Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY

ゲームのリリースから1年弱、とうとうやってきたシャニマスの1stライブ。アイマス系の1stは現地行けない呪いにかかっているので今回もLVで参加しました。アイマスでアンフィは狭いとは感じつつも、演者さんがほとんど新人ということもあって必要なステップなのだろうなと。

初々しさとこれからの可能性を感じる良いライブだったと思います。見に行ったのが土曜公演ということもあってガチガチ感はあったけど、後半になるにつれて良くなっていたし、『Spread the Wings!!』なんかは最初とアンコール後では全然違ったなと。今回は土曜しか見てないんですが、日曜も参加していたらだいぶ印象違ったかも。

シャニマスでは大崎甘奈が好きなので、アルストロメリアが最高でした。『アルストロメリア』『ハピリリ』とも、曲もパフォーマンスもとても良かった。特に『アルストロメリア』の2番の甜花パートを千雪さんが(そしてカメラワーク的に映らなかったけどおそらくは甘奈も)見守っていたのがほんとアルストロメリア感があって、関係性をちゃんとキャストが体現してくれてるのが良かったですね。アルストロメリアというユニットの核は甘奈と甜花の共依存関係にあって、それを包み込む体で価値基準を曖昧に解きほぐしていく千雪さんによって補強される深い沼だなあと思います。アルストロメリア流幸福論に一度捕まったら離れられないのだ……。

放課後クライマックスガールズは最高に楽しかったし仕上がりすぎでしたね。『夢咲きAfter school』の1番ではナンバーワン言わないみたいな部分も含めて統率取れてて楽しかったし、『太陽キッス』もめちゃくちゃ青春感あって強い。そして何と言っても河野ひよりが完全に小宮果穂でナンバーワンだった。最後の挨拶で、涙を流しながら笑顔で「ずっと笑顔でいてください!」みたいなこと言うところまでほんとに小宮果穂でナンバーワン。あんなん見たら心震えちゃうでしょ……。あと丸岡和佳奈が完全に最近の和服キャラの系譜やってて面白かったです。立花理香高田憂希に続け。

アンティーカはビジュアル面の完成度高かった。名乗る前から割と誰が誰役なのかわかるところが強くて、特にまみみがめっちゃまみみだった。あとセンターのこがたん役の礒部花凜さんすこです。『バベルシティ・グレイス』の終盤で「アンティーカ!」って叫ぶのは気持ち良いなぁと。今のところ個人的興味からはやや遠めのユニットですが、もう少し力のある曲が来たら化けるかもしれない。

イルミネーションスターズは順番的なものもあるんでしょうけど土曜の最初はガチガチだった印象が強くて、日曜公演を見たかったな感があり。でもセンターユニットとしての貫禄というか、だまゆは切れの良いダンスで引っ張っていこうという姿勢を、近藤玲奈からはボーカルで引っ張っていこうという意志を、そして関根瞳からは笑顔で引っ張っていこうという決意を感じたような気がします。個のポテンシャルは高そうなので、これからどう成長していくのか楽しみですね。

セトリ的にはほぼ予想通りでしたが、アンコール後ラストが『Multicolored Sky』だったのはちょっと意外。でも改めて聴くと確かにこれはエンディングテーマ感あるし、最後歌詞に「オレンジ」って出てくるところで周りがUO折り始めたのはなるほどでしたね。完全に油断してたので次こそは折りたい……!

パフォーマンス的には最初で緊張していたであろうこともあってまだこれからかなという印象。中の人とキャラクターとの親和性は強いので、どちらかというとシンデレラ寄りの、キャラとその関係性ベースで攻めてくるコンテンツかなと感じました。ゲーム本編は正直やっぱり重いので程よい距離感で付き合いつつ、今後の展開も楽しみにしたいなと思います。

Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~ @さいたまスーパーアリーナ

Wake Up, Girls! が「約束の地」SSAにてファイナルを迎えるということで、その最後を見届けてきました。最後だからという感傷はあるにせよ、掛け値なしに素晴らしかったです。お疲れ様でした、ありがとう!

