Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story -Brand new Castle- @さいたまスーパーアリーナ

シンデレラ4th、ついにSSAですよSSA。自分は2014年のSSAライブに参加したのがアイマスにどっぷり浸かったきっかけだったので、まさしくココロがかえる場所。1日目はLVでしたが、2日目は現地参加できたのでほんとありがたい限りです。

1日目のテーマは「Brand new Castle」。アニメにおけるシンデレラプロジェクト関係のメンバー=これまでのシンデレラガールズのメインキャストを外してきており、今回のライブの中で一番どうなるのか予想がつかない日でもありました。しかし全員違う個別衣装で出てきて不安も吹き飛びました。あれはもう見た瞬間に泣きそうになるよねっていう。ひとりひとり違う個性がそれぞれ輝いている、これこそがシンデレラガールズなんだっていう。

  • 開幕『BEYOND THE STARLIGHT』。やっぱりこの曲の「Starlight!」って叫ぶところ最高に気持ちいい。オリジナルメンバー5人での歌唱も聴きたいですね……。

  • フレデリカ役のあっさむが挨拶で「サイパン」言い出したのは笑いました。フレちゃんは言いそうだから困る。そして後日ニコ生でえりこさんが「シンデレラ4thはサイパンにならなかったんでしょ?」みたいなこと言ってたのも面白さに拍車をかける。

  • Paメンバーによる『Flip Flop』も聴けて嬉しかった。電車ごっこのような振り付けとても可愛かったのですが2014年のアイマスSSAライブのアレを思い出すな……

  • 『共鳴世界の存在論』はそこに二宮飛鳥がいましたね……。外見もしっかりコスプレしてきていて、そこに本人の歌唱とか完璧すぎるでしょ。映像が白黒になってノイズがかかる演出も良かったです。

  • 『き・ま・ぐ・れ☆Cafe au lait!』、LVで見てると軍曹と早苗さんのほうが圧倒的に目立っていて笑うんですが、そういうのも含めて全て世界観に取り込むフレデリカワールド強い。

  • 1日目は最後の締めの挨拶まで含めてちょこたんが強かったなあと。新ソロ曲『Bloody Festa』も、輝子の分もひゃっはーした『Lunatic Show』もとても良かったです。特に『Lunatic Show』の「あなたもあの子も」という部分の振り付けが完全に「あの子」がいる感じで印象的でした。

  • ロリ組+藍子ちゃんの『お散歩カメラ』が微笑ましすぎて最高of最高。

  • 今日はこれを聴きに来たと言っても過言ではない『Radio Happy』素晴らしかったです。ナナナナナできてとても楽しかったし、一面のオレンジに包まれた唯ちゃんらしいステージに仕上がっていました。ななみん腕も脚も細くて長くて見惚れちゃうよね。いつぞやのWUGライブで言っていた「集めてくる」宣言も現実のものになるかもしれないですね。

  • そこからのPa曲連打『気持ちいいよね 一等賞!』『Can't Stop!!』も強い。ヤンキースとの野球対決だったり、Can't Stopやりたい組によるジュリ扇だったり。

  • 『恋色エナジー』はとにかく可愛かったのと、歌も上手くて良かったです。空手の型もしっかり練習してきたらしく流石。

  • 『秘密のトワレ』はワンフェスニコ生でも聴きましたが、あの時とはガラッと変わっていて凄かったです。この曲をこれだけ力強い声でしっかりと歌い上げられるんだなあと。

  • サイキックで呼び出された人は後ろ姿では誰だかわからなかったし、流れた曲も聞き覚えはあるけど予習セットリストには入ってなかったので混乱してましたが、歌が始まりモニタに『To my darling...』の文字が出た瞬間、その戸惑いは全て歓声と絶叫に変わりますよねっていう。竹達彩奈シンデレラガールズのステージに立ってくれたことが素直に嬉しいなと。とてもカワイイステージでした。『Near to You』もLVでは竹達彩奈がメインで抜かれていて、しみじみと感慨深く目に焼き付けてました。

  • そこからは3rdライブを彷彿とする流れ。総選挙メンバーでの『Absolute NIne』、堂々たるステージングがとても良かったです。あとPのコールが控えめになってたのも良い変化。『Hotel Moonside』も、真っ白なモニタの前でのシルエットの演出などを取り入れて更に完成度を高めてきたなと。

  • 3rdライブの個人的ベストアクトだった『in fact』。スカートの端をぎゅっと握りながら声を絞り出すように歌っていた3rdライブから1年。しっかりとこの1年の成長を歌に乗せて、力強く歌い上げていて良かったです。歌への感情の乗せ方もやっぱり素晴らしい。聴くたびに泣きそうになる曲なのですが、やっぱりこのステージパフォーマンスが刻み込まれているからなんだろうなと。

