Decoration Dreaming!

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fhána What a Wonderful World Line Tour 2016 @東京・LIQUIDROOM

fhánaはアニメOPで聴いてちょいちょい気になっていたのですが、昨年の『プリズマ☆イリヤ』の主題歌『ワンダーステラ』が凄く気に入りまして。昨年のアニサマで『ワンダーステラ』を生で聴き、そして今年のリスアニでもその歌声を聴いて惚れ込んでしまったので単独に行こうと思い立ち今に至る。会場は鈴木このみ以来1年ぶりの恵比寿LIQUIDROOM。整理番号800番台後半とかいう超後ろを引き当てたので後ろからまったりと見守ってました。サイリウムも振らないのが主流のようで、最近アニソンライブしか行ってない身としてはなんだか新鮮。

やっぱり感想としてはボーカル・towanaの透き通ったハイトーンが素晴らしかったなあと。あれだけの高音を安定して、しかも十分な声量で出し続けられるのは凄い。fhánaというよりはtowanaのファンという感じで行ったんですが、今回のライブでfhánaというグループ全体を好きになれた気がします。音源で聴いてるとtowanaにばかり意識が行ってましたが、ライブで聴くと佐藤さんのコーラスもしっかり聴けたので、改めて音源を聴くとまたいろいろと発見できそうだなと。

曲的にも聴きたかった曲はだいたい聴けて満足。いきなり2曲目から『虹を編めたら』『ワンダーステラ』『divine intervention』と畳み掛けてくるセットリストで凄い盛り上がりでした。2ndアルバムはろくに聴きこめていない状態だったんですが、『little secret magic』がお気に入りだったので聴けて嬉しい。あと『Critique & Curation』のあの「抑圧からの解放」感というか、ボーカルがtowanaに切り替わった瞬間の気持ち良さが好きです。

過去の経験上、アニタイ曲以外はあまり(自分が)盛り上がれないんじゃないかという不安もあったんですが、アルバム曲も楽しんで聴けたので、ひとつ好きになるうえでのハードルを超えられたかなあという感じです。『追憶のかなた』『What a Wonderful World Line』とかも良かったです。あと『Outside of Melancholy』がジャンプ曲ですごい盛り上がるな! でもやっぱりアニタイ曲は圧倒的に強くて、『コメットルシファー』とか最高だったし、『星屑のインターリュード』の強さを改めて実感したライブでもあったなと。

アルバムに収録されていない曲はチェックできてなかったので何曲かわからない曲もありましたが、全体としてはとても楽しめました。towanaのボーカルには生で聴いてもやっぱり引き込まれるものがあるので、引き続き追いかけていきたいアーティストだなと。ただライブハウスは正直疲れるので、全席指定でゆったり楽しめる会場での公演に期待したいところ……。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @MAKUHARI0416&0417

ミリオンスターズ37人全員で想いを繋いできた3rdツアーもいよいよ千秋楽。ラストを飾るだけあってメインメンバー勢揃いで行われた幕張公演はやはり素晴らしかった。海浜幕張駅のあの数々のポスターを見た瞬間から始まった「お祭り感」も本当に楽しかったなと。強風で京葉線が止まって大変だったりもしましたが、まあそれはそれで幕張経験値が積めました。

まずは1日目。メンバーを見た時からその「本命」ぶりを確信してたのが幕張1日目だったので、この日現地で参加できたことは本当に嬉しかった。

ミリオンは2ndも幕張イベントホールでしたが、今回はセンターステージがある代わりに明らかにアリーナをトロッコが走らないステージ構成で、残念がっていた人も多かった様子。しかしそんな雰囲気があったからこそ、1日目『成長Chu→LOVER!!』でスタンドの2Fと3Fの間にトロッコが現れた時の驚きと喜びは凄かったです。自分も3Fスタンドにいたのでこれは本当に嬉しかった。こういうサプライズをしてくれるからああもうミリオン大好き。

  • 開幕からの『Cut. Cut. Cut.』がすばらしかった。振り付けもめっちゃ可愛い! LTD03リリイベにも参加していたんですが、あの時は後ろのほうで振り付けよく見えなかったので、今回堪能できたなあと。

  • ロッコで来てくれた『成長chu→LOVER!!』、みっくがめっちゃ近くに……! トロッコで離れているのにハートマークを完成させるの凄かったなあ。

  • LTP02メンバーでの『Legend Girls!!』が嬉しかった。この曲は振り付けも含め大好きなんですが、そこにこっこちゃんが参加しているのが最高。みっくが参加していなかったので、次はみっくも!