自分はWUGの単独ライブに行ったのは2回だけなのであまり多くは語れないですが、これまで積み重ねてきた努力がしっかりと表れていたステージだったと思います。色々あったし決して順風満帆ではなかっただろうけど、最後に大きく花開いて綺麗に幕を引き、その記憶を人々に刻みつけた1日。エモさの塊のようなライブでした。

ライブ本編はもう、最初に制服姿で現れて『タチアガレ!』を歌い始めた時点で色々思い出してエモかったです。やっぱり制服が一番WUGらしいなと感じるし、制服ななみんかわいい。あとサビだけとはいえついに『オオカミとピアノ』でシャンシャンできたのも嬉しかった。メドレー中にメンバーが1人1台のトロッコでアリーナを回っていたところで、今前を通っているキャラの色に客席がすばやくサイリウムを切り替えて、七色の虹がぐるぐる回っているようになっていたのは凄く綺麗だったなと。自分は400レベルだったので完全に蚊帳の外でしたが!

WUGで一番好きな曲である『少女交響曲』。長い旅の終着点でSSAに辿り着いて、そのステージで「いっぱい悩んだ日々は、決して無駄じゃないから」と歌うのはもうね。そしてSSAで白く染まったサイリウムの中で歌う『Beyond the Bottom』。単独ライブとしてあの劇場版の光景に辿り着いたのはエモエモでした。BtBは初めて行ったWUGのライブのオープニングナンバーだったこともあって思い出深いので、尚更良かったです。

MEMORIALベストアルバムの新曲の流れは、『海そしてシャッター通り』が始まったところで雰囲気がカチッと切り替わったように感じて、サイリウムも振らずに聴き入ってました。それはまさしく終わりに向かい始めた瞬間で。『さようならのパレード』は後ろに流れる手書きの歌詞が良い演出でした。「さようならはいやだよ、慣れることなんてない」。それでもちゃんと別れと向き合って、これが最後ですと言い切るライブだったのは強い。

アンコール後の『TUNAGO』。あまり意識したことはなかったですが、WUGって震災の復興を応援するコンテンツでもあったんだよなと。自分は仙台出身で、震災のときも仙台にいたので、仙台をホームと呼んで大切に活動してくれたのは嬉しい。まあ結局仙台でWUGのライブを見ることはなかったけども……。

そしてダブルアンコール。お別れの手紙とか読まれると、やっぱりグッとくるものがありますね。7人それぞれが自分なりの言葉で気持ちを伝えていく中で、かやたんが暴露したジョギング中に迷子になったよっぴーの話が印象的すぎて笑いました。あの涙の雰囲気の中で爆笑エピソードを提供してくれるのは流石。WUGが作詞したというアニメ新章の曲『Polaris』は、アニメ新章こそ脱落したもののとても印象に残りました。それで終わりかと思いきやまさかのトリプルアンコールからの『タチアガレ!』。綺麗に締めくくったなと。

WUG最後のステージを見届けることができて良かったです。メンバーが1人も抜けることなく7人全員で最後まで駆け抜けることができたというのは大きいと思うし、良い卒業式でした。自分が過去に参加したWUGの単独は曲数が少なめだったのでやや消化不良だったんですが、最後はすべてを詰め込んだ全身全霊全力投球みたいなライブを見せてくれたので大満足でした。今後はメンバーそれぞれ身につけた実力を別の現場で発揮してくれればなと。大槻唯とか鰐淵エモコとか折笠アユムとかまs……星川リリィとかね! WUGを巣立った後、それぞれの道でもう一度Wake Upしていく彼女たちの「人生第2章」を応援したいと思います。

TrySail Live Tour 2019 "The TrySail Odyssey" @幕張イベントホール

推しがいるライブの楽しさを教えてくれたTrySail幕張公演から9ヶ月、再び幕張の地で3rdアルバムを引っさげたツアーに参加してまいりました。もちょがいるからじゃなくてトラセというユニットみんなが好きだから参加するんだと、そう改めて思えたライブになったなと。

今回の幕張はアルバム発売直前の開催ということで、アルバムの新曲はすべて初披露になる絶妙なタイミング。手探り状態ながらも、新曲をライブで聴けるワクワク感が楽しかったです。特に『未来キュレーション』はポップな曲調がとても好きな上に振り付けがとにかく可愛くてですね……。首をかしげる感じで顔を手に乗せる振りとか、左右に交互に大きく動く振りとかめっちゃ良くないですか。衣装の可愛さもあってキュンキュンしてしまった。

