Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN

765ミリオンスターズとしての初のイベント。これまで765とミリオンで色々曲を出しつつも765とミリオンが共演する機会はなかなか来なかったので、ようやくアイマスの単独ライブでの共演が叶ったのが嬉しい。武道館を終えたばかりのミリオンスターズですが、765ASのメンバーも含めての「765ミリオンスターズ」として、新たな第一歩となるイベントだったように思います。その初イベントが日本ではなく台湾だったのは、意図があったのかまだわかりませんが。

まずはミリオンのソロ曲を765メンバーと一緒に歌うメドレー。『ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン』の間奏の激しい踊りをえりこさんがやってるの新鮮でした。そしてミンゴスとはらみーの『透明なプロローグ』。ミンゴスがみっくの代わりを務めるのは急遽決まったことだろうに、ちゃんと振り付きで歌うの流石でした。

765ソロをミリオンと一緒に歌うメドレーは、もちょの『乙女よ大志を抱け!!』が可愛すぎる。『スタ→トスタ→』はぴょんさんが「未来」という歌詞を含むパートを歌って「えへへ~」って言ってたり、そういう細かいパート分けが気が利いてて良いなあと。3rd大阪でスージーがカバーした『風花』をはらみーと一緒に歌うのも良かったです。

デュエット&ユニット曲ゾーン、とにかく『ジャングル☆パーティー』が楽しすぎた。稲川英里は逸材だなあと改めて思いました。挨拶のときとかも含め、ちゃんと環してるんですよね。あさぽんもちゃんと亜美真美してるのがきっかけでファンになったところがあるので、順調におやぶんになりつつあります。更にはついにミンゴス参戦しての『Eternal Harmony』、念願のオリジナルメンバーの『深層マーメイド』『Persona Voice』とこのエリア強い。こちらも念願のぴょんとえりこさんの『ハルカナミライ』はほんと歌詞が染みるなあと。

2日目の歌マスで「日焼けはダメよ」のところでバッテン作るもちょ可愛いとか思ってたらそこにはらみーがやってきてハグされてからのもちょの慌てっぷりが可愛すぎました。その辺をばっちり抜いてくれたカメラさん有能すぎる。1日目のミンゴスの言葉を借りるなら、ほんと「もちょは世界の宝」というのを感じたイベントでした。トークでのもちょの謎ジェスチャーからのはらみーの流れとかも最高でした。

そしてラストを飾る『The world is all one!!』。ちょっと意外でしたが、考えてみればアイマス初の海外公演のラストを飾るのにこれほどふさわしい曲もありません。曲名通りの想いを込めてこの曲を歌うのとても良かったですね。

このイベントを象徴してたのは、『Dreaming!』の間奏で「私たちが765ミリオンスターズです!」って叫んだところかなあと。765とミリオンが手を取り合って「一緒に」未来を目指していく姿が感じられたというか。以前の「765プロの未来はここにある!」という台詞はあまりしっくりこない感じがあったのですが、ようやくここで繋がった感じがしました。ここが、これからが、765プロの未来だよ。

765メンバーのLTP/LTHソロ曲を聴きたかったというのもまた正直なところではありますが、このイベントの趣旨はあくまで「アイマス初の海外公演」なんですよね。そういう意味では765メンバーが代表曲歌うのは納得かなと。765メンバーのミリオンソロ曲はこれからきっと機会があるはずということで、これからのミリオンの展開に期待したいところです。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! DAY3 Starlight Theater @日本武道館

1日目2日目のつづき。

1日目と2日目のライブの構成や演出を見ていると「ついに武道館にたどり着いた」感は薄くて、あくまで通過点として捉えているような印象でした。ミリオンとして通っておくべき道を通ったというか。もう少し「念願の武道館」という感じで盛り上げてもよかった感はありつつ、ここがゴールになってしまってはいけないので難しい。765にとってのドームは「ゴール」になってしまった感があるので……。

もともとミリオンのライブは演出とかではなくパフォーマンスを魅せる方向で、その辺りシンデレラのライブとは方向性が違うなと思うのですが、武道館という場所にあってもそのスタンスを崩さないのは凄いなあと。