  • オリジナルメンバーでの『あいくるしい』。りっか様も良かったのですが、牧野由依がほんとうに強い。笑顔で歌っているそこにままゆを感じてゾクッとさせられてしまうような、そんな圧巻の歌い上げでした。

  • ふたりで登場した『ハイファイ☆デイズ』でお友達を紹介しますと言って真ん中から久野美咲が現れた時の衝撃たるや。竹達彩奈だけでもしばらく話題をかっさらう特大級の爆弾だというのに、それだけの爆弾をもう1つ投下してくるとは。そして久野ちゃんが本当に仁奈なんだ……。もうUO折って叫ぶしかないじゃないですか。

  • そこから更に追撃、SSAが動物園と化した『みんなのきもち』が最高に楽しかったです。予習曲に入れてた人なんてそんなにいないだろうに、みんなしっかりコールできてるの流石だなと。しきくんもいっしょに動物園に参加してたの面白かったですね。いつかミリオンと共演して『アニマル☆ステイション』と一緒に聴きたいですね!

  • ラストはもちろん『お願い!シンデレラ』なのですが、この曲の「誰もがシンデレラ」という歌詞をこれほどまでに噛み締めたのは初めてかもしれないです。誰もがシンデレラなのだから、メインで立っているメンバーがいなくても成立するのだということをこの上なく示した1日でした。

シンデレラガールズデレステやアニメだけじゃないんだぞと、その魅力を惜しみなく叩きつけてきたような公演でした。何よりの爆弾は言うまでもなく竹達彩奈久野美咲。多くの人からライブ出演を期待されていて、けれど毎回出演者リストになく「来ないだろうなあ」と言われていたこの2人がサプライズで同じ日に登場するっていう。こんなの叫ぶでしょほんと……。嬉しいことなんだけど理解が追いつかない、そんなのを2回も味わう凄まじいライブでした。これまでのシンデレラライブの中でもトップクラスに満足度の高いライブだったのではないかと。

そしてブランニューと看板に掲げるだけあって、とても新鮮なステージでもあったなと。次に何がどういう組み合わせで出てくるかわからない。これまで培った「安定」を外して、それでも十分に素晴らしいステージが組めるという試金石のような公演だったのではないかと思いました。

思いのほか長くなったので2日目の話と総括は別記事に! つづきます!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story -Starlight Castle- @神戸ワールド記念ホール

TriCastle Storyと題して、趣向の異なる3つの公演を見せてくれるシンデレラ4thライブ。神戸で行われる「Starlight Castle」は1周年を迎えたデレステをお祝いする城で、セットリストはほぼ全てデレステ収録曲、演出にもデレステのMVをふんだんに盛り込んでいたりと、趣向が凝らされたライブだったなと思います。1日目は現地、2日目は東京に戻ってきてのLVで参加してきました。

ステージ上に設置されたモニターにデレステのアイドルのCGモデルが映される演出となっていて、演者と3Dのキャラクターが「共演」しているように見えるのは面白いなあと。まだ声がついていないキャラもMVでバックダンサーとしてライブに参加できるのは素敵。ステージの城は上の方まで演出に使われていて、あまりLVでは映らなかったのですが、『小さな恋の密室事件』のときは城の上の方を幽霊が飛んでいたり、間奏での小梅ちゃんの囁きが文字として映され、「スキ」の部分だけ赤文字になっている……といったような小粋な演出もありました。

1日目はライブ初参加勢である炎陣メンバーに注目。千菅春香さんがべらぼうに歌が上手くて、『生存本能ヴァルキュリア』の落ちサビが凄かった。生き残れそう。原優子さんも力強いボイスで盛り上げてくれるし、PPPHのときに体全体で会場を煽ったりとダイナミックさも印象的でした。そして『純情Midnight伝説』でなつきち役・安野希世乃さんがサプライズで現れた時の悲鳴のような歓声。3rdの『Wonder goes on!!』を彷彿とする演出にそりゃUO折るわという。そして更にそこから5人での『Rockin' Emotion』! 最高でした。

あと同じく初参加メンバーである長島光那さんもすごく上条ちゃんの中の人だなあという感じで良かったです。眼鏡の台座が代わりに喋ります的な話とか、眼鏡への熱いこだわりとか、キャラへの愛が伝わってきます。

『ショコラ・ティアラ』では、1日目では曲の最後にマシュマロを食べていたのが、2日目に豚まんに変わっていたのはめっちゃ笑いました。同じボケは2度やらないという不屈の一門力を感じました。その後の『ましゅまろ☆キッス』で甘いお菓子を「どこどこ?」と探すところといい、大坪社長の笑いへの貪欲さが素晴らしい。