ソロ曲シリーズ、もちょ『365xLOVE』はナンちゃんがご乱心してしまうのも分かる可愛さでした。ハート書いてふーってやるあの振り付けを間近で見たい。ナンスは自身が作詞に挑戦したというアルバムのリード曲『ファーストプロット』の初披露が聴けて良かった。天ちゃんの初日披露『Song for』、最後ひたすらに「いいんだよ」って肯定してくれるところがなんかすっごく励まされるというか救われるというか、しみじみ良い曲だなあと思いました。

あと『Make Me Happy?』の2番、1日目はナンスがもちょに抱きつこうとしたところをかわされ、2日目はナンスがハグ待ちポーズしてたらもちょがなでなでしてたあのやり取りが最高でした。今後も日によって違う展開を見ることができるのだろうか。目が離せない!

今回は初日Sブロック、2日目Lブロックとアリーナシャッフルの敗者だったのですが、トロッコのときだけは神席でした。『オリジナル。』や『センパイ』も良かったですが、1日目アンコール時の『ひかるカケラ』、「こんなに広い世界でキミと出逢えたよ」のところでもちょが目の前にいたの最高じゃないですか? もうもちょブレードを全力でもちょに向けて振るしかなかったよね……。

いろいろなTryが詰まった公演だったと思うのですが、賛否両論あるという意味でもライブの構成とセットリストが最大のTryだったのかなと。メドレー込みでの23曲、朗読劇やミニゲームのようなコーナーも廃してシンプルに短時間に詰め込んだ2時間のライブ。アルバム収録曲はすべてフル披露されるので、つまりは既存の人気曲は残りの枠を奪い合うことになるという。2daysでトロッコ曲やメドレー曲を大きく入れ替えてきたこともあってトータルでの満足度は高いものの、1日のみ参加だと好きな曲が来たかどうかで割と満足度変わりそう。メドレーは個人的には2日目に好きな曲が固まってたので。

特に1日目は『adrenaline!!!』を外してきたのが衝撃的でした。最近のトラセはフェスとか見ててもこの曲に頼り気味というか、人気ゆえに外せない曲になりつつあった気がするのでこれに頼らないことは評価したい感はありつつ、やっぱり聴けないと寂しいというか消化不良というか。次のぶち上がり曲がそろそろ欲しいところではある。とはいえ2日目はメドレーラストで『adrenaline!!!』を披露し、更にはアンコール曲を決めるくじ引き(もちょ単独と同じ仕組み)でも『adrenaline!!!』を引いてくれたおかげで2回も暴れられて大満足だったのですが! 体力全部使い果たしたよね……。

何にせよまだまだツアーは始まったばかり。自分はもう1箇所行く予定なので、アルバム聴き込んで次に向けて力を蓄えていこうと思います。

フライングドッグ10周年記念LIVE -犬フェス!-

ワルキューレのパフォーマンスを一度生で見てみたいなぁと思って応募した犬フェス、参戦してからもう1ヶ月が経ってしまった……。席はアリーナ最後方だったので現地LVという感じではありましたが楽しかったです。

噂には聞いてましたがワルキューレ、激しいダンスを踊りながらあれだけ安定したボーカルを響かせるの凄まじいな……。5人ともポテンシャルは高いのですが、やはり鈴木みのりとJUNNAが強い。力強いボーカルはやっぱり聴いていて気持ちが良いし、このボーカル力が今のワルキューレを支える柱なんだろうなと。披露されたのは3曲だったけどもっと色々な曲を見てみたいし、次の単独があればぜひ行きたいと思わせてくれるパフォーマンスでした。

坂本真綾は何だかんだで生で聴くのは初めてだった気がするのですが、いや流石に上手いですね……。FGO勢なので『逆光』が聴けて嬉しい。そしてお恥ずかしながらCCさくらを履修せずにこの世界に入った人なのですが、『プラチナ』って坂本真綾だったんですね。コール&レスポンスで「菅野よう子~、ふざけんなよ~」と、この日インフルで欠席となった菅野よう子を弄り倒すのは流石というか、すごい体験をしてしまった。しかも大トリ曲だからね!