そんな訳で3日目の感想です。

  • 『Starry Melody』の最初からクライマックス感がすごい。この集大成感、武道館で歌うための歌だなあと思います。「たからものみたいな今日をうたおう」とか言われちゃうと響くよね……。

  • 稲川英里は前回の名古屋のときのデコが印象的すぎて、最初「この可愛い人誰だ?」ってなってました。キラキラの笑顔で元気にパフォーマンスしていて、まさしく環がいるって感じ。『ホップ♪ステップ♪レインボウ♪』楽しかったです。

  • 『リフレインキス』これはいけない。「ねぇ…しちゃう?」とかやばいでしょ。

  • 今まで何度もやってきた『素敵なキセキ』だからこそ、毎回何か楽しいことを!と模索している感じが凄いというか、観客を巻き込んで全力で楽しんでいく姿勢がすごいなあと。あとぴょんさん『メメント?モメント♪ルルルルル☆』でも『君との明日を願うから』でも「奇跡」って歌詞の部分を担当してて、毎回『素敵なキセキ』の振りを入れてくるのが何気に好きです。

  • 『永遠の花』、大人ユニットに桃子ちゃんが入って挑戦している感じですごく良いです。たかみなスージーという歌唱力軍団に負けてないと思うし、重要なパートを桃子ちゃんが任されてる比率が高い気がするんですよ。良い。あとたかみなが完全にこのみさんだった。

  • 武道館で桃子ちゃんの最初の歌『デコレーション・ドリ~ミンッ♪』を生で聴けたの感無量。担当が武道館のステージに立って堂々とパフォーマンスしている姿ってそれだけで感動ものです。2ndまでは大型ライブに出演できてなかっただけに尚更。嬉しい……。

  • めっちゃ楽しみにしていた『Sweet Sweet Soul』が予想通り楽しすぎました。もう楽しい! 可愛い! 最高! 以外の言葉が出てこないっていう。武道館後もひたすらSSSを聴き続けてたくらい好きです。くらっぴゅあはーん☆ ぷっちゃへんざー☆

  • うえしゃまは憑依型とか言われてますけど、ほんと『恋愛ロードランナー』凄かった。あれは降りてきてましたね。

  • TA02より『侠気乱舞』、桃子ちゃんが立派に歌っている姿に狂喜乱舞ですよもう。そして愛美がかっこいい。

  • 『ジャングル☆パーティー』でまた武道館が動物園に。めっちゃ盛り上がるコール曲ということもあって最高に楽しかったです。汗だくになりました。ウンババウッホッホ!

  • そしてそこからのまさかの、もちょとけーこおねーさまによる『little trip around the world』! これ不意打ちすぎてほんとやばかったです。予想してない角度からの担当2人のデュエットとか最高すぎるし幸せな時間だった……。素敵なせりももをありがとう。

  • 休む暇もなく大好きな『PRETTY DREAMER』。好きな曲なので盛り上がれて楽しかった!

  • 『ジレるハートに火をつけて』で泣きそうになるとは思わなかったです。灼熱少女のリーダーである琴葉は来れなかったけれど、魂は5人だった。うえしゃまもですが、ゆきよさんの魂込めっぷりが凄まじかったです。

  • 信号機ユニットによる『君との明日を願うから』、本当に聴けてよかった。ゲッサンの物語を全部積んで、これまでのミリオンの集大成を叩きつけてくるような思い入れの嵐でした。「私たちの夢は、きっと今ここだから」って武道館で言うんですよ。もう泣くでしょ。間奏から歌うパートギリギリまで、Machicoがじっとスタンド席を見上げていたのがすごく印象に残ってます。きっと武道館の光景を目に焼き付けていたんだろうなと。自分もしっかりとステージ上の3人、そして武道館の光景を目に焼き付けてました。次の「同じ夢」は50人揃うライブなのか、10thで約束したドームなのか。自分も同じ夢を見たいなと思います。