1日目に披露された小日向ちゃんの新曲『空と風と恋のワルツ』も凄く良かったです。新鮮なワルツ曲でとてもお気に入りの曲だったので聴けて嬉しかった。「だっ、だめ…!」が可愛すぎるでしょ……。『Naked Romance』で久々にちゅっちゅわできたのも良かったです。

2日目はとにかくハイファイのメンバー。先日のナナシスライブでのパフォーマンスがとても良かった今井麻夏さんに注目していたのですが、もよちーに並ぶキレッキレのダンスを披露していてポテンシャルの高さを見せつけられました。『咲いてJewel』とか素晴らしかったです。春瀬なつみさんはもうね、とにかく薫だった。元気いっぱいなところも、ひまわりのような笑顔も、どこをとっても薫で凄いなあと。『きみにいっぱい☆』でのジャンプはみりあジャンプを彷彿とするダイナミックさでした。そしてもよちーは言うに及ばず素晴らしいキレ。そんな3人での『ハイファイ☆デイズ』が盛り上がらないわけがない。最高に楽しいひとときでした。いつかフルメンバーのハイファイを見たい……。

そして『Snow Wings』。曲名が出た時にはっしーソロでびっくりしたのですが、歌上手いしそれはそれで楽しみ、とか思ってたらポップアップでふーりんと飯屋さんが現れるという不意打ちですよ。流れ的にサプライズあるとしたらハイファイかと思ってたのでびっくり。そして曲が終わってからはっしーが泣いていたのも非常に印象的でした。ふーりんや飯屋さんがいない状態での初の大型ライブだったわけで、二人が来てくれたことで安心したのかな。はっしーにとってのNGの存在の大切さみたいなものを感じてちょっと嬉しくなってしまいました。

あと、今回の特別企画であるStarlight Casting。正直企画全体としては割とモヤっとしているのですが、2日目の最後にさっつんが「星輝子にあげられた初めての一番なので凄く嬉しい」とコメントをしていて、もらい泣きしそうになってしまいました。さっつんがいつも素晴らしい歌声を披露してくれるからこその『純情Midnight伝説』1位だと思うし、改めてキャラクターと声優の二人三脚での活動だなあと実感させられました。『毒茸伝説』や『ヴァルキュリア』も素晴らしかったです。

神戸の個人的ベストは『Love∞Destiny』かなあ。これデレステで聴いた時は「ユニット曲というかこれまゆの曲でしょ」って思っていたのですが、今回ライブで聴いて「ユニット曲だろうとこれはまゆの曲だ」と微妙に考えが軌道修正されたというか、牧野由依さんがほんとにまゆで、素敵すぎたんですよね……。特に落ちサビのあたりからの部分がほんとに聴いててゾクっとした。『エヴリデイドリーム』もですが、細やかに表情を変えながら表現していて、まゆの強い愛がパフォーマンスから伝わってくるのが素晴らしかったです。

そして『BEYOND THE STARLIGHT』。1周年記念曲&莉嘉ちゃんセンター曲。まあ全員曲扱いだし神戸はそもそも莉嘉ちゃんいないんですけど、数日でとても思い入れの強い曲になっていたので聴けてよかった。デレステのイベントコミュがほんと莉嘉Pとして素晴らしかったのでぜひ読んでください。「誰よりも光れ! 誰よりも強く光れ!」の部分がめっちゃ好きです。莉嘉ちゃんというMY STARが歌ってくれる日を心待ちにしております。

新曲や『Romantic Now』がなかったのはちょっと寂しかったですが、その分新曲ラッシュとなりそうなSSA公演が楽しみです。莉嘉Pとしては『SUPERLOVE☆』の初披露に向けて今から準備していかねば……!

Animelo Summer Live 2016 刻 -TOKI- DAY2

夏の祭典、アニサマ。今年は自分が気になるアーティストが2日目に集中していたので、2日目だけの参加です。シンデレラガールズがトリを飾った1日目も行けばよかったなあと今は思うのですが、他にそんなに見たいアーティストがいなかったので……。

普段はアイドル作品声優ユニットのライブばかり行っているので、普段触れないアーティストの表現に触れられて刺激的でした。やっぱり年に数回はこういうアニソンフェスに参加して、色々と開拓していきたいですね。

  • まさか『おどるポンポコリン』を生で聴く日が来ようとは。

  • Poppin'Partyがとても良かったです。生演奏するとしたら他に比べてちょっと見劣りするサウンドになるのではと思っていたのですが、凄く上手くて驚きました。はっしーが真顔でドラムを叩いているところが抜かれて面白かったりも。このスタイルを続けられるなら追いかけてみるのもありかなあ、と思いました。