  • 全員揃った乙女ストームの『Growing Storm!』も良かった。オリジナルメンバーが揃う貴重な瞬間だったと思います。狭いセンターステージながら工夫してフォーメーションを組んでいたのも印象的でした。

  • 『求ム VS マイ・フューチャー』のプロレス演出とのり子コールがめっちゃ楽しい。浜崎奈々さん、今回がライブ初とは思えないほどのパフォーマンスだったなあと。

  • 765コーナーはすごいつよい感じ。『マリオネットの心』をMachicoが歌ってるのが良かったのと、ころあず&こっこちゃんの『Fate of the World』が最高でした。

  • 大好きな『HELLO, YOUR ANGEL♪』、可愛すぎるでしょあれ。聖母としての朋花様の曲、尊い……。育ちゃんと歌うのも見てみたいですね。

  • リコッタは家族な『HOME, SWEET FRIENDSHIP』! 桃子ちゃんの「ただいまー!」でグッと来てしまいました。桃子ちゃんが歌うこの曲がずっと聴きたかったんですよ……

  • 『Eternal Harmony』、2ndの時に「はいほー」入れられなかったリベンジができてよかったです。ちゃんと諏訪ちゃん歌ってたしね! 諏訪ちゃんがひたすら楽しそうに踊ってたのが印象的でした。

  • まちこゆい㌧の『深層マーメイド』がとても良い。ゆい㌧はかっこいい曲もいけるな!

1日目はとにかく『アイル』の日だったなと。『プラリネ』後に消えない照明、メインステージに登場するあべりかさんとMachico。待ち望んでいたものを見せてくれるのだという確信を得て、会場のテンションも爆発した気がしました。普段からド安定のMachicoから今回は良い意味での荒々しさみたいなものを感じて、気迫がビシビシ伝わってくるパフォーマンスでした。そこに愛美とあべりかさんによるギター&コーラスが入って重厚なハーモニーを響かせていて、ただただ圧倒されてました。これを聴いた後だと原曲のソロが物足りなく感じてしまうほどで、『アイル』が完成する瞬間を目撃できたんだなあと。今回のツアーのベスト曲だったと思います。

そして『MY STYLE! OUR STYLE!!!!』。基本的にトロッコはデュエット曲でのみ使われていた中、まさかのソロ曲でのトロッコ使用。そしてそこで歌われるのが自分の担当アイドル・桃子ちゃんの曲で、更にそのトロッコがこっちに来るという奇跡のような1曲でした。ただただ嬉しくて最高でひたすらUO振り回してました。「1かける5は」「ミーリオーン!」とか掛け合いできたのも楽しかったし、自分の目の前に桃子ちゃんがいたんですよ!! 最高かよ!!

あとはもちろん『鳥籠スクリプチュア』。2ndで間近で『Maria Trap』を見て完全に子豚ちゃんになってしまい、天空騎士団に入ったあれから1年。天空騎士団の七箇条もしっかり覚え、それをちゃんと叫べたのが本当に楽しかった。独特の艶かしさといい、あの髪をくるくる回すパフォーマンスといい、こっこちゃんほんと素敵だなあと思います。

けーこおねーさま、パフォーマンスの素晴らしさはもちろんなのですが、会場をうまく煽っていく感じとかメンバーをうまくサポートする感じも含めてほんとポテンシャル高いなと。そして最後、桃子ちゃんのゲームでの台詞を引用しての「(大きな舞台に)立たせてくれてありがとう!」。ほんといいコメントするんだよなあ。桃子ちゃんがけーこおねーさまでよかったです。ありがとう! そしてこっこちゃんこと小岩井ことりさんも最後の挨拶で「朋花が私の夢を叶えてくれたから、私も朋花の夢を叶えてあげたい」「空を飛びながらMaria Trapを歌いたい」と本当に良いコメントをくれて。日本武道館で空を飛ぶこっこちゃんが見たいですね。

そして2日目。冒頭からMachicoの「ラブライブ」発言でどっと笑う会場。あところあずの「それでいいー!!」が一気にころあずのキャラとして定着したなと。

  • とりわけ良かったのが『vivid color』。駒形さんの歌の上手さについては大阪の感想でも書きましたが、息を呑む素晴らしさでした。

  • 765コーナー。『待ち受けプリンス』のまつり姫の「嘘つきーーー!!」がすごい良かった。そして木戸ちゃんセンターでの『虹色ミラクル』が感無量でした。劇場版を代表する曲を可奈が歌ってるのほんと感慨深い。

  • 最終ブロックの怒涛のリーダー勢10連ソロ、想いを繋いできたこのツアーの総決算として素晴らしかったです。

  • 『Super Lover』で「青と赤で描くの」で赤つけるやつできたので楽しかったです。大阪のときやってる人多かったので幕張では是非やろう、と。

  • 1st以来の『オリジナル声になって』は木戸ちゃんの成長をすごく感じたし、木戸ちゃんも成長を見せることを意識していたような気がします。最後の「やっぱり歌が大好き」→「ありがとう」の流れとか、SSA・1stのときと全然違ったなあと。

  • 福岡でも思ったけど、雨宮天の『絵本』が凄かったです。1日目の『Shooting Stars』でも音圧すごくて迫るものを感じたし、今回のツアーで一段も二段も階段登ってる感じしました。あと木戸ちゃん→天ちゃんというかなしほの流れが良い。

  • 1日目の『アイル』で「殻を破った」Machicoと翼の『Believe my change!』が素晴らしい。間奏前の台詞がすごく前向きなものになっていて、ツアーでの成長をすごく感じました。

