Decoration Dreaming!

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配信ライブの感想 (その1)

コロナにより世界が変わってしまった昨今、ライブの形態も変わりつつある中で、自分にとっての「ライブ」とはなんだろうかとよく考えます。オンラインライブと称してライブの配信映像を見る体験は果たしてライブなのだろうか。とはいえオンラインライブという体験は今だけのものかもしれないので、一通り感想はメモしておこうかなと。

TrySail Online Studio LIVE (8/29, 9/20)

事前収録ライブということでBDに収録されたライブ映像を見るようなものかと思ったら、どちらかというとMVを見ているような感覚でした。事前収録だからこそできるカメラワークや演出もあったけど、それが良くも悪くもライブっぽさを失わせてしまった気が。とはいえリアルライブでは絶対できないカメラワークとかもあってそこはとても良かったし、特に『High Free Spirits』や『adrenaline!!!』のカメラはスタジオライブならではの臨場感でした。

ただ「1時間半のライブ」を銘打っておきながらライブパートが45分で残りはアフタートークというのは、どうしても物足りなさと肩透かし感があったなと。45分経ってスタジオに映像が戻り「もう半分終わったのか」と思ったらライブがそれで終わりで、続きは別料金というのはちょっと。Part1と2合わせればライブ1本分の価格と曲数なので価格が高かったとは思わないんですが、期待値コントロールの難しさを感じました。5周年ライブがこんな形で終わってしまうのは悲しいので、何らかの形でリベンジして欲しいなあ。

色々言いましたがもちょは最高に可愛かったです。Agapanthusライブのリベンジも決まりましたし、とても楽しみです。止まっていた時が動き出したというと大げさかもしれないけど、そんな気持ち。

シンデレラたちの24時間生放送 (9/5-6)

的場梨沙がステージに立つ日がついに来たのに、その光景を配信を通してしか見れないというのはちょっと複雑な気持ちではあって。元々は「SS5A」的なイベントとして計画されていたんだろうなぁと思うと悔しいですが、真の意味でステージに立ってくれるその日を楽しみに待つことにします。『輝け!ビートシューター』、このステージを待っていたんだ。

小市眞琴がキレッキレのダンスで引っ張って、集貝はなが必死に食らいついていくその感じが、まさしく結城晴と的場梨沙でした。そこに小市眞琴と集貝はなの先輩後輩としての関係性や、梨沙に声がつく前から小市さんが梨沙のことをすごく大事に思ってくれていたこととか、そういったキャラクターと演者の物語が重なり合ってステージの上で形になる、この体験が「2.5次元」ならではのものだと思うんですよね。7thの名古屋で梨沙に声がついたことを受けて涙してくれた小市さんが、この日ビートシューターとして梨沙と一緒にユニット曲を歌っている、それがもうこの日のライブのすべてでした。次こそは現地で見届けられることを願ってます。

配信ならではの新しい試みだったARライブは雰囲気が出ていてよかった一方で、目の前をオブジェクトが通ったり、全体的に引きの絵が多かったり、解像度の差が歴然としたりして没入感を削ぐ部分も多く。まだまだこれからの技術だと思うので、今後に期待したいところ。あとライブじゃないんですけどFunky Dancing Nightでのじょが莉嘉としてラップを披露してくれて最高だったということを申し添えておきます。『リトルリドル』めちゃくちゃ良かった……。