  • 北宇治カルテットトゥッティ!』はド本命という感じ。ちょっと独特なノリながらすごく楽しい曲ですし、もよちーたちが制服姿で登場したのめっちゃ可愛かったし、落ちサビのところの「トゥッティ!!」が楽しすぎて。また聴きたいなあ。

  • Liaは「時を刻みに来ました!」と言いつつ『鳥の詩』でびっくりしたのですが、ついに「国歌」を生で聴くことができて嬉しかったです。とはいえやっぱり『時を刻む唄』聴きたかったなあ……と思っていたら、後半にfhanaとのコラボで光溢れるイントロが流れて超興奮しました。最高だった。

  • 早見沙織はもう歌が抜群に上手すぎて、それだけで会場全体を引き込む力があるの凄いなと。あとちょっと抜けてる感のあるトークが良かったですね。

  • 竹達彩奈の2曲はどちらも楽しい曲でテンションが上がる感じで良かったです。お肉が食べたくなるな……。

  • プラズマジカ『青春はNon-Stop!』、とても楽しかったのですが、コールの練度不足を感じるところでもありました。いつかリベンジしたい……。あとトークですみぺがぴゅるぴゅる言ってあやねるのネタ潰ししてたのめっちゃ面白かったです。

  • イヤホンズを試写会の次に見るのがまさかアニサマの舞台になろうとは、という感慨深さ。ただそこで『あなたのお耳にプラグイン!』かあ……コラボの演出としては良かったけど、『光の先へ』聴きたかったなあ。

  • FLOWはやっぱり盛り上がる。初めて参加した一昨年のアニサマで最初に聞いたのも『GO!!!』だったなあと懐かしくなりながら全力で叫んでました。

  • はっしーの『おしえてブルースカイ』がめちゃくちゃ良かったです。こんなに伸び伸びと綺麗な声を出せるアーティストだったんだなと改めて。

  • 鈴木このみの歌唱力はやっぱり半端ないなと。アニメのOPではあまり流れない『Redo』素晴らしかったです。

そしてこの日一番印象に残ったのがLiSAのステージ。LiSAのロゴが表示されたと思ったらまさかのガルデモロゴになり、marinaが登場して『Crow Song』って何が起こったのかわからないままにUO折ってました。

自分にとってのLiSAは6年前のガルデモツアーで仙台のライブハウスで見た姿がずっと焼き付いていて、その後アニサマとかで見てもやっぱり自分にとってのLiSAはガルデモで、6年前の姿と結びついてなかったんですが。今回の「刻」をテーマにしたアニサマでLiSAがその6年前に触れながらガルデモを再結成して、ガルデモとして『Crow Song』を歌っているところに立ち会えてようやく前に進めたというか、やっと「今」のLiSAに目を向けられるようになったと思います。『Crow Song』、最高でした。

そしてあの『シルシ』を見せられたらもう、忘れられないですよ。会場全体が静まり返って、サイリウムを掲げながらLiSAを見つめていたあの光景。あのときLiSAは会場の心を掴んでいたし、あのステージは本当に深く心に刻みつけられたなと思います。本当に凄かった。LiSAというアーティストの凄さに立ち会えた貴重な瞬間だったなと思います。

アニサマが来年も同じような形で開催されるのかはわかりませんが、何だかんだでこの夏の思い出としてのアニサマが好きなので、同じような形で続いてほしいなあと思います。チケットの売り方は変えて欲しいけどね!

t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16'→30'→34' -INTO THE 2ND GEAR-

1stライブの抽選に落ちてから1年。満を持して参戦したナナシス2ndライブは、3時間にナナシスのほぼ全楽曲に相当する30曲を詰め込んだ圧倒的な密度と満足感のライブでした。期待を何倍も上回る素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、また沼が1つ増えてしまったなあと。

スタイリッシュな映像とともに始まったライブは、まずは2030年のセブンスシスターズ『SEVENTH HAVEN』から。1曲目がこれというのはなかなか挑戦的なセットリスト。渕上舞のミト様がかっこよすぎて最高でしたね。その後時は2034年に進み、777☆SISTERSの面々が登場しての『KILL☆ER☆TUNE☆R』。ここでもう"落ちた"なあと思います。

777☆SISTERS、すごく「アイドル」でした。冒頭2曲を歌ったセブンスシスターズの圧倒的な存在感や貫禄を見せつけられた後に、少し身近な777☆SISTERSの可愛さや初々しさが対比されて、まるで目の前に青空が現れたようで。アイドルが終わったとされる2034年に、ひたむきに「アイドル」であり続ける彼女たちが、自分がイメージする「アイドル」の形にカチッとハマったような心地よさを感じたというか。そんな鮮烈な印象が残ってます。