  • やっぱり『未来飛行』は、リーダーとして色々なものを背負ったぴょん吉が歌うからこその曲だと思いました。大阪とは全然違ったね。

  • 最後『Thank You!』に繋ぐところでころあずがやらかしてましたが、すごくミリオンスターズ「らしい」なあと思いましたし、千秋楽をしんみりした感じじゃなくて笑顔で締めることができたという意味でも、「それでいいー!」展開だったのではないでしょうか。あの場面であれは笑うでしょw

2日目で特筆したいのはやっぱり『アライブファクター』そして『ハルカナミライ』。ころあず×Machicoの『アライブファクター』は、歌唱力と安定感が折り紙つきの2人がぶつかり合う迫力を感じて流石の一言でした。歌詞が「君と憧れて」「君と待ち焦がれ」になっていたそうで、共に並び立ち、更に高め合っていこうという仲間としての絆を感じる良い改変だなあと。そしてぴょんころのシズカナミライこと『ハルカナミライ』。この曲に感じたことを語るのに多くの言葉は必要なくて。あの時ステージ上で追いかけっこしていたぴょんころは、本当に未来と静香だったなあ、と。

ライブ全体の総括としては、本当に全国を回ってきたツアーの総決算、集大成として素晴らしいものだったなと思います。並々ならぬエネルギーと想いを感じました。個人的なところではやっぱり1日目のメンバーとセットリストが強すぎた。ついに担当アイドルが大きなステージで歌うところを見ることができて感無量だったし、桃子ちゃんが『THE IDOLM@STER』を歌っているというそれだけで嬉しかったです。

7公演すべてにLV含め参加してきましたが、普段メインメンバーとして参加しているメンバー以外の面々もとてもポテンシャル高いし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたなあと。今後もっと活躍の場が増えてほしいですね。リリイベみたいなミニライブをもっと色々やってほしいなあ。

次はいよいよ武道館、しかもミリオンスターズ全員出演。絶対に行かなければと思う反面、キャパはおそらく8000程度になると思うので確実に戦争。多々買わなければ生き残れない……。

3rdツアー感想まとめ。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @FUKUOKA0403

ラブライブ!のFinalの興奮冷めやらぬまま突入した感じの福岡公演。どうも切り替えられずという感じではあったのですが、ライブが始まってしまえばやはり楽しい!

今回光っていたのはロコ役の中村温姫さん。この人本当に「ロコ」なんですよね。いつもにこにこ笑顔だし、歌ってても喋っててもロコなんですよ。複数人で歌っていてもはっきりロコの声だって分かるの凄いし、それだけで空気がロコナイズされていく感じ。そしてソロ曲の『STEREOPHONIC ISOTONIC』ですよ。この曲はLTD09, 10のリリイベでも聴いたのですが、サビあたりでの「溜めて、跳ねる」感じの曲調がすっごい好きで、改めて聴いてもやっぱり楽しかった。早口もきっちりやり切ってましたね。デュエット曲の『fruity love』も可愛くて良かったですし、もっとライブに出てきて欲しいなあと思いました。

リーダーとして福岡という故郷に帰ってきたもちょもとても良かった(●・▽・●) 冒頭からリーダーであることを忘れてたりと相変わらずでありつつも、トークも歌もやっぱり可愛いです。そんなもちょと田村奈央さんによる『"Your" HOME TOWN』は素晴らしかった。故郷を離れて東京で暮らしている自分としては歌詞をしみじみと噛みしめてしまう感じ。そして『夢色トレイン』の圧倒的可愛さと、「めっちゃ好いとうよー!」の可愛さな。その後照れてたのも可愛い。そして『KisS』も良かった。1stではきゅんパイアとかも歌ってたわけで、何だかんだでどんな曲でもしっかり歌いこなすのポテンシャル高いなあと。天使か。

  • 1stぶりな種田梨沙さんの『ホントウノワタシ』がとても良かったです。うえしゃまとのコンビで歌った『Understand? Understand!』もだいぶ予習不足だったのですが楽しかった!

  • 田村奈央さんもひなただったなあと思います。良い意味で純朴というか。『あのね、聴いてほしいことがあるんだ』で早々と泣きそうになりつつも最後まで頑張る姿を応援したくなるあの感じ。

  • ぴらみさんの透き通る歌声が響く『サマ☆トリ』はとても爽やかで楽しい曲だなあと。そしてぴらみさんが参加したことでクレシェンドブルー5人中4人揃っての『Shooting Stars』も素晴らしかった。

  • 『Eternal Spiral』をころあずと木戸ちゃんで歌ってたのがなんか面白かったです。名古屋では可奈と未来のコンビで歌詞の意味わかってない感じのトークしてましたが、静香は歌詞の意味それなりにわかってそうだなあとか。その後ころあずはプレイスを値段とか言ったりいろいろポンコツっぷりを発揮してましたが!

  • LVカメラ的には木戸ちゃんはラストの『Thank You!』のときに後ろからぬっと現れたのがいろいろ反則でした!