あと梶浦由記FictionJunction YUUKAの『nowhere』を生で聴くことができたのは極上の体験だったなと。ゼロ年代後半にニコニコ動画にどっぷりハマっていた世代として、『ニコニコ組曲』で聞いた曲は魂に刻み込まれているものでして、人生の実績解除した気持ちになったり。石川智晶『アンインストール』も聴けて良かったです。

最近のギアスな流れの中でアリプロ『勇侠青春謳』を生で聴ける嬉しさとか、休憩時間にkzがDJしてた中で流れた『STAR RISE』すなわち「あんこ入り☆パスタライス」にも懐かしさを感じたりとか。フライングドッグというレーベルがこれまで積み重ねてきた作品の一部は、確かに自分の中で息づいているのだと実感したフェスでした。

いつもなら「またこういうフェスが開催されるといいな」みたいなことを書いて締めるのですが、ライブの最後に犬フェス2も発表されてしまったという。ワルキューレメンバーの個々の活躍ももちろん楽しみではあるけど、自分が今好きなのはワルキューレなので、ワルキューレの単独に期待したいと思います!

fhána 5th Anniversary SPECIAL LIVE @中野サンプラザホール

fhanaのライブは基本オルスタなので疲れるのがネック……と思っていたところに今回は待望のホールライブということで、参戦してきましたfhana5周年記念ライブ@中野サンプラザ。2階席の3列目という微妙な席だったんですけど、前2列が関係者席だったので見やすくはありました。ただ関係者がセトリの書かれた紙を広げて持ってたせいで開演前にちらっと見えてネタバレ食らってしまったのがなんとも。もう少し後ろに配慮してください!

今回は3部構成のライブでしたが、第1部ではこれまでのシングル曲全てとベストアルバムのリード曲の合計14曲を畳み掛けるように一気に演るという挑戦的なセットリスト。当然ここでアニタイ曲は使い切るわけなので、それでも後半しっかり盛り上げられるだけの曲が揃っているんだという自信を感じるような構成でした。fhanaを好きになったきっかけでもある『ワンダーステラ』を久々に聴けて良かったです。ちょうどFGOでプリヤコラボの期間中でもあったのでタイムリー。毎度のことながらtowanaのボーカルは素晴らしい。

第2部・第3部はアルバム曲やカップリング曲から強い曲がチョイスされている感じでした。『現在地』→『little secret magic』の流れは実に盛り上がる。そしてやっぱりfhanaのライブは『Outside of Melanchory ~憂鬱の向こう側~』を聴かなきゃねという感じ。でもやっぱり強いのは第1部で、『星屑のインターリュード』や『コメットルシファー』、『divine intervention』に『虹を編めたら』に『青空のラプソディ』と聴けて盛り上がらないはずがない。やっぱりfhanaのアニタイ曲は強いし、そのアニメの情景を思い浮かべながら、これまでの5年でfhanaが積み重ねてきた物語を感じました。しみじみと曲を楽しめる良いライブだったなと。

ベストアルバムのタイミングということもあって、これまでのベストであり総決算のようなライブでした。ここはfhanaがたどり着いた一つの到達点であり、そして新たな出発点だと思うので、これからfhanaがどんな曲を創っていくのか、それをまた楽しみにしたいと思います。

リスアニ!LIVE 2019 SATURDAY STAGE

2019年の推し事始め、リスアニLIVEは3年ぶりの参加です。前回参加したのいつだっけとブログの過去ログ漁ってたら、このブログ立ち上げて最初に書いたライブ感想がリスアニ2016だったんだなぁと気付きました。もう3年も経ってたのか。そろそろブログ名変えたい。

リスアニは各アーティストが5曲くらいやってくれるので、お目当てに対する満足度も高いし他のアーティストに興味を持つきっかけとしても良いライブだなぁと。実際fhanaの単独に行くようになったのはリスアニがきっかけだった気がします。あと生バンドなのも嬉しいし、貴重な機会でもあるのですよね。今回はアイマスのいる3日目は不参加ですが、そろそろシンデレラやミリオンでも生バンドやって欲しい。

