Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!! DAY1 Sunshine Theater @日本武道館

手作りのぶどーかん。

ミリオンライブ!はゲームや漫画でも曲の歌詞でも「武道館」をずっと夢見ていて、そんな彼女たちがついにたどり着いた夢の舞台、武道館。虹色の看板を掲げて、3daysでの開催。高まらないわけがない!

ミリオンはもっと早い段階から武道館に立とうと思えば立てたはずで、それでも急ぐことなく一歩一歩進んできました。1stで第一歩を踏み出し、2ndでより多くのメンバーの力を見せ、3rdでは全員がステージに立って、そしてようやくたどり着いたのがこの4thライブなのだなぁと思います。MCでは周年ライブだけではなくリリイベについて話すキャストも多くて、小さなイベントでも大事な一歩なのだなと。すぐお隣のサイエンスホールで開催されたLTH09-10のリリイベに参加していた身としては頷く場面が多かったり。

そんな訳で、ミリオンが一歩一歩進んできたからこその「今」が武道館なのだなと。登壇したガミPの「一歩一歩」発言はSideMライブでの軽率な発言に対するフォローの意味合いが強いのでしょうけど、それでもこの武道館の地は、一歩一歩進んできての集大成。THREE STARSとしてかつて立ったあの場所に、ミリオンスターズだけで立つ。そこで叫ぶ「ぶどーかん」という言葉は、これまでの積み重ねがあってこその重みがありました。

だいぶ長くなってしまったので、個別の感想は1日ずつ分けて書こうかと思います。

  • 開演前の応援プロデューサー紹介ムービー、可奈ちゃんのところで北沢志保さんがたくさんいたの面白かったです。

  • 開幕『Thank You!』でちょっと驚きましたが、武道館で歌う最初の歌は確かにこれしかないですね。そして締めくくりにもってくるかと思っていた『サンリズム・オーケストラ♪』が続くという構成。最初からクライマックス!

  • 最初のMCでカメラを横切って水を飲み、置きに行くタイミングがなくて水を持ったまま落ち着かない感じになってた木戸ちゃん面白かったです。でもそこからの『おまじない』は実にDJ木戸でした。

  • 『Happy Darling』全力でコールしていきなり喉が枯れる。

  • 『ランニング・ハイッ』がコール曲で楽しい! 「そうじゃない!そうじゃない!勝つため頑張ってる!」のところのトーンというかノリが好きです。

  • 念願の『アニマル☆ステイション』で武道館が動物園に。MCでも話題に出ましたが、仙台のときは無念だったであろうかぶりもの勢が今回もいたのも面白かったです。

  • 『IMPRESSION→LOCOMOTION』だったり『ファンタジスタ・カーニバル』だったりと聴きたかった「1曲目」が聴けて嬉しい。

  • どっかのMCでぽぽちゃんにMachicoが「色気のかけらもない」みたいなこと言ってたの面白かったです。仙台のときからまちことぽぽちゃんは安定のコンビだなあ。誕生日なのでたくさんおへそタッチしてたやり取りとかも面白かった。

  • 『微笑み日和』、1stライブのリベンジが叶ってよかった! ゆうちゃはどうしても1stの涙の印象が強いですが、3rd仙台そして4thと着実に成長を見せてくれてますね。あと「プレゼント」ではなく「贈り物」と言い直すところとか、すごくエミリーを愛してくれてる感じで良いなあと。

  • 『りんごのマーチ』もそうですが、田村奈央さんのなんというか純朴な歌声がほんとひなたっぽくて良いです。あとMCで結構変な人っぷりを発揮してたの面白かった。

  • 『Bonnes! Bonnes!! Vacances!!!』、「おかわりー!」できたので満足です。

  • 『創造は始まりの風を連れて』。自分の位置からはモニタ前が完全に死角なので最初よくわかってなかったのですが、モニタにキャスト名が出た瞬間に何もかも忘れて叫んでました。TA01のメンバー1人しかいなかったのにフルメンバー!? しかも衣装が変わってる! 武道館ライブ全体を通して、瞬間最大風速はここだったかもしれないです。サプライズメンバーがソロ部分を歌うたびの歓声が凄かった。大好きな曲なのでフルメンバーで聴けて嬉しかったです。もちょも最高に可愛いのですが、魔王たるこっこちゃんのイケボがめっちゃ良い。

