Decoration Dreaming!

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Tokyo 7th シスターズ 5th Anniversary Live -SEASON OF LOVE- in Makuhari Messe

3rd・4thに続いて今回も遠路はるばる幕張まで行ったわけですが、今回の舞台はイベントホールではなく9-11展示場。現地見た印象としてはまだちょっとこの会場は早かった気がしますね。やっぱり武道館くらいのキャパが適正なんじゃないかという気はします。メモリアルライブ最高。

今回の5thライブで語るべきはやはりLe☆S☆Ca。ユニットの3分の2が交代するというとてつもなく大きな出来事を経ての初ステージ。吉井彩実さんの降板は仕方ない面もあるものの、藤田茜の降板はもう少し歩み寄れたんじゃないかと思うところがあって、正直まだ消化しきれてないところがあります。そんな中でニューシングルがリリースされての初舞台。今回のライブはLe☆S☆Caと向き合うためのライブだったような気がします。

そんな新生Le☆S☆Caですが、『YELLOW』の1番だけではっきりと「違う」と感じてしまったというのが正直なところ。レナはそこまで違和感ないんだけど、キョーコが全然違う。そしてキョーコは実は自分がナナシスに触れるきっかけとなったキャラでもあるので、そのキョーコが違うというのは正直厳しかったです。2日間いろいろ考えましたが、これまでと地続きの同じユニットとして見ることはできないなと感じました。自分が好きだったLe☆S☆Caをライブで見ることはもうできないんだなって。

この『YELLOW』『ひまわりのストーリー』という既存曲スタートは少し残酷だと思ったけど、それでもきっと必要なステップだったのだろうなと。MCパートでは「いつも通りだね」という植田ひかるのMCがだいぶ響きました。なにもかも違うからこそ、それを一番感じているであろう彼女の前向きなコメントに心揺さぶられてしまったというか。

そんな心模様の変遷を経た上で、変化に対するネガティブな感情をひっくるめて。

新生Le☆S☆Caの"ファーストシングル"である『ミツバチ』が素晴らしかったんですよ。

離れていった2人への想いが詰まった歌。メンバーが入れ替わるという辛い経験を、旅立った2人への感謝と応援の曲として昇華させた歌詞。そしてそんな曲を、初代Le☆S☆Caにおいてどちらかと言えばついていく側の立場だった植田ひかるが中心となって歌い上げるその光景。もう感情ぐちゃぐちゃですよね。はっきりと違いを突きつけられた後に、その新しいLe☆S☆Caからこんな歌が出てくるんだもの。歌い分けやフォーメーションまで含めてしっかりとこの曲を見て聴いて、心動かされてしまったわけですよ。このユニットは大きく変わってしまったけど、それでもまた前を向いて歩いていけるんだなって。メンバーチェンジを経たからこそ刺さるみたいなところはあるけど、そういうのも含めて「物語」なので。素晴らしい曲だなと思います。

このLe☆S☆Caは自分が好きだったLe☆S☆Caではないし、まだ井上ほの花が演じるキョーコとは向き合えてないし、これまでと同じ気持ちで追いかけることはできないけれど。今回1から出発した新しいユニットとして、ニュートラルな気持ちで新生Le☆S☆Caも応援していけたらいいなと思いました。

Le☆S☆Caの話だらけになってしまいましたが、Le☆S☆Ca以外の話も少し。

  • 今回はトロッコを結構活用してくれていて、両日Eブロックという席を引き当てた自分にとってはトロッコだけが人権という感じでした。777の自己紹介パートとかトロッコ近くて至福。あと「やる気元気中島」は今回のベスト自己紹介だったと思います。

  • WN4の『星屑☆シーカー』に繋げるところの「みんなのところに~……いくよっ☆」という始まり方が完璧だったんだよな。あと久々に『SAKURA』聴けて嬉しい。キラーチューンだらけのナナシスの中でも筆頭だと思ってます。

  • 七花少女、初々しさを感じる良いステージでした。『花咲キオトメ』も『スノードロップ』も大好き。あとまりんかかわいい。

  • KARAKURI、自分は2ndぶりということでかなり久々だったんですが、パフォーマンス凄い格好良くなってて驚きました。MCのポンコツぶりは相変わらずでしたが!