  • そしてそこからの新曲『Brand New Theater!』、これまでのミリオン全部入りって感じで涙腺にくる感じでした。「ThankYou! Welcome! Dreaming!」というこれまでの流れを継ぐ歌詞だったり、うろ覚えですが「最高を塗り替える」みたいな歌詞もあった気がして。そしてコールが一発目から揃うのすげえ。PPPHはとりあえず入れとけ的な流れがあるのでともかく、「Say Hello!」みたいな歌詞の追っかけも一発目から揃ったのは素直に驚きました。

武道館がゴールではなく、これからへ向けてのスタートでもあってほしいというのが参加する前の想いでした。今のブラウザ版は一見さんお断りな感じになっていると思っていて、何かブラウザ版以外の新たな軸が欲しいと。だからミリオンでは初めてガミPがステージ上に登場した時は嬉しかったですし、アプリ版『シアターデイズ』の発表が来てほんと良かった。リリースが待ち遠しい。

そして気合い入り過ぎな4周年記念PVも楽しすぎた。完全に絶叫上映会というか、1人キャラが出てくるたびに歓声の嵐というのは、あの時しか味わえない興奮だろうなと思います。特に琴葉が出てきた時の盛り上がりは凄かった。自分も叫び続けていて喉を潰してしまいました。映像中では765AS+シアターメンバーでの3daysライブが描かれていましたが、あれをいつか実現してほしいなと心から。アニメ化はSideMに先を越されてしまって、その点に関しては今でも正直複雑な気持ちなんですけど、今回の発表とPVを受けてあと2年くらいは待てるかなと思いました。SideMアニメ化発表からの1ヶ月は結構不安定だったので、前向きに受け止められるようになって良かったです。

「ぶどーかん」ライブの最後を飾るのはもちろん『Thank You!』。正直やるんじゃないかと思ってはいましたが、36人がステージ上に揃うのはやっぱり壮観でした。でもまさか発表されたばかりの『シアターデイズ』から琴葉のCGモデルが踊るなんて思わなかった。ステージ上で「37人」が歌ってるんですよ。あれはもうずるいでしょ泣くでしょ……。種田梨沙が参加できないことを込みで作り上げられた37人のステージ。感無量でしたね。

1stのころあず、2ndの『Sentimental Venus』、そして今回の種ちゃんもそうですが、ミリオンはほんと物語だなあと思うのです。決して順風満帆ではないけれど、最後はきっと笑って終われると信じさせてくれるというか。

見たかったものはすべて見れたし、何よりこれから先の未来を見せてくれた武道館ライブ。またひとつ「最高」を塗り替えてくれた、最高のステージでした。3days参戦できてよかった! 次は台湾で765との合同ライブ。先輩たちと一緒に立つステージで今度は何を見せてくれるのか。これからも楽しみです。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! DAY2 BlueMoon Theater @日本武道館

1日目のつづき。

今回の武道館ライブの構成は「ソロ3曲→ユニット曲1曲」を基本単位としていましたが、ソロ曲のラストで次の曲の演者が登場し、次曲の冒頭まで一緒に歌ったり踊ったりするという試みが行われていました。暗転をなくすことで時間を短縮するのが狙いでしょうが、普段は歌わない曲を歌ったりすることになるので、ちょっとした化学反応のようなものも見れて面白かったですね。

3日目にぴょんさんが言っていたように「これまでのミリオンスターズの曲をすべてライブで披露する」ことを果たしたので、これからはシンデレラで最近やっているようなソロ曲を2人以上で歌ったりするコラボレーションも面白いかも。

そんな訳で2日目、Bluemoon Theaterの感想です。

  • Vo振り勢を集めた2日目、『brave HARMONY』から度肝抜かれてました。ころあずが凄くキレッキレでびっくり。そういやころあず、ぴょんさんがいない状態で単独センターって初なんですよね。武道館に人一倍憧れていた最上静香を輝かせるためなのか、この日のころあずはちょっといつもと意識が違っていたように感じました。