  • そこからの『Emergence Vibe』も実に良い。いつか美希とのデュエットも聴いてみたいですね。

  • まさかの乙女ストーム全員集合での『Growing Storm!』。ずるい。最高。

  • 武道館を意識して作られたという『DIAMOND DAYS』、サビのところで「いえーーーい!」って叫べるの最高に楽しい。最後に「さいこーーー!」って叫べるのも気持ちいい。

ミリオンスターズ37人出演での武道館ライブが決まったとき、「あのユニットもこのユニットも揃うじゃん!」と喜んだのに、実際はメンバーがバラバラに散らされててちょっと悲しかったんですが、ちゃんと期待に応えてくれたことが嬉しかったです。そしてこのサプライズで、ああこれ各日程のメインメンバーが決まってるだけで実際は3日あわせて全員出演の1つのライブだ、というのもわかったので、そりゃあ2日目はクレブルに期待しちゃうよねっていう。

ちなみに1日目は北西スタンドの最後列で、関係者席のすぐ隣だったんですが、斜め後ろから見下ろすステージというのもなかなか新鮮でした。後ろ姿が見えたり会場全体が見えたりプロンプが見えたり。

2日目につづく!

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~

μ'sが築き上げた『ラブライブ!』ブランドという圧倒的な後押しを受けた状態でスタートしたAqours。アニメのストーリーもその点かなり自覚的に組まれていて、単にμ'sの後を追いかけてμ'sのようになろうとするのではなく、Aqours自身の輝きを見つけられるか、というのが焦点でした。そんなAqoursという物語の第一歩として、完璧な1stライブを見せてくれたと思います。これまでのイベントなどで積み重ねた彼女たち自身の経験とそれに裏付けられた実力。今回のライブはμ'sどうこうではなく、Aqours自身で踏み出した一歩だったなと。

それにしても、1stから横浜アリーナをきっちり埋めるその集客力は流石。自分もBD買って応募したんですが当然のように落ちまして、モチベーションだいぶ低くなりつつも一応LVくらいはと参加したんですが、やっぱり『ラブライブ!』は強かった。1日目だけの予定が急遽2日目もLV取って参戦するくらい楽しかったです。

Aqoursはプロジェクトスタートから、この1stライブという第一歩を目指して組み上げられていたんだなと感じるライブでした。1stシングルがアニメの最後の台詞でもある『君のこころは輝いてるかい?』で、そのカップリングが今回のテーマでもある『Step! ZERO to ONE』。それを踏まえてあのアニメと今回のライブを思い返すと、いろいろと腑に落ちることが多かったです。

演出もとにかく高レベルで、あと身も蓋もないですが金かかってるなと。まさかセンターステージの床そのものがモニターになってるとは……。演出効果としても良い感じに機能していたと思います。カメラワークも真上からのカットがあったりして面白かったし、『未熟DREAMER』のナイアガラの花火には度肝を抜かれました。μ'sで培った演出経験を更にレベルアップさせてきてるなと。

キャストとしては、とびきり輝いてたのが渡辺曜役のしゅかしゅーこと斉藤朱夏。1人だけ明らかに動きのレベルが違うんですよね。どの曲見ててもダンスがキレッキレだし、楽しそうに飛び跳ねてるし、ポーズも決まっていていちいちかっこいいんですよこれが。『決めたよHand in Hand』でのキレのいいターンを見た瞬間から気がつけば目で追ってたし、『夜空はなんでも知ってるの?』の間奏とか独壇場。ライブ全体を通して、とりあえず動きが良い人に目を向けるとだいたい斉藤朱夏なんですよ。ボーカルも安定してたし、一気に惹き込まれてしまいました。

あとは善子役の小林愛香。「一緒に堕天しよ☆」がたまらなかったのと、「だからヨハネよ!」の掛け合いの安定感が楽しかったです。脚が細くて見惚れてました。Aqoursのキャラ的には善子が好きなのでこちらも注目していきたいところ。キャストの人の名前と顔が一致しない状態での参加でしたが、1日でばっちり覚えられるくらいにはみんなキャラが立ってましたね。