  • NI+CORAは両日大西沙織が不参加ということでどうするんだろと思ってましたが、山崎エリイが入っての特別バージョンで披露してくれたの良かったですね。ユニットが揃わないとき、ユニットごと不参加にすることを避けるナナシスのスタイルは割と好きです。SU♡SUTAのほうは流石に厳しかろうけども。

  • サンボンリボンの夏衣装めっちゃすき。アイドルっぽい衣装よりもこういう衣装のほうが日常風景を思い浮かべて刺さるところがある。

  • 4Uってエモいですね……。Le☆S☆Caで心乱れていた自分には、4Uのエモさがすごく優しく染み渡ってきたというか、今更になって単独ライブに行きたくなってきてしまった。『プレゼント・フォー・ユー』最高では?

  • 777の『夏陰』は六咲コニーとの別れの歌なんだろうけど、今回はLe☆S☆Caを思い浮かべながら聴いていたところがあります。その後に『ハルカゼ』に繋がるんだから、いつかLe☆S☆Caと"再会"できるといいなって。

両日とも4時間半という凄まじいボリュームの中にそれぞれのユニットができることを詰め込んだ、とても満足度の高いライブでした。人数的にもハンドリングが難しい規模になってきた中で、しっかりと密度のあるライブに仕上げてくれていて嬉しい。あと個人的にナナシスライブに2days行けたのは初なのでそこも嬉しかったです。堪能した。

その上で今回はとにかくLe☆S☆Caと向き合うライブだったし、『ミツバチ』がとにかく刺さったライブでした。上ではちょっとポジティブな感じでまとめたけど、正直心境としてはまだまだネガティブです。今後ポジティブに受け止められるようになるといいけど、はてさて……。

次のライブの発表がなかったのは少し寂しいところですが、次は12人での777☆SISTERSが見られるといいな。あとできれば777の各ユニットにも新曲を……。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 福岡 Fairy STATION

ぴゅあぴゅあAngel、きゅんきゅんPrincessに続くエモエモFairy公演は福岡にて。災害級の豪雨とかいう予報が出つつも、期間中割と雨雲が福岡を回避してくれたのでセーフでした。気がつけば3週間経ってましたが、感想をまとめておきます。

Fairyはとにかくどのユニットも強いなぁという中で、特筆したいのはJelly PoP Beans。自分は桃子担当なんですけど、どうもJelly PoP Beansというユニットにはピンと来てなくて。ゲームではロコが目についた人を誘って結成されましたが、言葉を飾らずに言えばFairyの他ユニット選定後に残ったメンバーで組んだユニットという印象が拭えなかったんですね。少なくとも初見ではユニットメンバーにコンセプトを感じなかったし、楽曲のコンセプトもピンと来なかった。そんな"じぇりぽ"を好きになることができたのは、今回最大の収穫でした。

自分はまあ割と面倒くさいPでして、自分としてしっくり来ない要素が多いものは好きになれないんですけど、そこに解釈をひとつ足して自分を納得させることができた途端に入れ込んでしまうというか。初日の『ART NEEDS HEART BEATS』を見ていて、このじぇりぽというユニットは、ロコが主軸のロコがプロデュースしたユニットというよりは、桃子がメインのユニットなんだという解釈を得たんですよね。解釈というかもはや天啓でした。他の人はそうは思ってないだろうし、担当目線みたいなものは間違いなくあるけれど、自分にとってこのユニットは桃子のユニットです。

桃子が全然タイプの違うロコ・昴・歩といった個性豊かなメンバーからいろんな刺激を受けて、こういうのもアリかもって思えて、桃子自身が最高に楽しんでパフォーマンスをする。桃子がバラバラな個性をひとつにまとめて1かける4をミリオンにする、そんな化学反応を初日の『ART NEEDS HEART BEATS』を聴いて感じたんですよ。あの曲を踊る桃子のなんと楽しそうだったことか。幸いにも初日は割とアリーナ前方だったので、桃子すなわちけーしゃまのパフォーマンスをしっかり見られたんですけど、あのダンスから桃子が楽しんでることがめちゃくちゃ伝わってくるんですよ。レトロポップというのは桃子もきっとピンと来るようなコンセプトではなかったと思うけど、MCでも言ってたようにプロだからとちゃんとモノにしてくる、そんな姿も含めてとても良くって。『月曜日のクリームソーダ』、大好きな曲になりました。タップダンスも良かったです。