  • こっこちゃんが最初の挨拶で「武道館でやってみたいことがあるんです」からの「ひとつ!」だけで天空騎士団七の誓いをバッチリ唱和できるの、流石練度高いPが集まってるなと。自分も全力で言えたので満足。そして『Maria Trap』素晴らしかった。自分は2ndのこの曲に惚れたからこそ騎士団に入ったんだよなあと。MC中も自分のターン以外ではずっと客席に手を振ってファンサービスしてくれるこっこちゃんほんと好き。

  • 『Raise the FLAG』、シビれました。ゆきよさんはこういう曲がほんとハマってて良い。Raise Up!できたの楽しかった。

  • 『Day After "Yesterday"』の「昨日願って投げた想いちゃんと受け取ったよ」を歌えたの良かった……。『恋の音色ライン』『夕風のメロディー』と合わせて、すぐお隣のサイエンスホールで行われたLTH09-10のリリイベぶりの曲だったので懐かしい気持ちになりました。

  • 『Precious Grain』、笑顔で楽しそうに歌ってて、この曲の新しい表情が見られたなあと。初めて聞いたSSAでころあずの歌の上手さに驚いたのを思い出しました。最上静香を最上に!

  • 歌唱力おばけユニットの『待ちぼうけのLacrima』、実際聴くとほんと凄まじくて、2日目のベストアクトだったかなと。歌声も表現も圧倒的で、ただただ聞き惚れてました。素晴らしい。

  • 『POKER POKER』、苦い思い出になってしまったとMCで語っていましたが、とても印象的な1曲でした。乙女ストームやサジタリウスではとても堂々としていたあべりかさんですら、真壁瑞希の1曲目ではあれだけ緊張するのかと。

  • 『P.S I Love You』、こっこちゃんが本当素敵すぎました。最後の「I love you...」が最高すぎるでしょ。

  • 『流星群』ではバンドリ効果なのかギターがすごく上達していて驚きました。髪の色もジュリアに近づけたりしていて、本当熱の入ったパフォーマンス。最後の「あたしと未来へ」でどこまでも伸びる声に痺れました。惚れるわ。何度も聞いてきたこの曲ですが、過去最高の流星群だったと思います。最高にロックでした。

  • 個人的には素晴らしかったと思っていた3rd幕張の『vivid color』が悔しかったと涙を流す駒形さん、自分に厳しくて、だけどだからこそ努力してこれだけの歌声を手に入れたんだなと思うと凄い。最後想いが溢れて涙が混じっていたところまで含めて、最高のパフォーマンスを見せてくれたなと思います。いや本当凄い逸材だ……。

  • 風の戦士お墨付きの『FIND YOUR WIND!』。綺麗で透き通った高音が伸びていくのが気持ちいいですね。良い風が吹いてました。

  • 本日のサプライズ枠『赤い世界が消える頃』、木戸ちゃんの「みいつけた」が可愛かったです。ミリオンはこういうテイストの曲でも完成度が高くて良いなあと思います。

  • 『Beat the World!!』、まさかのタオル曲でびっくりしたけど楽しかった! MCでも語ってましたが、いつかオリジナルメンバーでも聴きたいですね。

  • ミルキーウェイ4人の『星屑のシンフォニア』。フルメンバーじゃないんだよなあ、とか思ってたら間奏で「星井美希」を仕掛けてくるの反則でしょ。この曲のクライマックス感ほんと強い。泣きながら「最高の仲間で!」って歌うこっこちゃん良かった……。

  • 星空の歌から続いて突然の雨! 念願のクレシェンドブルー全員揃っての『Flooding』最高でした。揃った歌声を洪水のように叩きつけてくるような強さと鋭さ。そしてこういうかっこいい曲でもばっちり歌いこなすもちょのポテンシャルの高さと可愛さ。聴いててまさしくいろんな感情が溢れ出しそうでした。生で聴けて嬉しかったなあ。

2日目はアリーナC2というステージ正面ブロックの端あたりにいたんですが、最後の『Thank You!』のときにもちょが手を振ってくれたり、こっこちゃんが投げキッスしてくれたのやばかったです。やっぱりアリーナは強いなと思いました。

3日目につづく!