曲は何といっても『想いよひとつになれ』に尽きます。『未熟DREAMER』後の暗転から気がつくとステージ上段にピアノが現れていて、桜内梨子役の逢田梨香子がこの世の終わりのような顔で階段を登っていくんですよ。ああ弾くのかと。鍵盤にカメラがセットされてるし、本人はめちゃくちゃ緊張してるしでガチなんだなと。ピアノを弾くような振りが印象的なこの曲で、ピアノも生演奏で梨子が奏でるという贅沢さ。前奏で高音から低音まで大胆にグリッサンドした瞬間の盛り上がりが凄かったです。コールするのも忘れてひたすらに見入ってしまいました。最後、やり遂げてシュシュをつけた腕を掲げるところまで完璧な1曲でした。このライブのベストアクトを選ぶならこの曲でしょう。

……というのが1日目の話。まさか2日目で更に心動かされることになろうとは。

1日目に比べて笑顔でピアノに近づいていくので、1日目を成功させたことで少し余裕が出たのかと思うのもつかの間。前奏のピアノを弾く振りのところでピアノの音が鳴らない。少ししてバックのオケの音も止まる。舞台上のメンバー含め戸惑う中、逢田梨香子が号泣していて。

そんな誰もが戸惑い静まり返る会場の中で、真っ先に彼女に駆け寄った伊波杏樹はまさしく高海千歌であり、Aqoursのリーダーだったなあと。すぐに再開できるのかは正直怪しいと思ってましたが、 「大丈夫だよ、もう1回やろ?」とメンバーが声をかけ、桜色一色に染まった会場に「梨香子!」コールが響く中少しずつ落ち着きを取り戻して、そして再開。今度はちゃんと前奏にピアノの音が響いた瞬間、すごく安心しました。

最後、アウトロを一音一音弾いていく彼女の指がすごく震えていて、それでも最後まで演奏しきった。あの状況から凄まじいプレッシャーの中でちゃんと立て直してやり切る、それがとにかく凄かったし、その姿に感動しました。

そしてその後のMCで謝る逢田梨香子に対して、「生ですもん! むしろこれぞライブですよ!」と、アクシデントを会場全体にとってポジティブな方向に向けていった伊波杏樹も素晴らしかったです。自分の感情としてもまさしくその通りで、本当に素晴らしいものを見せてくれてありがとうという気持ちでした。『想いよひとつになれ』というタイトル通り、まさにあの瞬間会場の想いはひとつになっていたと思います。

とまあ、このライブで印象的だったところを書くとひたすらに『想いよひとつになれ』の話になっちゃうんですが、他の曲についても軽く。

  • 1日目の1曲目『青空Jumping Heart』の歌い出しからトチってたの笑ってしまった。でもそのおかげかみんな満面の笑みでパフォーマンスできてたの良かったですね。あれで緊張がほぐれたのではと。

  • 上でも書きましたが『決めたよHand in Hand』のしゅかしゅーターンはほんと一気に惹き込まれましたね。キレッキレでした。そしてそこからの『ダイスキだったらダイジョウブ!』でも「ジャンプだ!」のところで毎回ジャンプしてるしゅかしゅーがほんとにかわいい。

  • アニメで一発で気に入った『夢で夜空を照らしたい』も良かったです。この曲ほんと好きなんですよね。サビで会場がオレンジ1色になってゆらゆらと揺れるのが幻想的でした。

  • Guilty Kissの『Strawberry Trapper』がめちゃくちゃ良かった。これはギルティですわ。マイクスタンドを使ったパフォーマンスもさることながら、ラストのハイキックがカッコ良すぎた。

あとはアニメとリンクした演出。アニメ前半のダイジェストから繋げた『未熟DREAMER』もですし、アニメ後半のダイジェストから繋げた演劇パートがとても良かったんですよ。アニメではあまりにも唐突すぎて呆気に取られてしまった演劇パートですが、ライブでやると物凄くハマっていたんですよね。最初からライブでやるためのパートだったんじゃないかと思うくらいしっくり来る演出で、アニメも含めて昇華された気がします。そしてそこからの『MIRAI TICKET』、そして『君のこころは輝いてるかい?』は美しい流れだったなあと。

今回のライブのテーマはアニメ後半と同じ「0から1に」を掲げていたわけですが、すばらしい第一歩となった1stライブだったと思います。μ'sとはまた違う、Aqoursとしての輝きを見せてもらえたなと。一歩を踏み出したAqoursの次のステップが急ぎすぎなんじゃないかってくらい一気に進んでて大丈夫かと思いつつも、自分はとにかく『想いよひとつになれ』に心動かされまくったので、これは追いかけるしかないなと。西武ドームでも行こうじゃないですか。チケット取れるならな!