D/Zealは単純に強い。ボーカル極振りみたいなユニットが、ジュリアのギターとともに『流星群』歌って強くないわけがないんだよなあ。バンドリなんかの経験がアイマスのステージにフィードバックされて、ついには『SING MY SONG』のオケがギター1本だけという域にまで辿り着いてしまったの改めて凄いなと思います。そしてドラマCDの物語を経ての『餞の鳥』。演出もバシッと決まっていて良かったし、やっぱり物語を積んで描かれる楽曲の世界観というのは強いなと。Fairyの物語の実に半分で死んでいる千早への餞になったことでしょう。あと静香とジュリアの子猫ちゃんコントが面白かったです。シズ、完全にジュリアの舎弟であった。

夜想令嬢は完全に最初から最後までミュージカルで通すというかなり思い切った構成。『昏き星、遠い月』と『Everlasting』の2曲だけでしたが、これがこのユニットでやりたかったことなんだなと。この人達は「演じる」プロなのだと改めて感じる熱演だったと思います。初日はずっと座って観ていたのに対し、2日目は終演後1人、また1人と立ち上がってスタンディングオベーションになってましたね。ミュージカル自体はドラマCDのダイジェストで、単体で見るとちょっとぶつ切れ感があったのが惜しいところではあります。物語的にはノエルの無邪気な残酷さが最高なので、続編欲しいなぁと思ったりするんですが追加公演はどうなるのか。いやくぎゅはいないんですけど。

EScapeはFairyでは唯一これまで通り765カバー曲を披露する構成。ここまで来るとEScapeにも一工夫ほしかったと思ってしまうのは贅沢かな。パフォーマンス的にはFairyでも一番好きなユニットでして、『I.D ~EScape from Utopia~』素晴らしかったなあと。ラスト『LOST』でミリシタのカードイラストを再現するのは、カメラが真上から写った瞬間思わず鳥肌でした。なんでカバーが『LOST』なんだろうと初日は思ってたんですけど、歌詞をよく読むとこれは千早と出会えた感謝の曲として解釈できるんですね。ピコプラを彷彿とした光る衣装も良かったです。追加公演では、最後に感情を手に入れたセリカ型と一緒に歌うとかあっても良いと思うんですけどいかがでしょうか。

後半戦、『瑠璃色金魚と花菖蒲』は改めて圧巻の歌声。『鳥籠スクリプチュア』では久々に天空騎士団の誓いを叫べて満足です。『ローリング△さんかく』はちゃんとUOでさんかくできて5thのリベンジできて良かったし、改めて良い曲だなあと。まさかのしずしほ『Decided』、元々好きな曲をこのコンビで歌ってくれるの最高。『侠気乱舞』が来たのはもう狂喜乱舞ですよ。ジュリアと桃子がいるとはいえまさかラストを飾ってくれるなんて。

ただ個人的には、ソロのトリを昴が飾ったのは首を傾げるところ。どうしても自分には「5thを欠席したから」昴がトリになったように見えてしまって、演者の事情をキャラクター性が関わる部分に持ち込むのはちょっと違うかなと。仙台が翼、神戸が未来と来てるんだから、ラストは静香の『Catch my dream』で飾ってほしかったなあ。

追加公演が発表されたのは「UNI-ON@IR!!!!」というタイトルの「!」が元々4つだったので予想通りではあるんですが、これまで通りのユニット中心での構成のようなので蛇足にならないかちょっと不安だったりします。これまでの地方公演と同じことをやっては「総集編」になってしまうだけだし、どうするつもりなんだろう。期待値は上げすぎず、けれどまたあのユニットたちに出会えることを楽しみにしたいと思います。

ランティス祭り2019 A・R・I・G・A・T・O ANISONG (day3)

ランティス祭り、初日時点で聞こえてくる評判がだいぶアレだったのでだいぶ期待値下げながらの3日目だけの参加だったんですが、前評判を覆す楽しさでした。ちなみに席は指定席の後ろから2列目とかいうクソ席だったのでまあほぼ現地LVという感じではありましたが……。

