Decoration Dreaming!

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ラブライブ! μ’s Final LoveLive! ~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~

無謀な夢から始まって、奇跡のようにすべてが繋がって。

2回のアニメを経て、劇場版、紅白出場、そして東京ドーム2days。『MOMENT RING』の歌詞を体現するようなμ'sのファイナルライブはまさしく「みんなで叶える物語」が叶った瞬間で、奇跡のようなライブだったなと思います。年度末・年度初めの平日の16時にもかかわらず超満員の東京ドーム。凄いところまで来たんだなあと。

劇場版で完膚なきまでに終わりを迎えたアニメにおけるμ's。そしてキャストたちとしてのμ'sの2015年の怒涛の展開は、劇場版の展開をなぞっているかのようで。そうして劇場版と同じように人気絶頂の中でファンに終わりを宣言する、ファイナルと銘打った3/31、4/1のこのライブ。限られた時間の中で精一杯輝く彼女たちの姿を目に焼き付けてきました。

μ'sの「会場全体を楽しませる」工夫はSSAでの5thで実感していたので、東京ドームでは何をするのかと思ってましたが、大規模な舞台装置を使ってのステージ構成は5thにも増して凄かった。アリーナのあちこちを通るトロッコは当然として、『Wonderful Rush』でステージそのものがアリーナ席の「上」を動き始めたときの驚き。そして『僕たちはひとつの光』の劇場版を再現した花のステージ。ダブルアンコールでμ'sのこれまでのライブの映像が流れる中で、ゆっくりと前方から登場したあの花を見た時の驚きと興奮は忘れられません。

セットリストは2日間ともほとんど同じで、アンコールの『きっと青春が聞こえる』が『どんなときもずっと』に変わったくらい。ファイナルだから出し惜しみはしないとばかりに詰め込まれた数々の曲。μ'sはほとんどの曲が全員曲で、しかもしっかり踊るわけで、それを40曲超え、5時間×2daysっていうのは尋常じゃないエネルギーと時間がかかっているだろうし、想いというか執念でできていたんじゃないかというくらいのものでした。以下ざっくり感想を。

  • 最初は新作アニメーション映像から。ハートで表された想いを各会場で繋いで、東京ドームにたどり着いた時は震えましたね。そして始まりの曲『僕らのLIVE 君とのLIFE』!

  • 今回のライブでいちばん楽しみにしてたのが『PSYCHIC FIRE』だったので、この曲にコールを入れられて大満足でした。このFinalという場にあって底抜けに明るく楽しく騒げるこの曲は本当に素晴らしい。

  • 『NO EXIT ORION』も聴けて嬉しかった曲。ことりがかっこいい系の曲を歌うのが好きなんですよね。『スピカテリブル』とかも聴いてみたかったなあ。

  • 『Angelic Angel』の扇子の軌跡は画像処理頑張ってましたが、1日目は処理ミスってよくわからない映像になってましたね……。2日目は修正されてた気がしますが。

  • 映画での『Hello, 星を数えて』『?←HEARTBEAT』『Future style』のミュージカル風の部分までしっかり再現して踊ってくるとは、流石という感じでした。

  • 『Super LOVE=Super LIVE!』は実に盛り上がる良い曲だなあと。「We are the one!!」と叫べた瞬間は会場がひとつになってた。そしてサイリウムの色替えも楽しかったですね。

  • 『Love wing bell』でりっぴーがすごく心をこめて丁寧に歌っているのが伝わってきて良かったです。最後にカメラに向かって一人ぺこりとおじぎしていたのがまたグッと来た。

  • 東京ドーム5万人の『Snow halation』は圧巻の一言。

  • 『MOMENT RING』の「無謀な夢から始まって、奇跡のようにすべてが繋がって」をとにかく実感する2日間でした。

特筆しておきたいのが、2日目最後、会場全体での『僕たちはひとつの光』大合唱の中で、μ'sも一緒に歌ったフレーズ。

「また会おう、呼んでくれるかい? 僕たちのこと」

ここでもう駄目でした。映画でも現地でも特に気にかけていなかったこのフレーズが、この最後の瞬間に腑に落ちてしまって。この瞬間のためのフレーズだったんだなと。気がついたら涙ぐんでました。これまでのμ'sとの楽しかった時間を振り返るような構成のライブの最後にこの曲を大合唱して、みんなで「いまが最高!」と叫んで終わるライブのなんと尊いことか。

今回のライブは「卒業式」だったんだと思います。呼べばまた会いに来てくれるかもしれないけれど、もう「スクールアイドル」ではなくなってしまうというか。パンフレットも卒業アルバムのような装丁だし。けれど『僕光』の歌詞にもある通り「さよならは言わない」。お別れの時間ではなくて、いつかまた会う約束をするための時間。自分の中ではそんな感じの解釈で落ち着いたFinalライブでした。

キャラクターとキャストの境界線が限りなく曖昧になるμ'sの世界観で、「南ことりを演じるのではなく、南ことりになりたいと思って歌いました!」という内田彩のようにキャラクターと融合するキャストもいれば、「絢瀬絵里「と」南條愛乃でした!」と言ったジョルノのようにキャラクターと共に歌ったキャストもいて。けれど間違いなかったのは、今回のステージは18人で作り上げたもので、いわゆる「2次元と3次元の融合」として今できる最高のものを見せてもらえたなと。

ライブとしての完成度なら5thのほうが上だったかもしれないけど、それでもやっぱり今回のFinalライブはすべてが特別だったし、ある種の伝説になったなあと思います。キャラクターとキャストの融合とか、大胆な舞台装置を使った演出とか、今回のライブで素晴らしかったところはたくさんあって。それでもやっぱり一番凄いのは、これだけ人気が出たμ'sというプロジェクトをしっかり「終わらせたこと」だと思うのです。ひとつの物語の終わりを見届けたのだなと。

みんなで叶える物語。

その夢が叶う瞬間に立ち会えたことはきっと忘れないし、この作品に出会えて、追いかけられたことは幸せでした。 そして「私たちはずっとμ'sです」という力強い言葉を胸に、いつかあるかもしれない再会の日を楽しみに待ちたいと思います。