福岡のもうひとりのリーダーである雨宮天の『絵本』は、劇場版で独りで頑張ろうとしていた志保が「守るべきものに会って」からの物語を感じる圧巻の歌声でした。仙台の『ライアー・ルージュ』でも思ったのですが、雨宮天の歌声もミリオンを支えるものだなあと。オリジナルメンバーでの『piece of cake』もすごく良かったですし、もちょ天の『星屑のシンフォニア』は、10thで歌われた時とはまたガラっと違った表情を見せてくれました。

5都市7公演、たくさんあるように感じていたミリオン3rdツアーも残すところは幕張のみ。全国で繋いだ想いを幕張でどう結実させてくれるのか、ただただ楽しみです。

ラブライブ! μ’s Final LoveLive! ~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~

無謀な夢から始まって、奇跡のようにすべてが繋がって。

2回のアニメを経て、劇場版、紅白出場、そして東京ドーム2days。『MOMENT RING』の歌詞を体現するようなμ'sのファイナルライブはまさしく「みんなで叶える物語」が叶った瞬間で、奇跡のようなライブだったなと思います。年度末・年度初めの平日の16時にもかかわらず超満員の東京ドーム。凄いところまで来たんだなあと。

劇場版で完膚なきまでに終わりを迎えたアニメにおけるμ's。そしてキャストたちとしてのμ'sの2015年の怒涛の展開は、劇場版の展開をなぞっているかのようで。そうして劇場版と同じように人気絶頂の中でファンに終わりを宣言する、ファイナルと銘打った3/31、4/1のこのライブ。限られた時間の中で精一杯輝く彼女たちの姿を目に焼き付けてきました。

μ'sの「会場全体を楽しませる」工夫はSSAでの5thで実感していたので、東京ドームでは何をするのかと思ってましたが、大規模な舞台装置を使ってのステージ構成は5thにも増して凄かった。アリーナのあちこちを通るトロッコは当然として、『Wonderful Rush』でステージそのものがアリーナ席の「上」を動き始めたときの驚き。そして『僕たちはひとつの光』の劇場版を再現した花のステージ。ダブルアンコールでμ'sのこれまでのライブの映像が流れる中で、ゆっくりと前方から登場したあの花を見た時の驚きと興奮は忘れられません。

セットリストは2日間ともほとんど同じで、アンコールの『きっと青春が聞こえる』が『どんなときもずっと』に変わったくらい。ファイナルだから出し惜しみはしないとばかりに詰め込まれた数々の曲。μ'sはほとんどの曲が全員曲で、しかもしっかり踊るわけで、それを40曲超え、5時間×2daysっていうのは尋常じゃないエネルギーと時間がかかっているだろうし、想いというか執念でできていたんじゃないかというくらいのものでした。以下ざっくり感想を。

  • 最初は新作アニメーション映像から。ハートで表された想いを各会場で繋いで、東京ドームにたどり着いた時は震えましたね。そして始まりの曲『僕らのLIVE 君とのLIFE』!

  • 今回のライブでいちばん楽しみにしてたのが『PSYCHIC FIRE』だったので、この曲にコールを入れられて大満足でした。このFinalという場にあって底抜けに明るく楽しく騒げるこの曲は本当に素晴らしい。

  • 『NO EXIT ORION』も聴けて嬉しかった曲。ことりがかっこいい系の曲を歌うのが好きなんですよね。『スピカテリブル』とかも聴いてみたかったなあ。

  • Angelic Angel』の扇子の軌跡は画像処理頑張ってましたが、1日目は処理ミスってよくわからない映像になってましたね……。2日目は修正されてた気がしますが。

  • 映画での『Hello, 星を数えて』『?←HEARTBEAT』『Future style』のミュージカル風の部分までしっかり再現して踊ってくるとは、流石という感じでした。

  • 『Super LOVE=Super LIVE!』は実に盛り上がる良い曲だなあと。「We are the one!!」と叫べた瞬間は会場がひとつになってた。そしてサイリウムの色替えも楽しかったですね。

  • Love wing bell』でりっぴーがすごく心をこめて丁寧に歌っているのが伝わってきて良かったです。最後にカメラに向かって一人ぺこりとおじぎしていたのがまたグッと来た。

  • 東京ドーム5万人の『Snow halation』は圧巻の一言。

  • MOMENT RING』の「無謀な夢から始まって、奇跡のようにすべてが繋がって」をとにかく実感する2日間でした。

特筆しておきたいのが、2日目最後、会場全体での『僕たちはひとつの光』大合唱の中で、μ'sも一緒に歌ったフレーズ。

「また会おう、呼んでくれるかい? 僕たちのこと」

ここでもう駄目でした。映画でも現地でも特に気にかけていなかったこのフレーズが、この最後の瞬間に腑に落ちてしまって。この瞬間のためのフレーズだったんだなと。気がついたら涙ぐんでました。これまでのμ'sとの楽しかった時間を振り返るような構成のライブの最後にこの曲を大合唱して、みんなで「いまが最高!」と叫んで終わるライブのなんと尊いことか。

今回のライブは「卒業式」だったんだと思います。呼べばまた会いに来てくれるかもしれないけれど、もう「スクールアイドル」ではなくなってしまうというか。パンフレットも卒業アルバムのような装丁だし。けれど『僕光』の歌詞にもある通り「さよならは言わない」。お別れの時間ではなくて、いつかまた会う約束をするための時間。自分の中ではそんな感じの解釈で落ち着いたFinalライブでした。