特筆すべきはやっぱりSOS団で、まさか2019年に5人全員揃っての『ハレ晴レユカイ』を拝めるとは思ってなかったんですよね。自分にとってオタクとしてのルーツとなる作品の1つなので思い入れは深いし、自分でもこんなに感情が振り切れるとは思わなかったというくらい感動しました。他のアーティストが1曲とかで退場していく中5曲やるという凄まじい厚遇ですが、何を目当てに来た人でもブチ上がってて改めてすごい作品だなと。『恋のミクル伝説』を生で聴けるとはなあ……。5人揃ってのハレ晴レは12年ぶり、フルバージョンに至っては初らしくて、貴重な機会に居合わせることができたと思うし、これだけでも来た甲斐があった。

お目当てだったミリオンはUNION→DD→BNTというツアーで聴ける曲からのチョイスだったので、楽しかったし盛り上がったけど正直物足りない。アニサマ2017-2018のように「周年ライブでは聴けないもの」を見せてほしかった、というのは3曲もらっておいて贅沢かな。アニサマのセトリがすごかったのだと考えるべきかもしれない。

ラブライブ!虹ヶ咲は初めて見たし『TOKIMEKI Runners』も良かったけど流石に遠すぎて個々のパフォーマンスにまでは目が行かず。その後のMCコーナーでキャラ紹介をしていたのは機会を有効活用していて良かったのではと。知ってる声優さんがいると興味を持つものですし。Aqoursの各ユニットは2曲ずつもらっていて優遇されてるなと感じつつ、客層を考えれば正しいんだろうなと。久々に『Strawberry Trapper』とか『元気全開DAY! DAY! DAY!』聴けて楽しかった。やっぱりギルキスなんだよなあ。

スフィアはやっぱりアイドル力が高くて、貫禄のパフォーマンスだったなと。5年後くらいにトラセもこんな感じになっているんだろうか、とか思いながら見てました。毎回「曲は聞いたことあるのに曲名を知らない」感じなのでそろそろちゃんと履修したほうが良いだろうか……。JAMとのコラボも良かったです。あとはっしーが『ワガママMIRROR HEART』『NOISY LOVE POWER☆』とめちゃくちゃ盛り上がる2曲をチョイスしていて最高。『ワガママMIRROR HEART』好きなんですよ……。

全体としては色々粗があるイベントだったというか、アーティスト間の扱いの差が大きかったりして特定のアーティスト目当てで行くと満足度低くなるところはあったなと。ただSOS団を見られたのはそれを補って余りある体験だったなと思うのでトータルでの満足度は高かったです。次があるならもう少し構成をしっかり考えて、犬フェスみたいに休憩中も楽しめる工夫があると嬉しいかなと思いました。あと願わくば、願わくばもう一度『U・N・M・E・I ライブ』をですね……(ない)

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 神戸 Princess STATION

仙台でセトリ構成は判明したためあまり驚きはなさそうかなと思って臨んだ神戸公演でしたが、曲や構成にあまり驚きがない分を演出の驚きでカバーするような、非常に演出が冴え渡っていた公演だったように思います。同じような構成でもここまで方向性を変えられるんだなあという新鮮さがあった公演でした。両日LVでの参加。

STAR ELEMENTSはCD発売前ということでドラマCDは聴けていない上、視聴動画も公開せずミリラジでもほとんど触れずと情報が隠されていた切り札『ギブミーメタファー』を最大限に活かす構成と演出で痺れました。『Episode. Tiara』のティアラというモチーフと未来・琴葉・可奈というセンター級のキャラ3人の組み合わせから超正統派王道系ユニットだと思っていたスタエレが、まさかあんなユニットだったとは。キラキラしたい、輝きたい!みたいな王道はちと食傷気味なのでこういう方向性は大歓迎だし『ギブミーメタファー』良かったです。ドラマCDで和解して、川辺で殴り合った後の友情みたいなキラキラユニットになってしまうかもしれないけど、このギスギスした今のスタエレが自分は大好きです。あとあの制服衣装めっちゃ好きです。

CharlotteCharlotteはもう、あのお人形のような衣装が可愛すぎる&完成度高すぎて。『フタリの記憶』、シャルシャロにこれほどマッチする曲も無いよなぁと。9th以来ということで懐かしい気分にもなりつつ、ドールケースの中でほとんど動かず静かに力強く歌い上げていくこの曲、演出もマッチしていてこのライブ中でも随一の完成度だったのではと。『ミラージュ・ミラー』ラスサビのその場から動かずビシッと相手に手を伸ばす振りがすごく好き。あとひたすら諏訪ちゃんを可愛い可愛い連呼するMCも良かったですね……!