冒頭の映像演出を含めて、全体を通してナナシスの世界観構築の丁寧さを感じました。統一された世界観の中でもユニットのバリエーションを増やしていて、方向性の異なる様々な曲を楽しめたなと。4Uの「次はエモコ歌いなさい!」とか「ギター、九条ウメ!」みたいなやり取りにやられたりとか、Le☆S☆Caの初々しさと「とぶよー!」の爽やかさが最高だったりとか、SiSHの統制された動きと綺麗な脚が素晴らしかったりとか、はる☆ジカ(ちいさな)が『ハネ☆る!!』でぴょこぴょこ跳ねるの可愛すぎるとか、細かく書き始めるとキリがないほどどのユニットも見どころに溢れていて。

個人的なベストアクトとしてはNI+CORAの『You Can't Win』。息の合ったパフォーマンスを見せながらハイテンションにばっきゅーんしてくるの最高でした。そしてNI+CORAの2人が手のひらを合わせる動きがほんと気持ちが通じあってる感じで大好き。元々スースが好きだったんですが、ユニットとしてのNI+CORAも推していこうと思いました。『Girls Talk!!』もコール入れるのとても楽しかったし、NI+CORAパーカー可愛すぎるでしょ!

そしてこの日一番聴きたかった『SAKURA』がもう、ほんとに素晴らしかった。この曲ほんと好きなので、ライブで聴ける日を楽しみにしてました。イントロが流れた瞬間に一気に引き寄せられる曲だし、この日ずっと篠田みなみさんの笑顔にやられてたので、そんな"ハル"がめっちゃ切なく歌ってるところとか、いやもうねえ。桜色に染まった会場を見てグッと来ていました。

『FUNBARE☆RUNNER』は、大きく動く見応えある振り付けも良かったですし、「君とつなぐバトン」のところで777☆SISTERSが実際に想いをバトンとして繋いでいく振り付けが素晴らしくて。そしてそこからの『僕らは青空になる』。「あの日から履いて傷んだシューズは、そんなことじゃキミを裏切らないから」と歌う彼女たちの、今日のライブに向けて積んできたであろう努力の結晶のようなステージを見て、しみじみと来てよかったなあと思いました。

発表や世界観演出を含めながらも3時間に30曲を詰め込んだ圧倒的な密度。良い曲が揃っているナナシス楽曲の魅力を叩きつけてくるような凄まじいライブだったし、聴きたい曲が全部聴けて大満足でした。その上で、まだまだ進化していけるライブだなとも思いました。CD音源が割と強く、4U以外は「歌ってる感」が薄かったというのはあるので、次はライブならではの歌唱を体験できたら嬉しいなと。

これからの彼女たちがどう進化していくのか、2.5や3rdといった今後の展開が非常に楽しみです。この日1日で完全に"落ちた"ので、できる限り追いかけて行きたいですね。

Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR「あっちこっち行くけどごめんね!」@舞浜アンフィシアター

仙台出身としては地味に気になっていたWake Up, Girls!の単独ライブ。初めて見たのは去年のアニサマだったと思うのですが、その時見た『タチアガレ!』が凄く良かったので、もう少しちゃんと見てみようと思って聖地舞浜へと行ってきました。7列目となかなかの良席で、舞浜アンフィのステージの近さもあり入った瞬間テンション爆上がり。

激しいダンスを笑顔で踊る姿から、アニサマで垣間見た一生懸命さが伝わってくるステージ。フォーメーションもよく変わるので見ていて常に新鮮だし、場所によらずどのメンバーも見ることができるのはとても良いなと。『タチアガレ!』のサビのジャンプとか、ダイナミックな動きも多くて盛り上がる。デビューしたての頃はだいぶ不安定な印象のあったボーカルもすごく良くなっていて成長を感じました。特に吉岡茉祐の声の伸びと、田中美海のよく響く声が印象的でした。

特に注目していたのは山下七海。『シンデレラガールズ』の影響もあるんですけど、パフォーマンスにも光るものがあったなと。ダンスにキレがあり、ひとつひとつの動作が大きく躍動感があるので見ていて楽しいですね。ボイスもやや個性の強い感じではありますがだからこそよく通る。そしてスラっとした細くて綺麗な脚が素晴らしくて、つい見惚れてしまいました。これは推していきたい可愛さ。