ゆいかおり LIVE TOUR「Starlight Link」 @代々木第一体育館

2015年のキンスパで初めて見てからずっと気になっていたゆいかおり。単独行こうかなと思うも2016年の年始は流石に厳しく、武道館の追加公演はアイマスと被ってしまい、今回ようやく参加と相成りました。初のゆいかおり現場、思った以上の女性率の高さにびっくり。女性にも広く愛されているユニットなんだなあ。

初めて見たときに惹かれたシンクロダンスは単独ライブで見てもやはり素晴らしい。本当に2人のダンスの動きがピタッと揃ってるんですよね。同じ振り付けをしてるとかのレベルじゃなくて、腕を振る速度や止める角度、脚の開き方や曲げ方、ターンの速度とかそういうレベルで揃えてきてて、しかもそれを歌いながらこなすわけで、ほんとどれだけ練習してるんだろうっていう。

そしてそれだけ揃っているからこそ、2人が振りを変えているところがしっかり印象に残るし、左右対称に踊るダンスやコンビネーションの妙を感じられて。同じ振りをしているときはもちろん、くるくると立ち位置を変えながら歌うところも見応え抜群でした。これまで積み重ねてきた経験で磨き上げられたパフォーマンスに改めて魅せられたし、これを見に来たんだよなあと。

ふわっとした言い方ですが、すごくアイドルしてましたね。次々と衣装を変えながらステージを彩っていく、そのキラキラしてる感じがほんとアイドルでした。会場がピンクと青の2色に染まるのも綺麗。色替えとかあまりないから気楽に構えてたら、初めて聞く『真夏ハプニング』でUOを折り損ねたのは次への課題ということで。油断してた。

ゆいかおりのライブといいつつめっちゃ楽しみにしていた『Future Strike』で、自分がいた南スタンドすぐ近くのロイヤルステージから唯ちゃんが出てきたのも最高でした。『Vivid Strike!』のストーリーを思い返して歌詞を噛み締めつつ、力強いパフォーマンスを見ることができました。ドレスも可愛かったです。

音源ではそれほど印象に残ってなかった『カナリア』、2人がピースをバシッと揃える振りがすごく良くて一気に好きになりました。そしてダブルアンコール『Ring Ring Rainbow!!』はコールもすごくしっくり来る感じでとても盛り上がる。ちょうどキンスパの後に始まったアニメのOPだったこともあって、ゆいかおり曲としてかなり印象が強かったので聴けて良かったです。互いを向いての「いつもありがとう」「大好き、唯ちゃん」がほんと尊かった……。

小倉唯石原夏織が揃うことで生まれるシンクロやコンビネーションはここでしか見れないもので、見に来た甲斐があったなと思える楽しいライブでした。休憩中に流された映像も面白くて、特に唯ちゃんがハンマーでキャリさんの作ったライオンを潰すシーンは最高だったし、そんなところも含めて2人の絆を感じました。またライブがあるなら是非参加したいですね。

i☆Ris&Wake Up, Girls! バレンタインLIVE!! 2017

WUGの年末ライブの感想で「バレンタインライブは別イベントと被っちゃったので」とか書いたわけですが、昼公演なら次のイベントに間に合うのでは……? と気付いたので参戦しちゃいました、わぐりす2017。今回はWUGというよりはi☆Risに興味があった感じなので、そっちの話を厚めに。

まずはトークパート。事前アンケートの結果を元にランキングを発表していくコーナーでしたが、i☆Risのトークのこなれた感じがすごい。みんな自分のポジションをしっかり把握して殴り合ってる感じで安定感があったし、i☆Risのメンバーについてなんとなく把握できました。司会の鷲崎さんのトーク回しも見事で、かなり満足度の高いトークパートでした。澁谷梓希さんのキャラが強い……!