トゥインクルリズムは楽曲の方向性として割とネタ寄りなのであまり警戒してなかったんですが、『Tomorrow Program』の演出が天才的すぎてもう拍手でしたね。エンディングテーマ風の楽曲に合わせたスタッフロールで、役割と歌詞をセットにして流していく演出。業界用語の解説なんかも出てきて面白いし、「カンペは出てるんだ」という歌詞に合わせてステージ上のプロンプターが映されるのはLV会場拍手でした。そして「役割と歌詞」が流れるという演出で最後に出てきたのが「プロデューサー キミだよ」っていうのが本当に決まりすぎててもう。このライブで一番印象的だった曲だと思うし、これはこの映像演出を現地で余すことなく見たかったなあ。

閃光☆HANABI団は和太鼓と一緒に登場、生バンド的な気分になってお得だし『BORN ON DREAM!』も『咲くは浮世の君花火』も盛り上がった。そしてダンスを見てるとやっぱりうえしゃまに目が行ってしまう。あの楽しくて仕方がない!みたいな気持ちが伝わってくるダンスはうみみの表現そのものだし、『スポーツ!スポーツ!スポーツ!』まで含めて今回もバッチリうみみが憑依してたなと。自分はダンスの「情報量」が多い人が好きなんだなあと改めて。

後半パートも軽く触れると、『WE ARE ONE!!』は5thに続いて会場のボルテージを一段上げていく盛り上がりでした。『あめにうたおう♪』はモニタに歌詞を出すという念の入れようできっちり5thのリベンジを果たしていた。久々の『Super Lover』で青と赤を描いたのは楽しかったし、『未来飛行』は2nd・3rdとはまた違った表現を見せてくれて良かったですね。久々のオリメン『Understand? Understand!』も嬉しいし、『PRETTY DREAMER』はやっぱりブチ上がる曲だなあと。

そんな訳で楽しいPrincess公演でした。唯一担当がいない属性ということで気楽にファンとして楽しみに来た感じでしたが、ライブにおける演出の妙みたいなものを改めて感じることができて良い公演だったのではと思います。次はFairyということで担当案件でもあるので楽しみ。福岡行くので牧のうどんも食べるよ~(o・∇・o)

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 仙台 Angel STATION

平成最後のアイマスライブは仙台にて、ミリオン6thライブ。ミリオンは3rdツアーでも仙台に来ていて、6thがツアーだと発表されたときも自分は「また仙台にもちょが来てほしい」と言ってたわけですが、本当に仙台にもちょが来てくれて嬉しい。平成最後のライブが地元で、しかも推しと一緒に過ごせるとか最高じゃない?

今回は音楽番組をテーマとした属性別公演。ユニット中心の構成ということで前半は各ユニットが順番に出てくる形式でしたが、まさかの765ASカバーをユニットごとに披露していく流れでびっくり。自分はライブに驚きを求めるタイプでして、何が来るのかわからないワクワク感がとても大切だと思うのでこれは良い試みだなあと。後半はごちゃ混ぜのソロ&ユニット曲。ソロ以外のセットリストは2daysほぼ同じでしたが、1日目LV2日目現地だったので、1日目に「これは現地で聴きたかった……」ってなってた曲が2日目に回収できて嬉しかったり。

今回一番楽しみにしていたのはピコピコプラネッツ。登場時にいきなり衣装が光ってて原作再現力が高い。期待通り『ピコピコIIKO!インベーダー』最高に楽しかったです。この曲の「幼年期のみんな~!(o・∇・o)」がとにかく好きなんですよね。この台詞を星梨花が言うのが最高というか、ピコプラのドラマCDやゲームのコミュ的には深い意味はなさそうですが、価値観が違うミリオン星人がナチュラルに地球人を幼年期扱いする感じがめっちゃ好きなんですよ。箱崎オーバーロード・星梨花