トップバッターはころあず、すかすかOPの『DEAREST DROP』を聴けたのが良かったなと。あと「さっそく次の曲に行きましょう!」からの「次の曲なんでしたっけ?」とか、ころあずのコラボTシャツが完売したことに対してネガティブに「全然着てる人いない」「(販売数)5枚くらいですかね」と反応したりとか、流石ころあずという感じのMCでした。自己紹介でも年齢と所属事務所と代表作とか言い出すしな……。

やなぎなぎは『春擬き』『ユキトキ』と俺ガイル曲の強さを感じました。あと『ビードロ模様』聴けたのも良かったなあと。SideMは相変わらず動きが大きくキレッキレで見応えあるパフォーマンスでした。『Reason!!』盛り上がったなあ。ソロ・ユニット曲は知らないものが多かったですが、女性陣の声援が凄かったです。

ReoNaは何気にこの日のお目当ての一人だったりしたのですが、なかなか独特の雰囲気の人でしたね。最後の「じゃあな」はこだわりなのだろうか……。ハッピーシュガーライフの挿入歌だった『カナリア』聴けたのが良かったです。しょーこちゃんのことを思い浮かべながら聴いてた。『SWEET HURT』聴けなかったのは残念でしたがまた次の機会に。ASCAApocryphaのEDだった『KOE』がこの人だったのかーという。3月のパンタシアはスポットライト当てずカメラも微妙にピント外したりしてて、顔出しNGなんだろうけど仮面つけたりしないのは地味に好印象でした。『ピンクレモネード』良かったです。

水瀬いのりはやっぱり抜群に歌が上手い。『TRUST IN ETERNITY』、CMか何かでめっちゃ聞き覚えのある曲だったんですけど、これ水瀬いのりだったのか!という感じでした。あと『Wonder Caravan!』がとても良かったです。冒険に向かうワクワク感みたいなものが表現されているなと。えんどろ~のEDということで、作品の世界観とも合っていて好き。

TrySailはついにトリですよ! 水瀬いのりとどっちかだと思ってたのでトラセがトリを務めるところを見られて嬉しいし、良い推し事始めが出来たなと思います。もちょのソロライブで手に入れたMOMO BLADEを振ってました。セトリは順当に人気曲&新曲という感じでしたが、ラストを飾る『adrenaline!!!』はやっぱり最高に楽しかった。大サビでタイミングを合わせて全力で跳び、その瞬間に銀テープが発射され会場が明るくなるあの興奮は筆舌に尽くしがたいですね。また跳びたい!ということで、2月から始まるツアーも楽しみです。

2018年を振り返る

あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。

年間の作品振り返り、今年は舞台を移してこちらのブログでお送りします。一応この記事を書き始めたのは2018年なので、「今年」とあったら2018年のことだと思います。たぶん。

今年も色々と面白い作品に出会えましたということで、気に入った作品をご紹介します。

ハッピーシュガーライフ

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今年は何を差し置いてもまずはこれ。アニメ1話を見て衝撃を受け、すぐさま原作を全巻揃えて何度も読み返すくらいには刺さった作品。自分がこれだけ原作を短期間に何度も読み返した作品、思い返してもハヤテと超電磁砲くらいなのではなかろうか。ずっと愛とは何か探し続けてきたさとうが初めて見つけた感情の前に盲目になり、善悪判断すべてを脇に置いてしおを優先して行動する、その過程は傍から見ると狂気でしかないのですが、さとうがいろいろな感情を知って日々を彩っていくその様子はとても輝いていて。そんなさとうのために何かできないかと思って行動したしょーこちゃんの勇気と、最初はただ盲目的にさとうを信じていたしおが成長し自立していくその姿も見どころです。

本作はアニメが原作を追い越して完結したため、今後原作がアニメと同じ終わり方をするのかも注目なのですが、そのアニメの最終回が完璧だったんですよ。鮮やかな主人公の交代劇と「ハッピーシュガーライフ」という言葉の意味を塗り替えていくラスト。もうめちゃくちゃに感情が動かされてしまって、見終わった後はしばらく呆然としてしまって、見返さなければという使命感ともう一度見る怖さがないまぜになった日々を過ごしました。結局見返すまでに2週間くらいかかった気がする。