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! DAY1 Sunshine Theater @日本武道館

手作りのぶどーかん。

ミリオンライブ!はゲームや漫画でも曲の歌詞でも「武道館」をずっと夢見ていて、そんな彼女たちがついにたどり着いた夢の舞台、武道館。虹色の看板を掲げて、3daysでの開催。高まらないわけがない!

ミリオンはもっと早い段階から武道館に立とうと思えば立てたはずで、それでも急ぐことなく一歩一歩進んできました。1stで第一歩を踏み出し、2ndでより多くのメンバーの力を見せ、3rdでは全員がステージに立って、そしてようやくたどり着いたのがこの4thライブなのだなぁと思います。MCでは周年ライブだけではなくリリイベについて話すキャストも多くて、小さなイベントでも大事な一歩なのだなと。すぐお隣のサイエンスホールで開催されたLTH09-10のリリイベに参加していた身としては頷く場面が多かったり。

そんな訳で、ミリオンが一歩一歩進んできたからこその「今」が武道館なのだなと。登壇したガミPの「一歩一歩」発言はSideMライブでの軽率な発言に対するフォローの意味合いが強いのでしょうけど、それでもこの武道館の地は、一歩一歩進んできての集大成。THREE STARSとしてかつて立ったあの場所に、ミリオンスターズだけで立つ。そこで叫ぶ「ぶどーかん」という言葉は、これまでの積み重ねがあってこその重みがありました。

だいぶ長くなってしまったので、個別の感想は1日ずつ分けて書こうかと思います。

  • 開演前の応援プロデューサー紹介ムービー、可奈ちゃんのところで北沢志保さんがたくさんいたの面白かったです。

  • 開幕『Thank You!』でちょっと驚きましたが、武道館で歌う最初の歌は確かにこれしかないですね。そして締めくくりにもってくるかと思っていた『サンリズム・オーケストラ♪』が続くという構成。最初からクライマックス!

  • 最初のMCでカメラを横切って水を飲み、置きに行くタイミングがなくて水を持ったまま落ち着かない感じになってた木戸ちゃん面白かったです。でもそこからの『おまじない』は実にDJ木戸でした。

  • 『Happy Darling』全力でコールしていきなり喉が枯れる。

  • 『ランニング・ハイッ』がコール曲で楽しい! 「そうじゃない!そうじゃない!勝つため頑張ってる!」のところのトーンというかノリが好きです。

  • 念願の『アニマル☆ステイション』で武道館が動物園に。MCでも話題に出ましたが、仙台のときは無念だったであろうかぶりもの勢が今回もいたのも面白かったです。

  • 『IMPRESSION→LOCOMOTION』だったり『ファンタジスタ・カーニバル』だったりと聴きたかった「1曲目」が聴けて嬉しい。

  • どっかのMCでぽぽちゃんにMachicoが「色気のかけらもない」みたいなこと言ってたの面白かったです。仙台のときからまちことぽぽちゃんは安定のコンビだなあ。誕生日なのでたくさんおへそタッチしてたやり取りとかも面白かった。

  • 『微笑み日和』、1stライブのリベンジが叶ってよかった! ゆうちゃはどうしても1stの涙の印象が強いですが、3rd仙台そして4thと着実に成長を見せてくれてますね。あと「プレゼント」ではなく「贈り物」と言い直すところとか、すごくエミリーを愛してくれてる感じで良いなあと。

  • 『りんごのマーチ』もそうですが、田村奈央さんのなんというか純朴な歌声がほんとひなたっぽくて良いです。あとMCで結構変な人っぷりを発揮してたの面白かった。

  • 『Bonnes! Bonnes!! Vacances!!!』、「おかわりー!」できたので満足です。

  • 『創造は始まりの風を連れて』。自分の位置からはモニタ前が完全に死角なので最初よくわかってなかったのですが、モニタにキャスト名が出た瞬間に何もかも忘れて叫んでました。TA01のメンバー1人しかいなかったのにフルメンバー!? しかも衣装が変わってる! 武道館ライブ全体を通して、瞬間最大風速はここだったかもしれないです。サプライズメンバーがソロ部分を歌うたびの歓声が凄かった。大好きな曲なのでフルメンバーで聴けて嬉しかったです。もちょも最高に可愛いのですが、魔王たるこっこちゃんのイケボがめっちゃ良い。