ショート版聴いた時点で「幼年期のみんな~!」のところで絶対叫びたいと思ってたんですが、フルではちゃんと落ちサビで「はーい!」って叫べるようになってたのでもう全力ですよ。『Get lol! Get lol! SONG』も輪唱が新鮮で楽しかったし、この曲を自分の故郷・仙台で聴けたっていうのが感慨深い。脳内で延々流れ続ける不思議な中毒性がある曲だと思います。あとトークパートで幼年期を見つけるとすかさず「ミツケター!」するピコプラも最高でした。こんなに広い世界で君を見つけたよ。

MTGシリーズのユニット攻勢はドラマCDパートと楽曲2曲からなっていて、これの強みは曲に「物語」を乗せられることだと思ってます。曲単体とゲーム内でのコミュだけだと好きなキャラがいないユニットへの思い入れはどうしても薄れがちなんですけど、ドラマでたっぷりそのユニットの世界観に浸ると思い入れが増すんですよね。もちろんシナリオによって出来に差はあるけど、その曲や歌詞に思い入れが乗るのは作品への没入感を高める上で大きい。今回はちゃんとAngel全ユニットのドラマを聴いてから臨んだおかげで、765カバーを含めた各ユニットの演出をしっかり楽しめました。

そういう意味で特に良かったのがCleaskyで、ドラマCD聴いてから曲を聴くとドラマを思い出して涙腺に来るんですよね。『想い出はクリアスカイ』はアップテンポで盛り上がる曲調も好きなんですけど、ドラマを経て歌詞がより響くようになって。「満天の星の輝きが離れても二人を繋いでくれる」「でも本当は会いたいな、すぐ会いたいんだ」ってもうさあ……素晴らしかったです。Cleasky尊い。モデル風演出からスタートしたりるきゃんはとにかくMachicoの可愛さがヤバかったです。彼氏になりたい。4Luxuryはトリを務めるのも納得のパフォーマンスでした。現地で見ると『RED ZONE』のモニタに映る炎の演出が大迫力で、現地でこそ得られる体験だったなと。そしてやっぱり『花ざかりWeekend✿』が強い。「It's like a magic!!」からのぴらみさんのボーカルやばいでしょ……。平成最後の花ざかり(3回目)、最高でした。

ソロ&ユニット曲、『プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!』で登場した茜ちゃん人形のダンスがキレッキレすぎてやばかったですね……。完全にちゃきちゃんよりも目立ってたぞアレ。純真無垢な環がまっすぐに歌詞でぶっ刺してくる『BOUNCING♪ SMILE!』、「つまんないコトはやめちゃえっ!」にそれな……と思いながら元気をもらいました。そしてそこからの『夢色トレイン』はもちょが天使だった。久々にきゅんきゅんした。

そして何といってもアリエスのオリメンが揃った『Sweet Sweet Soul』ですよ。ほんと星梨花にラップ歌わせるっていうのが天才的だよなあと毎回思います。今回の間奏のFREE STYLEパートでは仙台バージョンのラップが披露されていて、1日目LVでこれを見て現地で聴きたかったとショックを受けてたら2日目にも来てくれたのでもう嬉しくて。全力でくらっぴゅあはーんしてでっかく騒げたので大満足でした。堪能した。はやくBDください。

2日目のソロ曲では『ファンタジスタ・カーニバル』『FIND YOUR WIND!』『Happy Darling』『ロケットスター☆』って選出がもうね、こんなん盛り上がらないわけないでしょっていう。コール最高難易度の曲と言われ続けているハピダリでは、トーク中でも触れられてましたがモニタにコール出してくれてたので迷いなく全力で叫べて良かった。『ロケットスター☆』も翼らしさに溢れた曲で大好き。翼ー!って叫べたの最高でしたね……。

そんな訳で最高に楽しかったし、最高にぴゅあぴゅあになれました。やっぱり現地の熱気とか盛り上がりってそれだけでライブ体験をガラッと変えるものだなあと改めて。ユニットを全面に出したライブになっていて、衣装や曲はもちろん、そのユニットの世界観や765カバーも楽しめる良いライブだったと思います。Princess, Fairyも楽しみ!