心が揺さぶられすぎて今でもあのラストについて整理はできてないのですが、それでもこの作品が大傑作であったということは間違いないです。最後にさとうが思い描いた未来の光景が本当にね……。人を選ぶ作品だとは思うので万人におすすめはしにくいですが、自分にとっては数年に一度レベルで琴線に触れた作品でした。気になる方はぜひ。

本好きの下剋上

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘I」 本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「本がないなら作ればいい!1」 本好きの下剋上(コミック)

なろうで連載されていてすでに完結しているこの作品、よく名前は見かけるので暇なときに読み始めたのですが、一度読み始めるとやめどころが見つからず没頭してしまう面白さでした。1ヶ月くらいの間は暇さえあればこれを読んでいたし、それほどに膨大な分量をまったく飽きさせずに読ませてくれるどころか、もっともっと読みたいと思わせてくれるのが凄い。第1部の序盤こそ少し退屈ですが、ベンノと出会うあたりから急激に面白くなるのでぜひ読んでみてほしいです。自分はWebで全部読んだのですが、最近書籍版で再度読み直していたりします。やっぱり面白い。

異世界転生ものということで、主人公・マインが元の世界の知識を使って色々したり膨大な魔力があったりといった要素はあるのですが、それ故に危険に巻き込まれたりして立場や環境が変わっていき、マインが大切にしているものから引き離されてしまうという構造が本当にもう。第2部のラストとか涙なしには見れないし、今でも読み返すたびに泣いてしまう……。

いやこれリアルタイムで追いかけたかったなあ。一応サブエピソードの連載は続いてるようなので、今後の展開にも期待したいところです。

Tokyo 7th シスターズ

Tokyo 7th Sisters Memorial Live in NIPPON BUDOKAN “Melody in the Pocket”(初回限定盤) [Blu-ray]

もう今年はね、7月に武道館で行われたメモリアルライブが素晴らしすぎた。演出から構成まで全てが洗練されていて、ナナシスライブとしてひとつの完成形だったんじゃないかと思います。「青空まで、歩いてきた」をキャッチフレーズとしたライブで、青空を映し出したステージに円陣を組んで現れて『僕らは青空になる』から始まるのって完璧じゃないですか? そしてそのたどり着いた青空を新しい『スタートライン』に定め直したんですよこれ。曲の完成度の高さはもちろんなんですけど、やっぱりエンターテイメントとしてのトータルでの世界観作りが素晴らしいなと。

やっぱり自分は777の面々が好きなんだなあと改めて思ったライブでもありました。アイドルが終わった世界でひたむきにアイドルしてる彼女たちの姿がたまらなく輝いてるんですよね。だから『STAY☆GOLD』の「奇跡みたいな僕らはみんないつかは消えてしまうけど、ひとつひとつの光がいつまでも色あせない黄金のメロディ」っていうのが凄く響いて。いつか終わるからこそ、そして終わりを見てきたからこそ今を全力で輝くアイドルの姿というか。応援できるうちに精一杯楽しんでいけたらと思ってます。

ゾンビランドサガ

ゾンビランドサガ SAGA.1 [Blu-ray]

最初は正直変なアニメ始まったなぁくらいの印象だったんですが、2話で唐突に始まったラップバトルで一気に引き込まれまして。まさかこの作品がアイドルの物語だとはまったく思ってなかったのですが、そこから着実にそして絶妙なバランスで、「ゾンビだからこそ描ける」アイドルの話を描き切った傑作であり怪作だと思います。まさかここまで化けるとは思ってなかった。特にリリィを描いた8話が素晴らしかった。死んだ子供がアイドルとして生前の感謝と愛を歌うなんてこの作品でしか描けないでしょ……。

謎もたくさん残ってますけど、さくらを中心とした見たいものはきっちり描いてくれたと思うので、あとはきっとあるであろう続編を楽しみにしたいと思います。ゾンビである以上この物語の最後に描かれるのは華々しい栄光ではないはずで、そこまで描ききって欲しいという気持ちと、そこはもうお茶を濁した今の状態のままでもいいような気もして複雑。とりあえずフランシュシュのライブに行きたいです。2ndライブとかアニサマとかよろしくお願いします。

やがて君になる

やがて君になる(6) (電撃コミックスNEXT) やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)