曲としてはとにかく『少女交響曲』が素晴らしい。改めて聴くとほんと歌詞が響く曲ですごく好きだなあと。アニメだったり声優ユニットだったり、決して順風満帆ではなかったであろう彼女たちが「いっぱい悩んだ日々は、けっして無駄じゃないから」って歌い上げるのはほんともうね。彼女たちの努力が結実したライブを見ることができるのは嬉しいことだなと。あと「ひとつひとつの音を 大きなフーガにしよう」って部分のななみんの歌がとても好きです。

あとは夜公演だったので、ライブで聴きたいと思っていた『レザレクション』を聴けたのが嬉しい。なんとなくBiBi的な雰囲気を感じるこの曲、コール入れるのがすごく楽しかったです。『止まらない未来』も好きな曲。萌歌ちゃんボーカルの印象が強いので(CV:山本希望)、I-1メンバーでの歌唱も聴いてみたいところ。ライブで聴いてガラっと印象が変わったのは『Beyond the Bottom』。この壮大な世界観の曲をまさか最初に持ってくるとは思わなかったので驚きましたが、ライブ終わってから思い返すときに真っ先に思い浮かぶほど鮮烈に印象に残りました。軽やかに回るダンスが素敵。

夜公演だったのでななみんの誕生日をお祝いしたりもできて、WUG初体験としては大満足なライブでした。パフォーマンスも素晴らしかったし、何より「一生懸命さ」が伝わってくるのがとても良かったです。ライブも舞台も含め、また彼女たちのステージを見に行きたいですね。

ななみんが21歳の抱負で宣言した「いろんなところからワグナーさんを集めてきます!」的な言葉。あれはシンデレラ4thでPの心を掴んで、WUGに連れてくる的な意味だと受け取りました。実際それだけのポテンシャルがあるだけに、これからどんなパフォーマンスを魅せてくれるのかも楽しみです。まあSSAのチケットないんだけどな!!

fhána What a Wonderful World Line Tour 2016 @東京・LIQUIDROOM

fhánaはアニメOPで聴いてちょいちょい気になっていたのですが、昨年の『プリズマ☆イリヤ』の主題歌『ワンダーステラ』が凄く気に入りまして。昨年のアニサマで『ワンダーステラ』を生で聴き、そして今年のリスアニでもその歌声を聴いて惚れ込んでしまったので単独に行こうと思い立ち今に至る。会場は鈴木このみ以来1年ぶりの恵比寿LIQUIDROOM。整理番号800番台後半とかいう超後ろを引き当てたので後ろからまったりと見守ってました。サイリウムも振らないのが主流のようで、最近アニソンライブしか行ってない身としてはなんだか新鮮。

やっぱり感想としてはボーカル・towanaの透き通ったハイトーンが素晴らしかったなあと。あれだけの高音を安定して、しかも十分な声量で出し続けられるのは凄い。fhánaというよりはtowanaのファンという感じで行ったんですが、今回のライブでfhánaというグループ全体を好きになれた気がします。音源で聴いてるとtowanaにばかり意識が行ってましたが、ライブで聴くと佐藤さんのコーラスもしっかり聴けたので、改めて音源を聴くとまたいろいろと発見できそうだなと。

曲的にも聴きたかった曲はだいたい聴けて満足。いきなり2曲目から『虹を編めたら』『ワンダーステラ』『divine intervention』と畳み掛けてくるセットリストで凄い盛り上がりでした。2ndアルバムはろくに聴きこめていない状態だったんですが、『little secret magic』がお気に入りだったので聴けて嬉しい。あと『Critique & Curation』のあの「抑圧からの解放」感というか、ボーカルがtowanaに切り替わった瞬間の気持ち良さが好きです。

過去の経験上、アニタイ曲以外はあまり(自分が)盛り上がれないんじゃないかという不安もあったんですが、アルバム曲も楽しんで聴けたので、ひとつ好きになるうえでのハードルを超えられたかなあという感じです。『追憶のかなた』『What a Wonderful World Line』とかも良かったです。あと『Outside of Melancholy』がジャンプ曲ですごい盛り上がるな! でもやっぱりアニタイ曲は圧倒的に強くて、『コメットルシファー』とか最高だったし、『星屑のインターリュード』の強さを改めて実感したライブでもあったなと。

アルバムに収録されていない曲はチェックできてなかったので何曲かわからない曲もありましたが、全体としてはとても楽しめました。towanaのボーカルには生で聴いてもやっぱり引き込まれるものがあるので、引き続き追いかけていきたいアーティストだなと。ただライブハウスは正直疲れるので、全席指定でゆったり楽しめる会場での公演に期待したいところ……。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @MAKUHARI0416&0417