キャラクターとキャストの境界線が限りなく曖昧になるμ'sの世界観で、「南ことりを演じるのではなく、南ことりになりたいと思って歌いました!」という内田彩のようにキャラクターと融合するキャストもいれば、「絢瀬絵里「と」南條愛乃でした!」と言ったジョルノのようにキャラクターと共に歌ったキャストもいて。けれど間違いなかったのは、今回のステージは18人で作り上げたもので、いわゆる「2次元と3次元の融合」として今できる最高のものを見せてもらえたなと。

ライブとしての完成度なら5thのほうが上だったかもしれないけど、それでもやっぱり今回のFinalライブはすべてが特別だったし、ある種の伝説になったなあと思います。キャラクターとキャストの融合とか、大胆な舞台装置を使った演出とか、今回のライブで素晴らしかったところはたくさんあって。それでもやっぱり一番凄いのは、これだけ人気が出たμ'sというプロジェクトをしっかり「終わらせたこと」だと思うのです。ひとつの物語の終わりを見届けたのだなと。

みんなで叶える物語。

その夢が叶う瞬間に立ち会えたことはきっと忘れないし、この作品に出会えて、追いかけられたことは幸せでした。 そして「私たちはずっとμ'sです」という力強い言葉を胸に、いつかあるかもしれない再会の日を楽しみに待ちたいと思います。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @OSAKA0312&0313

是非とも行きたかった大阪公演ですが大阪という大都市にもかかわらず非常にキャパの小さい会場ということで涙を呑んでLVでの参戦。会場選びはもうちょっと考えよう!

ちょっと時間が経ってしまったのと、歌われた曲が2日ともほぼ同じだったということで、1日目2日目ごちゃ混ぜ順不同な感じで思い出したところから感想を。個人的に1日目のLVで隣にガチ厄介がいたのでその印象が強く、だいぶフィルターされた感想にはなっちゃいますが。

一番印象的だったのは1日目の駒形友梨さん。この人ほんと歌うまいなあと。ミリラジであだ名について悩んだ挙句未だにあだ名が定まってない気がする感じのこの人ですが、今回の大阪のセットリストではその歌唱力の高さを余すことなく発揮してくれた感じ。『風花』ではあのド安定Machicoを圧倒するレベルの歌声で驚きましたし、ぜっきーとのデュエット曲『Melody in scape』は1日目のベストだったかなあというくらいに素晴らしい仕上がりでした。幕張も楽しみです。

そして同じくらいの活躍を見せてくれたのが2日目のスージーこと末柄里恵さん。こちらも非常に歌唱力が高く、ころあず大喜びのデュエット『秘密のメモリーズ』とか素晴らしかったです。風花役の彼女が『風花』歌うのはそりゃそうだよね!という感じの配役でした。初披露『bitter sweet』も素晴らしかったです。

幕間ではなんとミリオンがコントしたり新喜劇をしたり。1日目のコントでは5組に分かれてそれぞれネタを披露。ネタとして一番良く出来ていたのは「鍛高譚!」の3人だったと思うのですが、「もちーーー!!」と「なんぴょんちーくわー」のインパクトが大きすぎましたね……。2日目の新喜劇ではとにかくりえしょんが面白かったなあと。喋らなくても面白いからりえしょんは強い。

戸田めぐみさんは低音に力があるところが素晴らしくて、役柄的にも声質的にもカバーコーナーの『自転車』が実にハマっていたなあと。そしてソロ曲『Get My Shinin’』がとても良かった。本当に一言一言を大事に歌っている感じで、込められている想いを感じました。もちょの『おとなのはじまり』は可愛すぎて昇天しました。あれはハマりすぎていた……。もちょは本当に可愛いと思うし、そのくせ『Blue Symphony』みたいなかっこいい曲もバシッと決めてくるポテンシャルもあって凄い。うえしゃまは『恋愛ロードランナー』の迫ってくるようなパフォーマンスもさることながら愛美のガーターベルトに手を突っ込もうとするところなんかも含めて凄いなあと。ぜっきーの『SUPER SIZE LOVE!!』ではついに2ndで言いそびれた「おかわり!」を言えたので満足でした。そして大阪から参戦したころあず。久々の『Precious Grain』はやはり圧巻の一言で、ミリオンの「蒼」を張る素晴らしい歌声でした。待ってたぜ。

大阪初登場組についても少し印象をメモっておくと。エレナ役の角元さんは「エイヒレ!」「鍛高譚!」の印象が強い。『想いはCarnaval』も良かったです。何気にタイトルがカーニバルじゃないことに初めて気付くという。千鶴役の野村さんは三村かな子に名前が似ているなかなか千鶴がハマり役な感じでした。『恋心マスカレード』『Persona Voice』とかとても良かったですね。茜役の小笠原さんは、最初の自己紹介の時の茜ちゃんのウザ可愛さで完全に心を掴まれてしまった感じ。何あれめっちゃかわいい。ミリオンにおける茜ちゃんがすごく気になる感じになりました。『プリティ〜〜〜ッ→ニャンニャンッ!』元気で可愛くてとてもよかったのですが、『Heart・デイズ・Night☆』聴きたかったなあ。仙台の『アニマル☆ステイション』に続き、またライブで聴かねばならぬ曲が増えてしまった。