6巻がもうヤバくてですね。いつかこの時が来るとは思っていたけれど、いざ来てしまうとこれほどまでに鮮やかに物語が反転していくとは思っていなかったし、これを読んだ上でアニメを見ていたので、もう過去の1シーン1シーン見るたびに思わず声が出そうになる。本当に緻密に組み立てられているお話だなあと。アニメの出来も非常に良かったですね。終わり方こそ中途半端というか全然終わらせてなかったですが、今後2期とかに繋げていくには逆に良い終わりだったのかもしれない。

あと入間人間がノベライズとして「佐伯沙耶香について」というスピンオフを書いているのですがこちらも良かった。佐伯沙耶香の過去、女の子に恋するようになるまでのお話なのですが、もう本当に無駄がなく、なるべくしてなったのだなあという。実は入間人間作品を読むの初めてなのですが、心の機微というか、センシティブな話運びが抜群に上手いですね……。ノベライズも続編が決まったということで、こちらも楽しみにしております。

りゅうおうのおしごと!

りゅうおうのおしごと! 9 (GA文庫) 「りゅうおうのおしごと! 」Blu-ray vol.1(初回限定版)

とにかく夜叉神天衣を描いた9巻が素晴らしすぎて。挫折を味わった天衣に対して八一が将棋を通して想いを伝え、それに対して天衣が自分らしく応えて、そしてあのラストですよ! 孤高の少女としての天衣をずっと見てきたからこそ、自分の気持ちに素直になった「シンデレラ」天衣がもう本当に輝いていて。八一からのメッセージが4巻を反復してたりするのも上手いよなあ……。いやもうこれ泣くでしょって感じだったし、何度も読み返してしまった。

今年はアニメもあってそちらも面白かったです。動いて喋るあいが「だらぶち」って言うの最高に可愛い。アニメはキリがいいところまで一気にやった影響で削られてしまっているエピソードも多いので、アニメを楽しんだ方はぜひ原作でも補完してほしいなと。アニメ以降の原作もまたちゃんと面白いので。他のキャラの活躍の裏で追い詰められ続けている銀子が今後どんな物語を見せてくれるのか、2019年も楽しみです。

アイドルマスターシンデレラガールズ U149

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(4) SPECIAL EDITION (サイコミ)

安定と信頼のU149。たくさんのアイドルがいるシンデレラガールズにおいて、ここまで丁寧にそれぞれのキャラにスポットを当てて、周りのメンバーと助け合いながら物語を進めてくれるの本当に感謝しかない。プロデューサーもちゃんとプロデューサーしてるし、第3芸能課ではないアイドルたちもすごく良い先輩してるし、キャラクターへの愛が伝わってくる素晴らしい作品だと思います。個人的にはセクシーパンサーズフラグとして城ヶ崎莉嘉が出てきたのがとても嬉しくてですね。

あと今年はU149発で声がついた結城晴がライブで大活躍してくれていて、その相棒である的場梨沙を早くステージに立たせてあげたいという想いを新たにした年でもありました。U149からオリジナル曲『ドレミファクトリー!』も生まれ、ライブで披露してくれて嬉しかった。いつかU149単独ライブとかやって欲しいなあ。

トニカクカワイイ

トニカクカワイイ 1 (少年サンデーコミックス)

待望の畑先生の新作は、ナサと司が結婚するところから始まる「ハッピーエンドの先」を描く作品。ゴールしたその先の日常が見たいというのはそれまでの過程を知っているからこそという面もあるので、それがないキャラたちのイチャコラを見ても響きにくいところは正直あるのですが、ナサが3巻で言っていた「愛が証明されたから結婚するんじゃない。愛を証明するために結婚したんだ」という台詞はまさに端的にこの作品を表す言葉だと思っていて。その過程、愛の証明はこれからの日々で作られていくのだと思うし、ゴールしているからこそ描けるこれからが、少しずつそれまでにも彩りを与えてくれるんじゃないかと思ってます。

ハヤテとは違って考察するような要素は少ないのですが、ふとした時に意味深な台詞などが挟まれるのは流石という感じ。基本的にはイチャコラメインの作品なので司が刺さるかどうかで大きく反応が変わるなとは思いつつ、刺さらずとも微笑ましく二人の関係を眺められる作品になっていると思います。単行本が出た時くらいは感想書きたいと思いつつ……2019年の目標ということで。