終盤もう一度描いたところが丁寧で良かった。トラウマはそんな簡単に払拭できないよね……という。あとギャラクシーさんが面白かったのと、ちーちゃんが激重で注目の女になりました。Liella!のパフォーマンスも良さそうなので、今年は現地でLiella!を見れるといいな。

その他ピックアップ作品

  • 『ブルーピリオド』がむしゃらに頑張ることの強さと、何でも始めるのに遅いなんてことはないんだと伝えてくれた良い作品でした。自分も改めてもっと勉強しなきゃな、と前向きな気持ちになれました。
  • ホリミヤ』久々に悶えてしまう良質なラブコメ。だんだんキャラが増えたことでひとりひとりの扱いが浅くなり後半失速した感は否めなかったけど、魅力的なキャラが多いのは間違いないのでもっと見たかったですね。特に沢田ほのかちゃん。
  • 『BanG☆Dream フィルムライブ 2nd』この手のライブイベントをやっている作品の映画化として本当に理想的なスタイルだと思うんですよね。2ndも素晴らしかった。完成度の高いCGモデルを動かせる体制あってこそとはいえ、他の作品もこういうのやってくれ~。
  • 『楽園ノイズ』2巻・3巻も面白かったです。やっぱり杉井光の青春音楽モノっていうのは自分に刺さるんだなって。
  • 『かげきしょうじょ!!』原作が非常に面白いのでアニメも楽しみにしてたんですが素晴らしい出来でした。あとエンディングテーマがめちゃくちゃ良かった。
  • 小林さんちのメイドラゴン』無事2期が放映されて嬉しいし安定の面白さ。あと原作も揃えたんですがこっちも面白くて、3期が待たれる。
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』綺麗に終わらせてくれて安心したし、ちゃんとエンタメしてて面白かった。さよならはまた会うためのおまじない。また会える日が来るのだろうか。

これまでの振り返り

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! CosmoStar Land @愛知 (12/25-26)

延期した愛知公演がまさかのクリスマスライブになって帰ってきた!

今回のライブはもちろん10周年ツアーにおける担当回であるという意味も強いんですが、推しキャラである的場梨沙の初ステージとしてのエモさが強かったです。リスアニがあったとはいえ、シンデレラガールズ単独としては初ですからね。2年前の7th名古屋で発表されてからずっとこの日を待っていた。

行けて良かったし、開催できて良かったです。延期後日程では100%キャパ実施が可能になったことで両日現地参加できたのもありがたい。まあDay2はかなり後ろの方だったんで実質現地LVだったけど、セトリが刺さりまくったDay1はそこそこ前の方だったのでヨシ!

今回はとにかくDay1の、それも最初の2ブロックが強すぎたのが印象的でした。莉嘉と梨沙を見に行ったので『無重力シャトル』『オウムアムアに幸運を』『SUPERLOVE☆』『君のステージ衣装、本当は…』『BEYOND THE STARLIGHT』という怒涛の展開に脳の処理が追いつかなかった。もう愛知公演これで終わりでいいのではってくらいに密度が濃かったし、ぼくのかんがえたさいきょうのセットリストだった。

あとは個別感想。

  • 無重力シャトル』で始まり『無重力シャトル』で終わる愛知公演、打ち上げたシャトルが戻ってきたんだよってツイートが流れてきて頷いた。なるほどなー。

  • あのお知らせがあった7th名古屋Day2から2年、再び愛知の地で梨沙が『オウムアムアに幸運を』を披露するの、ここまで来たんだなって感じで万感の思いでした。これをずっと待ってたんですよ!! あと後のトークで「7th名古屋をLVで見ててお知らせ前から号泣してたけど小市さんが泣いてるのを見て面白くなっちゃって」って言ってたの面白かったw

  • 5thぶりの『SUPERLOVE☆』、現地で聴けてよかった! 実はすぱらぶ現地全通なのです。全然意識してなかったけど結構宇宙に関する歌詞入っててCosmoStar Landにぴったりだったし、宇宙中に届く愛、受け取りました。のじょが金髪にしてトキメキ☆ラブハートの髪型にしてたのも良かった。そして今回の公演はほぼ延期前のセトリそのままということなので、10周年ツアーのソロトップバッターがこの曲だったんですよね。城ヶ崎莉嘉マジ切り込み隊長。