大阪のリーダーを務めたのはゆきよさんとゆい㌧。いきなり「テイク2!」と奔放に見えてだいぶ固さを残している感じだったゆきよさん。コントでも新喜劇でももちょ大好きっぷりをネタにされていて微笑ましさを感じたというか、もはやミリオンにおける常識レベルになってんなこれ。『アフタースクールパーリータイム』でダンサーさんと座って肩を揺らしながら脚を組むシーン素晴らしかったんですがカメラ切り替えるのちょっと早いよ! よく泣くゆきよさんですが、声を震わせながら歌った『フローズン・ワード』の迫る感じはちょっと他では見れなかったものなので、またひとつ最高を塗り替えてくれたのではないでしょうか。

ゆい㌧は凱旋公演ということで、2日目は自身のオリックス劇場にまつわるエピソードを紹介。ゆい㌧は少なくとも見ている分にはいつも通りのゆい㌧だったなあという印象で、見ていて安心感がありました。『Super Lover』は良いクラップ曲になってきたなあと。サビ前のところとかクラップするの楽しかったです。「青と赤で描くの」で赤を出してる人たち見てなるほど色替え曲だったか……。しかし山口立花子さんの例の問題発言、ゆい㌧の『またね』『ココロがかえる場所』を聴くと割と納得してしまうな! ゆい㌧の声質は圧倒的な個性でもあるので仕方ないところではあった。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @SENDAI0207

名古屋から最高のバトンを渡されて開催されたミリオン3rdライブ仙台公演。自分は仙台出身なので、東北初のアイマスライブが仙台で行われ、現地参戦できることが嬉しかったです。TLの人たちが仙台に集まって、観光したり名物を食べたりしているのを見るのも嬉しくて、楽しい週末になりました。ただ物販で限定タオルが目の前で売り切れて買えなかったのは割とトラウマです。あと5分早く来てれば買えた……再販はよ。

仙台もスタートは『Dreaming!』から。10th、LTDリリイベ、リスアニ、名古屋と何度も聴いてきているこの曲ですが、やはり仙台で聴くのはまた格別です。最初の挨拶ではりえしょんのはしゃぎっぷりと、きっと尺のことで怒られたのであろう「以上です!!」が面白すぎた。

続いての曲はリーダーのナンスとみっくによる『成長Chu→LOVER!!』でいきなり高まります。前奏部分で光を浴びながら背中合わせに立つ二人の姿がたまらない。19歳コンビのエネルギーを感じるとても楽しい曲でした。2人でハートマークを描き、それがモニターに映しだされる演出もよかった。9thでの『しあわせのレシピ』を思い出す演出でした。ソロのトップバッターはりえしょんによる『チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!』から。あの目覚まし時計の音を聴くとテンション上がるよね。全力のコール&レスポンス楽しかったです。

仙台公演を通して非常に強く印象に残っているのが、大型ライブ初出演組のぽぽちゃんこと原嶋あかりさん。139cmということで、演じている育ちゃん(142cm)よりも小さいんですよね……! 並んでいても本当に周りのメンバーより一回り小さくて。最初の挨拶でも「ちょっと小さい分、大きな動きで頑張ります」みたいなことを言っていましたが、実際のパフォーマンスでも精一杯大きく動いているのがはっきりわかって、それがまた可愛い。ぽぽちゃんが参加している曲はついぽぽちゃんに目が行ってしまいました。トークでも常に主役といった感じで、もちょやナンスの気持ちがわかります。Machicoとの「年上なのにおちびちゃんとか言ってゴメンね」「いいよ、許してあげる!」みたいな微笑ましいやり取りとかね。

そんなぽぽちゃんが歌った『グッデイ・サンシャイン!』。実は『アニマル☆ステイション!』を楽しみにしていて、会場にも着ぐるみや被り物をしている人がたくさんいたりしたので、イントロが流れた時は若干残念な気持ちもありました。でも親代わりのダンサーさんと一緒に登場して、「子供扱いしないでよね!」のところでダンサーさんに「めっ!」みたいな振りをしてるのとかたまらなく可愛かったし、これはこれですごく楽しかったなあと。『G♥F』ではゆんこんと一緒での登場でしたが、英語の部分をすごく流暢に歌っていて、それがまたギャップで可愛かった。

『Sentimental Venus』はあの2nd2日目以降、すっかり「迎えに行こう」の部分で感動する曲になってしまいました。10thに引き続き今回もナンスとゆい㌧のセンチメンタルチームが中心となってリベンジを決めてくれたなと。トラブルを乗り越えてドラマへと変えていくミリオンは、追いかけるほど深みが出るコンテンツだなと思ったり。『夢色トレイン』『VIVID イマジネーション』は2ndではトロッコ上で披露された曲ですが、ちゃんとしたステージ上でダンス含めて聴くのもまた良いですね。