ライブパートではようやくWUGの『僕らのフロンティア』が聴けて満足。後半の田中美海ソロパートがとても声が通っていて良かったです。やっぱり歌上手いなと。あとはいつも通りの定番曲という感じで安定でした。i☆Risカバーの『幻想曲WONDERLAND』も楽しかったです。前奏が流れ始めた時の会場の盛り上がりが凄かった。コラボではまさかの『Daydream café』でとても心がぴょんぴょんしました。『一度だけの恋なら』もとても良かったです。

i☆Risのライブは噂に聞く通りいわゆる声優ライブとは違うノリのコールで最初は面食らいましたが、なかなか新鮮な体験でした。MIXとかイエッタイガーとか聞くのは地味に初めてだったんですが、これはこれで盛り上がるなと。fufu!のあとのfuwa fuwaが4回でなく2回なのはテンポ良いですね。とはいえやっぱり慣れ親しんだWUGの(というか声優ライブの)コールの方が落ち着く感はありましたが。

パフォーマンスはもう動く、動く。ダイナミックなダンスやフォーメーションが見応え抜群でした。ボーカルもみんな力強いし、地力が非常に高いアーティストだなと。「間奏の振り付けが見所」の『Shining Star』がとても良かったです。初見での印象としては、トークからパフォーマンスまで含めて芹澤優さんが好みだなあと。『少女交響曲』でもななみんパート歌ってて良かった!

アニサマで見てちょっと興味があったi☆Ris、単独公演はハードル高そうなのでまずは入門してみようという趣旨で参加したイベントでしたが、トークありコラボありカバーありで入門編としてぴったりでした。聴きたい曲も色々あるし、もう少しパフォーマンスを見てみたいと思いつつ単独はまだハードルが高い……とりあえずプリパラ見るところから始めるべきか。

WUGも特に今後の展開に関する発表はなかったですが、とりあえずはアニメ新章という感じでしょうか。こういうライブで歌う「代表曲」が少ないなと感じるので、次のアニメで色々曲が増えることにも期待!

-【昼夜セトリ追加】限定ユニットやお互いの楽曲のカバーで盛り上がった“i☆Ris&Wake Up,Girls! バレンタインLIVE!! 2017”リポート - ファミ通.com

THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-

おかえり!

10thライブ以来の大型765イベントにして、7thライブぶりに765PRO ALLSTARSが勢揃いしたプロデューサーミーティング。自分がアイマスライブに行き始めたのは2014年のSSAライブからなので、若林さんをイベントで見るのは初めてだし、仁後ちゃんとアッキーもSSAでしか見れてなかったんですよね。だからこそ1日目開幕『チェリー』の「ずっと待ってたんだよ、本当待ってたんだよ」という歌詞が染みる。まずは彼女たちに「おかえり」と言えたことが嬉しい、そんなイベントでした。

全体としてはトーク寄りのイベントで、ライブ部分の短さには若干物足りなさもありましたが、コーナー内でちょいちょい歌ってくれたり、朗読劇が2日とも殴り合い全開で面白かったり、全体を通して765プロの強さと安定感を楽しめたイベントでした。「ミキは無茶ぶりもOKなの」という台本を読みながら手をブンブン振るアッキーとか、台本外のところも面白くて。2日とも別のネタをしっかり準備してくる智秋さんは流石だし、くぎゅの「変態!」は本当にありがとうございます。そして三瓶由布子さんやみのりんの登場は不意打ち。『Dazzling World』聴けて嬉しかったし、『アルティメットアイズ』もかっこよかったです。

ちなみにLVで参加していたのですが(9th東京に引き続き東京体育館に縁がない……)、1日目『チェリー』のあと繪里子さんが「はーい!」って言った直後に「本日の公演は終了いたしました」という画面が出て「ええええええ」とLV会場がひとつになったのも面白すぎたのでメモ。『私はアイドル』の映像が流れたときに『Dazzling World』の曲名テロップが3回くらい出てネタバレされたりと、LVスタッフのミスが多かったのは気になるところでした。2日目は特にミスはなかったのでよかったですが。

2日目開幕は『団結2010』。自分がアイマスにハマる前から存在を知っていたアイマスの原点みたいな曲なので、これがライブで聴けたのはやっぱり嬉しい。全員揃わないと歌えないという言葉に重さを感じるよね……。ライブパートは『ザ・ライブ革命でSHOW!』がコール全開でとても楽しかった。あと『僕たちのResistance』がかっこよくてめっちゃ好きでした。