あと2日間もちょトークがキレッキレで最高でした。「幼年期のみんな~! 更年期の人のほうが多いかも……」とか「牛タンラー油でご飯が無限に食べられます!今日は最高に美味しかった……じゃない、楽しかったでーす!」とか、トークが本当にもちょだった。3年前の仙台でも「牛タンシチュー最高でした、また絶対仙台来たいです!あ、ライブをやりに!」とか言ってたので歴史は繰り返す。繰り返してくれてありがとう。LINEでももちょとナンスが牛タンシチューのやり取りしてて笑った。牛タンラー油は元々知ってて家にもあったけど追加で買って帰りました。

ちなみに自分の参加した平成最後のライブがこれだったんですけど、令和最初のライブは5/4のトラセ新潟公演でして、つまり平成最後も令和最初ももちょに会えたという、もちょ推しとしては良い平成の締めくくりと令和のスタートになったなと。もちょはトラセ新潟のトークでも触れるくらいに牛タンラー油がお気に入りの様子で、もちょが仙台の食べ物についておいしそうに語ってくれると仙台出身勢としては本当に幸せな気持ちになるんですよね……。また仙台に来てほしいなと思います! TrySailの仙台公演はランティス祭りと被ったけど!

THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY

ゲームのリリースから1年弱、とうとうやってきたシャニマスの1stライブ。アイマス系の1stは現地行けない呪いにかかっているので今回もLVで参加しました。アイマスでアンフィは狭いとは感じつつも、演者さんがほとんど新人ということもあって必要なステップなのだろうなと。

初々しさとこれからの可能性を感じる良いライブだったと思います。見に行ったのが土曜公演ということもあってガチガチ感はあったけど、後半になるにつれて良くなっていたし、『Spread the Wings!!』なんかは最初とアンコール後では全然違ったなと。今回は土曜しか見てないんですが、日曜も参加していたらだいぶ印象違ったかも。

シャニマスでは大崎甘奈が好きなので、アルストロメリアが最高でした。『アルストロメリア』『ハピリリ』とも、曲もパフォーマンスもとても良かった。特に『アルストロメリア』の2番の甜花パートを千雪さんが(そしてカメラワーク的に映らなかったけどおそらくは甘奈も)見守っていたのがほんとアルストロメリア感があって、関係性をちゃんとキャストが体現してくれてるのが良かったですね。アルストロメリアというユニットの核は甘奈と甜花の共依存関係にあって、それを包み込む体で価値基準を曖昧に解きほぐしていく千雪さんによって補強される深い沼だなあと思います。アルストロメリア流幸福論に一度捕まったら離れられないのだ……。

放課後クライマックスガールズは最高に楽しかったし仕上がりすぎでしたね。『夢咲きAfter school』の1番ではナンバーワン言わないみたいな部分も含めて統率取れてて楽しかったし、『太陽キッス』もめちゃくちゃ青春感あって強い。そして何と言っても河野ひよりが完全に小宮果穂でナンバーワンだった。最後の挨拶で、涙を流しながら笑顔で「ずっと笑顔でいてください!」みたいなこと言うところまでほんとに小宮果穂でナンバーワン。あんなん見たら心震えちゃうでしょ……。あと丸岡和佳奈が完全に最近の和服キャラの系譜やってて面白かったです。立花理香高田憂希に続け。

アンティーカはビジュアル面の完成度高かった。名乗る前から割と誰が誰役なのかわかるところが強くて、特にまみみがめっちゃまみみだった。あとセンターのこがたん役の礒部花凜さんすこです。『バベルシティ・グレイス』の終盤で「アンティーカ!」って叫ぶのは気持ち良いなぁと。今のところ個人的興味からはやや遠めのユニットですが、もう少し力のある曲が来たら化けるかもしれない。

イルミネーションスターズは順番的なものもあるんでしょうけど土曜の最初はガチガチだった印象が強くて、日曜公演を見たかったな感があり。でもセンターユニットとしての貫禄というか、だまゆは切れの良いダンスで引っ張っていこうという姿勢を、近藤玲奈からはボーカルで引っ張っていこうという意志を、そして関根瞳からは笑顔で引っ張っていこうという決意を感じたような気がします。個のポテンシャルは高そうなので、これからどう成長していくのか楽しみですね。

セトリ的にはほぼ予想通りでしたが、アンコール後ラストが『Multicolored Sky』だったのはちょっと意外。でも改めて聴くと確かにこれはエンディングテーマ感あるし、最後歌詞に「オレンジ」って出てくるところで周りがUO折り始めたのはなるほどでしたね。完全に油断してたので次こそは折りたい……!