765カバーコーナーでは、イントロが流れた瞬間会場の空気が変わった『いっぱいいっぱい』! 歌うのが眼鏡勢のゆうちゃじゃないことに驚きつつ、緑のサイリウムで全力で応援できました。そしてゆい㌧もちょによる『バレンタイン』。これが来るとは思ってなかった! 全然コールとか知らなかったですが、モニタに「ゆい㌧!」「もちょ!」というコールが表示されたおかげで迷わず楽しくコールできました。これは最高でしたね。現地でもちょにバレンタインもらいました〜(●・▽・●)いえい

仙台ご当地ローカルトーク的なところではひたすら牛タンの話に、時々伊達政宗の話。そんな中、定義山の油揚げとかいう話題が出てきてちょっと驚いたり。仙台出身マンとして伊達政宗のところで率先して挙手してみたり、定義山の話題にも反応したりといつになく高い当事者意識で楽しめたトークでした。定義山は仙台駅からも遠くてちょっと気軽に行ける場所ではないですが、三角油揚げはめっちゃ美味いので機会があったら是非訪れてみてくださいませ。

後半戦の最初は『夜に輝く星座のように』。あの底抜けに明るいキャラクターである2人からこんなかっこいい曲が出てくるとは……!とすごく新鮮に感じます。クールな曲もバッチリ歌いこなせるゆい㌧と、普段のあのテンションからは想像できないりえしょんのちょっと違った表情を見られてとても良かったなと。『ライアー・ルージュ』では雨宮天の成長を感じました。勢い良く伸びる声と抜群の声量に凄みを感じるパフォーマンスでした。

もちょみくによる『Legend Girls!!』はLTP曲の中でもかなり好きな曲で、特に1stのもちょセンターの映像は今でも時々見返すくらいに好きなので聴けて嬉しかった。前奏の軽快なステップや「夢へのSunrise」のところでかかとに触れた後指を天に向かって伸ばす振りとか好きすぎて。仙台の個人的ハイライト。最高でした……。天ちゃんとMachicoによる『piece of cake』も素敵な1曲。唇の端に小指を当てる振りがセクシーでたまらなかったです。

ゆんこんは常に今にも泣きそうな声をしてるんだけど、バラードを歌うとそれが曲と相まって精一杯訴えかけてくるような力を生み出しますね。『ちいさな恋の足音』を歌うゆんこんは、まさしく曲の歌詞を体現しているようで凄く胸に響きました。そして1stの時は曲中で感極まってしまったゆうちゃが、リベンジを胸に歌った『君だけの欠片』。最後まで泣かずに笑顔でいようと胸に秘めていたゆうちゃが「泣いてもいいんだよ」と歌う姿は、1stの時からの確かな成長を感じてグッと来てしまいました。そしてソロのトリを務めるのはリーダー・みっくの『空想文学少女』。堂々たる安定したステージと、いつでも光るその笑顔は凄い頼もしさでした。みっくもポテンシャル非常に高いのでダンサブルな曲とかも見たいですね!

そしてリーダーのなんみくによる『カワラナイモノ』。スタートが『成長Chu→LOVER!!』で、青春真っただ中という感じの明るい曲だったのに対し、これまでを振り返ると共に、これからも関係が変わらず続いていくことを願うこの曲がラストっていうのはすごく物語性を感じますね。「出会えた奇跡にありがとう」「大人になっても一緒にいれますように」と歌い上げる姿には感動したし、仙台公演としては最高の〆だったのではないでしょうか。

最後の挨拶はもちょの牛タンシチュー話が最強でしたね。先ほどの仙台トークで聞いた牛タンシチューを食べたもちょ、「ほんっっっとにおいしくて!!」「仙台はじめてだったんですけどほんっと素晴らしい土地だなと思いました! 絶対また来たいです!!……あ、ライブをやりに!!」とかもう最高でしたね。仙台民としてはもちょが幸せそうに話す姿を見てとても幸せな気持ちになれました。改めて東北初のアイマスライブに現地参戦できて本当によかったし、また是非ツアーで仙台に来てほしいなと!

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @NAGOYA0131

昨年の10thライブで発表され大いに盛り上がったミリオン3rdライブツアー。そのチケット争奪戦は控えめに言って地獄であり、副産物として『Dreaming!』のCDがオリコンデイリーチャート1位を獲得したりするほどのものでしたが、そんな3rdもついに名古屋の地から開幕です。

感想は素晴らしいの一言。3時間というアイマスライブにしては短いものでしたが、その密度は1st、2ndを超えるほど。休憩なし・アンコールなしを最初にアナウンスし、さらに少人数の構成だからこそ実現できた密度でしょう。新しい発表もなかったですしね。濃密でそして熱量の高い3時間でした。この公演があと6回あると思うと幸せですね……。

開幕は『Dreaming!』から。最初と最後は代表曲である『Thank You!』が定番でしたが、ついにそこから脱却したのかとちょっと驚いたり。10thでの感動が蘇る良い開幕曲でした。続く愛美とゆきよさんでの『エスケープ』は本当に強い。体がライブモードに切り替わる感じのアツい曲でした。諏訪ちゃんの『カーニヴァル・ジャパネスク』は流石のクオリティ。1stの時も思いましたが諏訪ちゃんのまつり姫っぷりは本当にたまらないですね……。