そして2日目最後の挨拶はやっぱり胸にくるものが。20年30年とやっていきたいよね、と語ってくれる演者さんがいる嬉しさ。そんな中で現実的な葛藤があったことを明かして、それでも頑張りたいと思って出演してくれた平田さん。そして10thで区切りがついて以降の心情を吐露しながら「歌だけのライブがやりたーい!」と叫んでくれたミンゴスと、そこに駆け寄るメンバー。プロジェクト開始から10年以上が経ち、演者さんもそれぞれの人生を歩んでいく中で、それでも揃ってステージに立ってくれる機会というのは本当に貴重だと改めて実感させられました。あと挨拶中の仁後ちゃんとくぎゅが同じタオル使ってたシーンがほんとやよいおりで尊かった。

全員揃った喜び、それに尽きるイベントでした。今回のプロミは今後の765イベントの形を模索する試金石のようなイベントだったのかなと。でもやっぱり本音はミンゴスと同じで、歌だけのライブをまたやってほしいと願うばかりです。次は小鳥さんも交えた「765AS+」全員揃ってのライブが実現すると信じて待ちたいですね!

Wake Up, Girls! Festa. 2016 SUPER LIVE @幕張メッセ

3度目の冬の幕張。夏のライブが楽しかったので、毎年ちょっと気になっていたWUGの冬の祭典にもついに参戦してきました。入場特典で去年の冬ライブのDVDがもらえるというのはなかなかすごいですね。

今回はWake Up, Girls!のメンバーだけでなくI-1 clubやネクストストームのメンバーも全員集合。最初の3曲でいきなり『7 Girls War』『止まらない未来』『レザレクション』と代表曲を叩きつけてくるのはアイマスの10周年ライブを思い出す感じで気分が高まりました。

WUGは相変わらずななみんが可愛くて、トロッコで近くに来てくれたのがとても嬉しかったり。そんな中ですが、今日注目していたのは鈴木萌歌(CV:山本希望)がセンターを務める新生I-1club。のじょさんがセンターとして『止まらない未来』を歌っている光景を見ることができたのはほんとに良かったです。音源聴いていても、I-1 Team Mの歌はすごく「しっくり」来るんですよね。『シャツとブラウス』のときにトロッコでのじょさんが目の前に来てくれたので嬉しかったなあ。

ネクストストームの『レザレクション』はやはりコールを入れるのが楽しい! MCも含めた大坪社長の安定感や、まりんかの可愛さを存分に堪能できるステージでした。そしてネクストストームの3人と志保のやり取りの映像から『リトル・チャレンジャー』に繋げるという演出も素晴らしかったです。この曲好きなんですよね……。まりんかがその歌詞について最後の挨拶で触れていたのも良かったです。

最後に発表された新章は、キャラデザががらっと変わったりヤマカンが監督を外れたりと色々ざわざわしている感じではありますが、「いつ終わるかわからない」という漠然とした不安があったWUGにもう少し未来が約束されたというのは純粋に喜ばしいなと。最後の挨拶でWUGのメンバーがこれまでの不安とか去年の涙について語っていたからこそ、未来が繋がるというのは嬉しい。『少女交響曲』の歌詞になぞらえて言うなら、いっぱい悩んだ日々は決して無駄じゃなかったというところを見せて欲しいですね。

そんな訳で楽しかったし、トロッコが近くを通ってくれたのも嬉しかったのですが。それでも率直な感想を言うなら、3ユニット揃い踏みの大型ライブで、夏のツアーよりも曲数が少ない15曲、実質1時間半というのはちょっと短いし物足りなかったです。WUGの新しい挑戦であろう『僕らのフロンティア』をまさかこの機会で歌わないとは……。アニメJAMは別イベントなわけですし、1月の舞台で新曲披露とか言う前にまずは夏以降の新曲を披露してほしかったです。

パフォーマンスのクオリティは変わらず高かったですし、萌歌が率いるI-1 clubももっと見てみたいので、2017年のWUGがどういう展開を見せてくれるのか引き続き注目していきたいと思います。バレンタインライブは別イベントと被っちゃったので、次の機会はけっこう先になっちゃいそうですが……。