  • 『君のステージ衣装、本当は…』好き。最近のアイドルっぽさというか、乃木坂っぽさというか。こういうテイストの曲あまりシンデレラになかったので新鮮。

  • 久しぶりだな『BEYOND THE STARLIGHT』! SS3Aで歌ってから3年、今度は全体曲扱いとしてではなく少人数で歌ってくれたの嬉しい。まあ莉嘉をセンターにしてほしかった感はちょっとあるけど、それはいつか来るかもしれないオリメン披露のときに取っておこう。

  • CDジャケットの衣装で登場した『谷の底で咲く花は』、歌に感情が込もっていてよかったですね。天野聡美、7thからすごく成長してたしパフォーマンスもビジュアルも含め色々と良かったです。

  • 福岡Day2でやむなく不参加となってしまった木村珠莉による『花のことば』、福岡の衣装で登場するあたりが粋。延期公演にねじ込んでくれたことで10周年ツアー中にソロ披露が叶ったの、ちょっとグッと来ちゃったね。

  • 属性曲ゾーンの『アタシポンコツアンドロイド』『Nation Blue』『Orange Sapphire』の流れ強い。初期のjewelries曲は思い入れ深いし、会場もだいぶザワついてたなと。白雪千夜がアタポン歌うところが歌詞割り含め面白すぎたし、Day2の『Absolute NIne』ではなくこっちに組み込んでくるの明確な意図を感じる。久々のNBも良かったし、オレサファを現地で浴びられるのは最高よ。長野佑紀の悪巧みボイスがレイナサマだった。

  • 『泡沫のアイオーン』カラオケでガチでアニソンを歌ってる感じで好き。田辺留依の歌声も力強く安定していて良かったです。難しい曲なのにしっかり歌いこなしていて、こんなに歌うまかったんだなぁという。ソロは演者のポテンシャルに気付ける機会でもあるんだよなと。

  • 『EVIL LIVE』アイドルが釘バットや鉄パイプを持って登場する治安の悪さ最高。デレステ実装時はあまりピンと来なかったけど、ライブで聴くと盛り上がるタイプの曲という印象。ドコドコ響くドラムの音聞いてるだけでテンション上がる。梨沙は銃持ったり釘バット持ったり治安の悪い武器の扱いにどんどん慣れていくな。

  • 本当ならサプライズや~! だったはずの『Drastic Melody』アップテンポな曲調に力強い歌声の3人でつよつよですね。大阪から引き続き関口理咲は歌ってると格好いいなあというのと、ふーりんも歌上手くなったなぁとしみじみ。

  • 『みなぎれ!ボボボンバー』力強い。なんか勢いに押されてUO折っちゃった。赤﨑千夏の安定感が凄かったです。MCで話していた日野茜像も良かった。

  • Day2はCブロック後方だったので『お願い!シンデレラ』のときのステージ上などほぼ見えていなかったんですが、どうやら莉嘉と梨沙がステージ上でポーズを決めていたらしいという情報をキャッチしてグワー!となってました。見てねぇ!配信では2番の入りあたりでのじょとためちゃんがステージから降りてくるとこだけチラッと映ってました。ぐぬぬ

総括するとやっぱりDay1が最高でした。「このキャラとこの曲を!?」みたいな驚きはなかったけど、このメンバーで求めていたものはすべてお出ししてくれたし、最初の2ブロックで燃え尽きてしまった感すらある。莉嘉はすぱらぶビヨスタ無重力シャトルという最強のラインナップだし、梨沙もリスアニを含めれば今の持ち曲全部現地回収できてしまった。

驚き成分は期待通り発表されたファイナル公演に取っておきます。まさかの出演者オールシークレットということで担当(莉嘉)や推し(梨沙/颯)がいるかどうかすらわからんけど、メアリーに声がついてセクパン曲を唐突に披露する可能性も0じゃないからな!

常々ライブに驚きが欲しいと言っている民としては、担当がいるかわからんとしても今回の試みはめちゃくちゃ面白いと思うしシンデレラガールズでしかできないとも思うので歓迎です。キャスト誰が来るかはともかく、デレステのキャラとか使って「全員出演」みたいなことはやってくるんじゃないかなと予想。4thでもそんな感じのことやってたしね。

一方で次に控えている沖縄公演は開催すら危うい感じになっておりどうなるか。ファイナルも情勢的にどうなるか全然わからんのですよね。どちらも良き形で開催・参加できると良いのですが、果たして。