Decoration Dreaming!

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Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR「あっちこっち行くけどごめんね!」@舞浜アンフィシアター

仙台出身としては地味に気になっていたWake Up, Girls!の単独ライブ。初めて見たのは去年のアニサマだったと思うのですが、その時見た『タチアガレ!』が凄く良かったので、もう少しちゃんと見てみようと思って聖地舞浜へと行ってきました。7列目となかなかの良席で、舞浜アンフィのステージの近さもあり入った瞬間テンション爆上がり。

激しいダンスを笑顔で踊る姿から、アニサマで垣間見た一生懸命さが伝わってくるステージ。フォーメーションもよく変わるので見ていて常に新鮮だし、場所によらずどのメンバーも見ることができるのはとても良いなと。『タチアガレ!』のサビのジャンプとか、ダイナミックな動きも多くて盛り上がる。デビューしたての頃はだいぶ不安定な印象のあったボーカルもすごく良くなっていて成長を感じました。特に吉岡茉祐の声の伸びと、田中美海のよく響く声が印象的でした。

特に注目していたのは山下七海。『シンデレラガールズ』の影響もあるんですけど、パフォーマンスにも光るものがあったなと。ダンスにキレがあり、ひとつひとつの動作が大きく躍動感があるので見ていて楽しいですね。ボイスもやや個性の強い感じではありますがだからこそよく通る。そしてスラっとした細くて綺麗な脚が素晴らしくて、つい見惚れてしまいました。これは推していきたい可愛さ。

曲としてはとにかく『少女交響曲』が素晴らしい。改めて聴くとほんと歌詞が響く曲ですごく好きだなあと。アニメだったり声優ユニットだったり、決して順風満帆ではなかったであろう彼女たちが「いっぱい悩んだ日々は、けっして無駄じゃないから」って歌い上げるのはほんともうね。彼女たちの努力が結実したライブを見ることができるのは嬉しいことだなと。あと「ひとつひとつの音を 大きなフーガにしよう」って部分のななみんの歌がとても好きです。

あとは夜公演だったので、ライブで聴きたいと思っていた『レザレクション』を聴けたのが嬉しい。なんとなくBiBi的な雰囲気を感じるこの曲、コール入れるのがすごく楽しかったです。『止まらない未来』も好きな曲。萌歌ちゃんボーカルの印象が強いので(CV:山本希望)、I-1メンバーでの歌唱も聴いてみたいところ。ライブで聴いてガラっと印象が変わったのは『Beyond the Bottom』。この壮大な世界観の曲をまさか最初に持ってくるとは思わなかったので驚きましたが、ライブ終わってから思い返すときに真っ先に思い浮かぶほど鮮烈に印象に残りました。軽やかに回るダンスが素敵。

夜公演だったのでななみんの誕生日をお祝いしたりもできて、WUG初体験としては大満足なライブでした。パフォーマンスも素晴らしかったし、何より「一生懸命さ」が伝わってくるのがとても良かったです。ライブも舞台も含め、また彼女たちのステージを見に行きたいですね。

ななみんが21歳の抱負で宣言した「いろんなところからワグナーさんを集めてきます!」的な言葉。あれはシンデレラ4thでPの心を掴んで、WUGに連れてくる的な意味だと受け取りました。実際それだけのポテンシャルがあるだけに、これからどんなパフォーマンスを魅せてくれるのかも楽しみです。まあSSAのチケットないんだけどな!!