ミリオンスターズ37人全員で想いを繋いできた3rdツアーもいよいよ千秋楽。ラストを飾るだけあってメインメンバー勢揃いで行われた幕張公演はやはり素晴らしかった。海浜幕張駅のあの数々のポスターを見た瞬間から始まった「お祭り感」も本当に楽しかったなと。強風で京葉線が止まって大変だったりもしましたが、まあそれはそれで幕張経験値が積めました。

まずは1日目。メンバーを見た時からその「本命」ぶりを確信してたのが幕張1日目だったので、この日現地で参加できたことは本当に嬉しかった。

ミリオンは2ndも幕張イベントホールでしたが、今回はセンターステージがある代わりに明らかにアリーナをトロッコが走らないステージ構成で、残念がっていた人も多かった様子。しかしそんな雰囲気があったからこそ、1日目『成長Chu→LOVER!!』でスタンドの2Fと3Fの間にトロッコが現れた時の驚きと喜びは凄かったです。自分も3Fスタンドにいたのでこれは本当に嬉しかった。こういうサプライズをしてくれるからああもうミリオン大好き。

  • 開幕からの『Cut. Cut. Cut.』がすばらしかった。振り付けもめっちゃ可愛い! LTD03リリイベにも参加していたんですが、あの時は後ろのほうで振り付けよく見えなかったので、今回堪能できたなあと。

  • ロッコで来てくれた『成長chu→LOVER!!』、みっくがめっちゃ近くに……! トロッコで離れているのにハートマークを完成させるの凄かったなあ。

  • LTP02メンバーでの『Legend Girls!!』が嬉しかった。この曲は振り付けも含め大好きなんですが、そこにこっこちゃんが参加しているのが最高。みっくが参加していなかったので、次はみっくも!

  • 全員揃った乙女ストームの『Growing Storm!』も良かった。オリジナルメンバーが揃う貴重な瞬間だったと思います。狭いセンターステージながら工夫してフォーメーションを組んでいたのも印象的でした。

  • 『求ム VS マイ・フューチャー』のプロレス演出とのり子コールがめっちゃ楽しい。浜崎奈々さん、今回がライブ初とは思えないほどのパフォーマンスだったなあと。

  • 765コーナーはすごいつよい感じ。『マリオネットの心』をMachicoが歌ってるのが良かったのと、ころあず&こっこちゃんの『Fate of the World』が最高でした。

  • 大好きな『HELLO, YOUR ANGEL♪』、可愛すぎるでしょあれ。聖母としての朋花様の曲、尊い……。育ちゃんと歌うのも見てみたいですね。

  • リコッタは家族な『HOME, SWEET FRIENDSHIP』! 桃子ちゃんの「ただいまー!」でグッと来てしまいました。桃子ちゃんが歌うこの曲がずっと聴きたかったんですよ……

  • 『Eternal Harmony』、2ndの時に「はいほー」入れられなかったリベンジができてよかったです。ちゃんと諏訪ちゃん歌ってたしね! 諏訪ちゃんがひたすら楽しそうに踊ってたのが印象的でした。

  • まちこゆい㌧の『深層マーメイド』がとても良い。ゆい㌧はかっこいい曲もいけるな!

1日目はとにかく『アイル』の日だったなと。『プラリネ』後に消えない照明、メインステージに登場するあべりかさんとMachico。待ち望んでいたものを見せてくれるのだという確信を得て、会場のテンションも爆発した気がしました。普段からド安定のMachicoから今回は良い意味での荒々しさみたいなものを感じて、気迫がビシビシ伝わってくるパフォーマンスでした。そこに愛美とあべりかさんによるギター&コーラスが入って重厚なハーモニーを響かせていて、ただただ圧倒されてました。これを聴いた後だと原曲のソロが物足りなく感じてしまうほどで、『アイル』が完成する瞬間を目撃できたんだなあと。今回のツアーのベスト曲だったと思います。

そして『MY STYLE! OUR STYLE!!!!』。基本的にトロッコはデュエット曲でのみ使われていた中、まさかのソロ曲でのトロッコ使用。そしてそこで歌われるのが自分の担当アイドル・桃子ちゃんの曲で、更にそのトロッコがこっちに来るという奇跡のような1曲でした。ただただ嬉しくて最高でひたすらUO振り回してました。「1かける5は」「ミーリオーン!」とか掛け合いできたのも楽しかったし、自分の目の前に桃子ちゃんがいたんですよ!! 最高かよ!!