パフォーマンス的には最初で緊張していたであろうこともあってまだこれからかなという印象。中の人とキャラクターとの親和性は強いので、どちらかというとシンデレラ寄りの、キャラとその関係性ベースで攻めてくるコンテンツかなと感じました。ゲーム本編は正直やっぱり重いので程よい距離感で付き合いつつ、今後の展開も楽しみにしたいなと思います。

Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~ @さいたまスーパーアリーナ

Wake Up, Girls! が「約束の地」SSAにてファイナルを迎えるということで、その最後を見届けてきました。最後だからという感傷はあるにせよ、掛け値なしに素晴らしかったです。お疲れ様でした、ありがとう!

自分はWUGの単独ライブに行ったのは2回だけなのであまり多くは語れないですが、これまで積み重ねてきた努力がしっかりと表れていたステージだったと思います。色々あったし決して順風満帆ではなかっただろうけど、最後に大きく花開いて綺麗に幕を引き、その記憶を人々に刻みつけた1日。エモさの塊のようなライブでした。

ライブ本編はもう、最初に制服姿で現れて『タチアガレ!』を歌い始めた時点で色々思い出してエモかったです。やっぱり制服が一番WUGらしいなと感じるし、制服ななみんかわいい。あとサビだけとはいえついに『オオカミとピアノ』でシャンシャンできたのも嬉しかった。メドレー中にメンバーが1人1台のトロッコでアリーナを回っていたところで、今前を通っているキャラの色に客席がすばやくサイリウムを切り替えて、七色の虹がぐるぐる回っているようになっていたのは凄く綺麗だったなと。自分は400レベルだったので完全に蚊帳の外でしたが!

WUGで一番好きな曲である『少女交響曲』。長い旅の終着点でSSAに辿り着いて、そのステージで「いっぱい悩んだ日々は、決して無駄じゃないから」と歌うのはもうね。そしてSSAで白く染まったサイリウムの中で歌う『Beyond the Bottom』。単独ライブとしてあの劇場版の光景に辿り着いたのはエモエモでした。BtBは初めて行ったWUGのライブのオープニングナンバーだったこともあって思い出深いので、尚更良かったです。

MEMORIALベストアルバムの新曲の流れは、『海そしてシャッター通り』が始まったところで雰囲気がカチッと切り替わったように感じて、サイリウムも振らずに聴き入ってました。それはまさしく終わりに向かい始めた瞬間で。『さようならのパレード』は後ろに流れる手書きの歌詞が良い演出でした。「さようならはいやだよ、慣れることなんてない」。それでもちゃんと別れと向き合って、これが最後ですと言い切るライブだったのは強い。

アンコール後の『TUNAGO』。あまり意識したことはなかったですが、WUGって震災の復興を応援するコンテンツでもあったんだよなと。自分は仙台出身で、震災のときも仙台にいたので、仙台をホームと呼んで大切に活動してくれたのは嬉しい。まあ結局仙台でWUGのライブを見ることはなかったけども……。

そしてダブルアンコール。お別れの手紙とか読まれると、やっぱりグッとくるものがありますね。7人それぞれが自分なりの言葉で気持ちを伝えていく中で、かやたんが暴露したジョギング中に迷子になったよっぴーの話が印象的すぎて笑いました。あの涙の雰囲気の中で爆笑エピソードを提供してくれるのは流石。WUGが作詞したというアニメ新章の曲『Polaris』は、アニメ新章こそ脱落したもののとても印象に残りました。それで終わりかと思いきやまさかのトリプルアンコールからの『タチアガレ!』。綺麗に締めくくったなと。

WUG最後のステージを見届けることができて良かったです。メンバーが1人も抜けることなく7人全員で最後まで駆け抜けることができたというのは大きいと思うし、良い卒業式でした。自分が過去に参加したWUGの単独は曲数が少なめだったのでやや消化不良だったんですが、最後はすべてを詰め込んだ全身全霊全力投球みたいなライブを見せてくれたので大満足でした。今後はメンバーそれぞれ身につけた実力を別の現場で発揮してくれればなと。大槻唯とか鰐淵エモコとか折笠アユムとかまs……星川リリィとかね! WUGを巣立った後、それぞれの道でもう一度Wake Upしていく彼女たちの「人生第2章」を応援したいと思います。