アイマスライブといえば毎回初出演の人が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、そういう人を「発見」する場でもあるのですが、このミリオン3rd名古屋においてその筆頭は稲川英里さんだったのではないかと。芸人気質でむしろシンデレラ向きな逸材ながら、表情豊かにキレッキレのパフォーマンスを見せてくれた『BOUNCING♪ SMILE!』はめっちゃ楽しかった。これはおやぶんになってしまうかもしれない……。

自分のミリオンにおける担当アイドル・桃子役の渡部恵子さんも大型ライブ初出演。ミリラジ公録のBDも見たしLTD03のリリイベも行きましたが、大型ライブというのはやっぱり格別ですね。自己紹介で「踏み台内蔵」と言ったり、公録でも自分の身長が大きいことを気にしてたりしましたが、『デコレーション・ドリ~ミンッ♪』でステージにいたのは桃子だったし、桃子Pとして本当に念願のステージという感じでした。ソロ曲以外では『オーバーマスター』そして『深層マーメイド』とかっこいい系のステージが多かったけーこおねえさまですが、愛美やMachicoに負けずバッチリ歌いこなしていてそのポテンシャルの高さにも圧倒されましたね。

3人目の初出演であるちょっちょさんこと桐谷蝶々さんもめっちゃ可愛い! 『初恋バタフライ』の最初、指折り数えているシーンでもう陥落でした。曲を通してどこまでも優雅に、美也らしく歌い上げるその姿はすごく印象に残ったし、この曲がライブ後しばらく頭から離れなかったくらい良かったです。『Smiling Crescent』では、LTD03リリイベの時にもちょと手を繋いで我々を癒してくれたあの振り付けを今度は稲川氏と一緒に披露。この曲のまた違った表情を見せてくれました。

765プロカバーコーナーはとにかく『START!!』→『I Want』で完全にやられた感じ。とにかく上から目線で跪かせるのがポイントらしいですね。765楽曲の強さを改めて感じるとともに、「765プロ」であるというのがやっぱりミリオンの強みだなあとも思ったり。劇場版メンバーが揃う幕張で『M@STERPIECE』くるの期待していいんですかね……!

ミリオン2ndで「発掘」された才能の一人である高橋未奈美ですが、3rdでもそのパフォーマンスは素晴らしいの一言。特に『Decided』は名古屋のベストアクトだったかもしれないです。歌うまいしダンスにもキレがあるし、改めてそのポテンシャルの高さを実感したステージでした。一緒に歌った諏訪ちゃんとともにバッチリ歌いこなしていて、元々好きだったこの曲がますます好きに。『水中キャンディ』もずっと聴きたかった曲なので聴けて嬉しかったです。トークパートではあんなに芸人気質なのに、切ない系ガチ曲が実に映えるお方だなあと。

愛美は最初の『エスケープ』そして最後の『流星群』と、歌えば必ず会場を沸かせてくれる「力」があって凄いなあと思いました。やっぱりギターを演奏しながら歌う『流星群』は熱いし盛り上がる。ピックを口にくわえるあれ反則でしょ……。

名古屋のリーダーの1人であるいぶいぶこと木戸ちゃんは、2ndの時はちょっと「眼力」強すぎた感あったのですが今回は程よい眼力でとても可愛かったです。『おまじない』もとても盛り上がる曲で、ついオレンジ折っちゃいますね。ぴょんさんとの『Eternal Spiral』、歌詞の意味よくわからんけどキャラ的にはアリだよね!とか言ってたのもまた可愛かった。しかし木戸ちゃん、SSAや1stから打ち上げパーティーを経ての2nd、そしてリーダーを任された今回の3rdと、本当に成長がはっきりわかるのがすごい。

ソロのトリを任されたのはMachicoMachicoは1stライブでそのパフォーマンスに惚れてからずっと追いかけているんですが、何度見てもやっぱりそのステージには凄さを感じます。綺麗で安定したハイトーン、キレッキレな上にアレンジを加えた情報量の多いダンス、そして複数人で歌っていてもはっきりと分かる声質。楽曲そのものも素晴らしいのですが、Machicoの凄さはライブという場でこそ実感できるなと。『I Want』も素晴らしかったし、初披露の『深層マーメイド』も実に映える素晴らしい曲でした。『Believe my change!』はキャラ名でもある「翼」というワードが歌詞に入っており、今のMachicoと翼が目指すものとシンクロしたステージが見られた気がします。ラストの『STANDING ALIVE』は意外でしたが、どんな曲を歌っても自分の世界観に引き込めるところがやっぱり強いなあ。

そして名古屋は何といっても最後のけーこおねえさまのコメントですよ。単独ライブ初出場の彼女が、これまで皆が繋いできてくれたからこそこのステージに立てていること、初出場組にとっては悲願のステージであることを述べて、「待っててくれて、ありがとう」。こんなん泣くわ。桃子Pである自分にとっても今回のステージはまさしく待望のものだったし、待ち続けて良かったと思える素晴らしいステージでした! ありがとう!

そんなこんなで次はメンバーがガラッと変わって仙台公演。ナンス&みっくという2人の若いリーダーが引っ張る公演はどんなライブになるのか。現地参戦ということもあってめちゃくちゃ楽しみです!