  • そこからの『Emergence Vibe』も実に良い。いつか美希とのデュエットも聴いてみたいですね。

  • まさかの乙女ストーム全員集合での『Growing Storm!』。ずるい。最高。

  • 武道館を意識して作られたという『DIAMOND DAYS』、サビのところで「いえーーーい!」って叫べるの最高に楽しい。最後に「さいこーーー!」って叫べるのも気持ちいい。

ミリオンスターズ37人出演での武道館ライブが決まったとき、「あのユニットもこのユニットも揃うじゃん!」と喜んだのに、実際はメンバーがバラバラに散らされててちょっと悲しかったんですが、ちゃんと期待に応えてくれたことが嬉しかったです。そしてこのサプライズで、ああこれ各日程のメインメンバーが決まってるだけで実際は3日あわせて全員出演の1つのライブだ、というのもわかったので、そりゃあ2日目はクレブルに期待しちゃうよねっていう。

ちなみに1日目は北西スタンドの最後列で、関係者席のすぐ隣だったんですが、斜め後ろから見下ろすステージというのもなかなか新鮮でした。後ろ姿が見えたり会場全体が見えたりプロンプが見えたり。

2日目につづく!

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~

μ'sが築き上げた『ラブライブ!』ブランドという圧倒的な後押しを受けた状態でスタートしたAqours。アニメのストーリーもその点かなり自覚的に組まれていて、単にμ'sの後を追いかけてμ'sのようになろうとするのではなく、Aqours自身の輝きを見つけられるか、というのが焦点でした。そんなAqoursという物語の第一歩として、完璧な1stライブを見せてくれたと思います。これまでのイベントなどで積み重ねた彼女たち自身の経験とそれに裏付けられた実力。今回のライブはμ'sどうこうではなく、Aqours自身で踏み出した一歩だったなと。

それにしても、1stから横浜アリーナをきっちり埋めるその集客力は流石。自分もBD買って応募したんですが当然のように落ちまして、モチベーションだいぶ低くなりつつも一応LVくらいはと参加したんですが、やっぱり『ラブライブ!』は強かった。1日目だけの予定が急遽2日目もLV取って参戦するくらい楽しかったです。

Aqoursはプロジェクトスタートから、この1stライブという第一歩を目指して組み上げられていたんだなと感じるライブでした。1stシングルがアニメの最後の台詞でもある『君のこころは輝いてるかい?』で、そのカップリングが今回のテーマでもある『Step! ZERO to ONE』。それを踏まえてあのアニメと今回のライブを思い返すと、いろいろと腑に落ちることが多かったです。

演出もとにかく高レベルで、あと身も蓋もないですが金かかってるなと。まさかセンターステージの床そのものがモニターになってるとは……。演出効果としても良い感じに機能していたと思います。カメラワークも真上からのカットがあったりして面白かったし、『未熟DREAMER』のナイアガラの花火には度肝を抜かれました。μ'sで培った演出経験を更にレベルアップさせてきてるなと。

キャストとしては、とびきり輝いてたのが渡辺曜役のしゅかしゅーこと斉藤朱夏。1人だけ明らかに動きのレベルが違うんですよね。どの曲見ててもダンスがキレッキレだし、楽しそうに飛び跳ねてるし、ポーズも決まっていていちいちかっこいいんですよこれが。『決めたよHand in Hand』でのキレのいいターンを見た瞬間から気がつけば目で追ってたし、『夜空はなんでも知ってるの?』の間奏とか独壇場。ライブ全体を通して、とりあえず動きが良い人に目を向けるとだいたい斉藤朱夏なんですよ。ボーカルも安定してたし、一気に惹き込まれてしまいました。