あとはもちろん『鳥籠スクリプチュア』。2ndで間近で『Maria Trap』を見て完全に子豚ちゃんになってしまい、天空騎士団に入ったあれから1年。天空騎士団の七箇条もしっかり覚え、それをちゃんと叫べたのが本当に楽しかった。独特の艶かしさといい、あの髪をくるくる回すパフォーマンスといい、こっこちゃんほんと素敵だなあと思います。

けーこおねーさま、パフォーマンスの素晴らしさはもちろんなのですが、会場をうまく煽っていく感じとかメンバーをうまくサポートする感じも含めてほんとポテンシャル高いなと。そして最後、桃子ちゃんのゲームでの台詞を引用しての「(大きな舞台に)立たせてくれてありがとう!」。ほんといいコメントするんだよなあ。桃子ちゃんがけーこおねーさまでよかったです。ありがとう! そしてこっこちゃんこと小岩井ことりさんも最後の挨拶で「朋花が私の夢を叶えてくれたから、私も朋花の夢を叶えてあげたい」「空を飛びながらMaria Trapを歌いたい」と本当に良いコメントをくれて。日本武道館で空を飛ぶこっこちゃんが見たいですね。

そして2日目。冒頭からMachicoの「ラブライブ」発言でどっと笑う会場。あところあずの「それでいいー!!」が一気にころあずのキャラとして定着したなと。

  • とりわけ良かったのが『vivid color』。駒形さんの歌の上手さについては大阪の感想でも書きましたが、息を呑む素晴らしさでした。

  • 765コーナー。『待ち受けプリンス』のまつり姫の「嘘つきーーー!!」がすごい良かった。そして木戸ちゃんセンターでの『虹色ミラクル』が感無量でした。劇場版を代表する曲を可奈が歌ってるのほんと感慨深い。

  • 最終ブロックの怒涛のリーダー勢10連ソロ、想いを繋いできたこのツアーの総決算として素晴らしかったです。

  • 『Super Lover』で「青と赤で描くの」で赤つけるやつできたので楽しかったです。大阪のときやってる人多かったので幕張では是非やろう、と。

  • 1st以来の『オリジナル声になって』は木戸ちゃんの成長をすごく感じたし、木戸ちゃんも成長を見せることを意識していたような気がします。最後の「やっぱり歌が大好き」→「ありがとう」の流れとか、SSA・1stのときと全然違ったなあと。

  • 福岡でも思ったけど、雨宮天の『絵本』が凄かったです。1日目の『Shooting Stars』でも音圧すごくて迫るものを感じたし、今回のツアーで一段も二段も階段登ってる感じしました。あと木戸ちゃん→天ちゃんというかなしほの流れが良い。

  • 1日目の『アイル』で「殻を破った」Machicoと翼の『Believe my change!』が素晴らしい。間奏前の台詞がすごく前向きなものになっていて、ツアーでの成長をすごく感じました。

  • やっぱり『未来飛行』は、リーダーとして色々なものを背負ったぴょん吉が歌うからこその曲だと思いました。大阪とは全然違ったね。

  • 最後『Thank You!』に繋ぐところでころあずがやらかしてましたが、すごくミリオンスターズ「らしい」なあと思いましたし、千秋楽をしんみりした感じじゃなくて笑顔で締めることができたという意味でも、「それでいいー!」展開だったのではないでしょうか。あの場面であれは笑うでしょw

2日目で特筆したいのはやっぱり『アライブファクター』そして『ハルカナミライ』。ころあず×Machicoの『アライブファクター』は、歌唱力と安定感が折り紙つきの2人がぶつかり合う迫力を感じて流石の一言でした。歌詞が「君と憧れて」「君と待ち焦がれ」になっていたそうで、共に並び立ち、更に高め合っていこうという仲間としての絆を感じる良い改変だなあと。そしてぴょんころのシズカナミライこと『ハルカナミライ』。この曲に感じたことを語るのに多くの言葉は必要なくて。あの時ステージ上で追いかけっこしていたぴょんころは、本当に未来と静香だったなあ、と。

ライブ全体の総括としては、本当に全国を回ってきたツアーの総決算、集大成として素晴らしいものだったなと思います。並々ならぬエネルギーと想いを感じました。個人的なところではやっぱり1日目のメンバーとセットリストが強すぎた。ついに担当アイドルが大きなステージで歌うところを見ることができて感無量だったし、桃子ちゃんが『THE IDOLM@STER』を歌っているというそれだけで嬉しかったです。

7公演すべてにLV含め参加してきましたが、普段メインメンバーとして参加しているメンバー以外の面々もとてもポテンシャル高いし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたなあと。今後もっと活躍の場が増えてほしいですね。リリイベみたいなミニライブをもっと色々やってほしいなあ。

次はいよいよ武道館、しかもミリオンスターズ全員出演。絶対に行かなければと思う反面、キャパはおそらく8000程度になると思うので確実に戦争。多々買わなければ生き残れない……。

3rdツアー感想まとめ。