あとは善子役の小林愛香。「一緒に堕天しよ☆」がたまらなかったのと、「だからヨハネよ!」の掛け合いの安定感が楽しかったです。脚が細くて見惚れてました。Aqoursのキャラ的には善子が好きなのでこちらも注目していきたいところ。キャストの人の名前と顔が一致しない状態での参加でしたが、1日でばっちり覚えられるくらいにはみんなキャラが立ってましたね。

曲は何といっても『想いよひとつになれ』に尽きます。『未熟DREAMER』後の暗転から気がつくとステージ上段にピアノが現れていて、桜内梨子役の逢田梨香子がこの世の終わりのような顔で階段を登っていくんですよ。ああ弾くのかと。鍵盤にカメラがセットされてるし、本人はめちゃくちゃ緊張してるしでガチなんだなと。ピアノを弾くような振りが印象的なこの曲で、ピアノも生演奏で梨子が奏でるという贅沢さ。前奏で高音から低音まで大胆にグリッサンドした瞬間の盛り上がりが凄かったです。コールするのも忘れてひたすらに見入ってしまいました。最後、やり遂げてシュシュをつけた腕を掲げるところまで完璧な1曲でした。このライブのベストアクトを選ぶならこの曲でしょう。

……というのが1日目の話。まさか2日目で更に心動かされることになろうとは。

1日目に比べて笑顔でピアノに近づいていくので、1日目を成功させたことで少し余裕が出たのかと思うのもつかの間。前奏のピアノを弾く振りのところでピアノの音が鳴らない。少ししてバックのオケの音も止まる。舞台上のメンバー含め戸惑う中、逢田梨香子が号泣していて。

そんな誰もが戸惑い静まり返る会場の中で、真っ先に彼女に駆け寄った伊波杏樹はまさしく高海千歌であり、Aqoursのリーダーだったなあと。すぐに再開できるのかは正直怪しいと思ってましたが、 「大丈夫だよ、もう1回やろ?」とメンバーが声をかけ、桜色一色に染まった会場に「梨香子!」コールが響く中少しずつ落ち着きを取り戻して、そして再開。今度はちゃんと前奏にピアノの音が響いた瞬間、すごく安心しました。

最後、アウトロを一音一音弾いていく彼女の指がすごく震えていて、それでも最後まで演奏しきった。あの状況から凄まじいプレッシャーの中でちゃんと立て直してやり切る、それがとにかく凄かったし、その姿に感動しました。

そしてその後のMCで謝る逢田梨香子に対して、「生ですもん! むしろこれぞライブですよ!」と、アクシデントを会場全体にとってポジティブな方向に向けていった伊波杏樹も素晴らしかったです。自分の感情としてもまさしくその通りで、本当に素晴らしいものを見せてくれてありがとうという気持ちでした。『想いよひとつになれ』というタイトル通り、まさにあの瞬間会場の想いはひとつになっていたと思います。

とまあ、このライブで印象的だったところを書くとひたすらに『想いよひとつになれ』の話になっちゃうんですが、他の曲についても軽く。

  • 1日目の1曲目『青空Jumping Heart』の歌い出しからトチってたの笑ってしまった。でもそのおかげかみんな満面の笑みでパフォーマンスできてたの良かったですね。あれで緊張がほぐれたのではと。

  • 上でも書きましたが『決めたよHand in Hand』のしゅかしゅーターンはほんと一気に惹き込まれましたね。キレッキレでした。そしてそこからの『ダイスキだったらダイジョウブ!』でも「ジャンプだ!」のところで毎回ジャンプしてるしゅかしゅーがほんとにかわいい。

  • アニメで一発で気に入った『夢で夜空を照らしたい』も良かったです。この曲ほんと好きなんですよね。サビで会場がオレンジ1色になってゆらゆらと揺れるのが幻想的でした。

  • Guilty Kissの『Strawberry Trapper』がめちゃくちゃ良かった。これはギルティですわ。マイクスタンドを使ったパフォーマンスもさることながら、ラストのハイキックがカッコ良すぎた。

あとはアニメとリンクした演出。アニメ前半のダイジェストから繋げた『未熟DREAMER』もですし、アニメ後半のダイジェストから繋げた演劇パートがとても良かったんですよ。アニメではあまりにも唐突すぎて呆気に取られてしまった演劇パートですが、ライブでやると物凄くハマっていたんですよね。最初からライブでやるためのパートだったんじゃないかと思うくらいしっくり来る演出で、アニメも含めて昇華された気がします。そしてそこからの『MIRAI TICKET』、そして『君のこころは輝いてるかい?』は美しい流れだったなあと。

今回のライブのテーマはアニメ後半と同じ「0から1に」を掲げていたわけですが、すばらしい第一歩となった1stライブだったと思います。μ'sとはまた違う、Aqoursとしての輝きを見せてもらえたなと。一歩を踏み出したAqoursの次のステップが急ぎすぎなんじゃないかってくらい一気に進んでて大丈夫かと思いつつも、自分はとにかく『想いよひとつになれ』に心動かされまくったので、これは追いかけるしかないなと。西武ドームでも行こうじゃないですか。チケット取れるならな!

ゆいかおり LIVE TOUR「Starlight Link」 @代々木第一体育館

2015年のキンスパで初めて見てからずっと気になっていたゆいかおり。単独行こうかなと思うも2016年の年始は流石に厳しく、武道館の追加公演はアイマスと被ってしまい、今回ようやく参加と相成りました。初のゆいかおり現場、思った以上の女性率の高さにびっくり。女性にも広く愛されているユニットなんだなあ。

初めて見たときに惹かれたシンクロダンスは単独ライブで見てもやはり素晴らしい。本当に2人のダンスの動きがピタッと揃ってるんですよね。同じ振り付けをしてるとかのレベルじゃなくて、腕を振る速度や止める角度、脚の開き方や曲げ方、ターンの速度とかそういうレベルで揃えてきてて、しかもそれを歌いながらこなすわけで、ほんとどれだけ練習してるんだろうっていう。

そしてそれだけ揃っているからこそ、2人が振りを変えているところがしっかり印象に残るし、左右対称に踊るダンスやコンビネーションの妙を感じられて。同じ振りをしているときはもちろん、くるくると立ち位置を変えながら歌うところも見応え抜群でした。これまで積み重ねてきた経験で磨き上げられたパフォーマンスに改めて魅せられたし、これを見に来たんだよなあと。

ふわっとした言い方ですが、すごくアイドルしてましたね。次々と衣装を変えながらステージを彩っていく、そのキラキラしてる感じがほんとアイドルでした。会場がピンクと青の2色に染まるのも綺麗。色替えとかあまりないから気楽に構えてたら、初めて聞く『真夏ハプニング』でUOを折り損ねたのは次への課題ということで。油断してた。

ゆいかおりのライブといいつつめっちゃ楽しみにしていた『Future Strike』で、自分がいた南スタンドすぐ近くのロイヤルステージから唯ちゃんが出てきたのも最高でした。『Vivid Strike!』のストーリーを思い返して歌詞を噛み締めつつ、力強いパフォーマンスを見ることができました。ドレスも可愛かったです。

音源ではそれほど印象に残ってなかった『カナリア』、2人がピースをバシッと揃える振りがすごく良くて一気に好きになりました。そしてダブルアンコール『Ring Ring Rainbow!!』はコールもすごくしっくり来る感じでとても盛り上がる。ちょうどキンスパの後に始まったアニメのOPだったこともあって、ゆいかおり曲としてかなり印象が強かったので聴けて良かったです。互いを向いての「いつもありがとう」「大好き、唯ちゃん」がほんと尊かった……。

小倉唯石原夏織が揃うことで生まれるシンクロやコンビネーションはここでしか見れないもので、見に来た甲斐があったなと思える楽しいライブでした。休憩中に流された映像も面白くて、特に唯ちゃんがハンマーでキャリさんの作ったライオンを潰すシーンは最高だったし、そんなところも含めて2人の絆を感じました。またライブがあるなら是非参加したいですね。