Decoration Dreaming!

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 2017.07.08-09@MAKUHARI

幕張公演は宮城ぶりの現地ということで楽しんでまいりました。圧倒的な酷暑の中でしたが、天気は良かったので一安心。九州方面は大荒れということで、3週間後に控えていた福岡公演については不安になることしきりでしたが!

  • ここでセンターるるは予想してなかったなあ。

  • 念願の『Radio Happy』でいきなりブチ上がる。ななみん可愛すぎる。あの溌剌と踊る姿がもう唯なんだよなあ……。現地でUO折ってナナナナナ出来たので大満足です。チューチュートレインも決まってました。2日目ラスト挨拶では「私の夏はまだまだこれから!」とWUGツアーを示唆する発言をしてましたが、もっとシンデレラでも見たかったなぁ。

  • 『ステップ!』、やはり飯屋さんの安定感は流石。そして間奏での台詞が凄く良かった……。2日とも違う台詞だったけど、どちらもプロデューサーに響く台詞でグッと来てしまった。

  • 『あいくるしい』、全体的にちょっと声量不足を感じる中で、デレライブ初参加の藤田茜がしっかり声を出して引っ張っていた感があって印象的でした。

  • 椅子に座って登場した『in fact』が流石でした。まだ進化するのかこの曲は、と言わんばかりの感情の、想いの込め方にまた泣きそうに。演出に一切頼らずにキャラクターを表現するその実力。3rdライブと同じ幕張の地だからこそ感慨もひとしお。素晴らしかったです。

  • そしてそのまま『この空の下』に繋がるというのがまた。ありすが一人で『in fact』を歌い上げたその次の歌い出しが『聞こえてくる、みんなの声が』ですよ。もう泣く。『in fact』→『この空の下』通して今回の幕張のベストアクトだったかなと思います。

  • 『AnemoneStar』ではふーりんの進化を見せてくれたなと思います。力強い声は確かにSSAからの成長を感じるパフォーマンスだったなと。

  • 『命燃やして恋せよ乙女』、間奏の「永遠の17歳、乙女!」「ビール大好き、乙女!」「流されやすい、乙女!」が面白すぎたという記憶ばかりが残っており。いくつになっても乙女ですねぇ。

  • どんな昭和曲が来るのかと思っていたらパッション全開だった『SUN♡FLOWER』楽しい! 前奏のギターからすごく好きです。ひたすらななみんを見てました。

  • セクギャルが揃った『Snow Wings』。セクギャル良さ…。

  • 『Can't Stop!!』、現地なのをいいことにひたすらななみんを見てました。キレッキレであった。

  • 響き渡る重低音、これはおかしな国の……って思ったら違いました『With Love』。とても清く尊い歌だったなと。

  • 総選挙曲『Take me☆Take you』。地味に歌詞が響くいい曲だなあと。昨日の目的地、明日には通過点。

  • そしてようやく来た「チーム紅」による『Tulip』。あしゃかさんが歌ってるのに気付いてしまったのでひたすらあしゃかさんを見ておりました。ほんとキレッキレすぎて笑う。腰を落とすような振りがあるのですが、短パン衣装でめっちゃ腰を落とすもんだからまるで準備体操をしているかのようなポーズになってたの面白かったです。11歳の腰付き、最高でした。

  • MCはめっちゃ安定していた印象。やはり杜野まこが強すぎる感がある。みーな姫があのパフォーマンスを見せたあとでどんな座り方しててもin factだねってネタにされてしまうあたりがシンデレラ一門なのであった。

  • 1日目最後の挨拶であしゃかさんが千枝になってからの心情を吐露していたのがとてもグッと来ました。少しずつ自信を持てるようになっていく過程はほんと千枝ちゃんだと思うし、なんかもうほんとファンだなあと。

  • 2日目最後の退場時、るるが「アイマス最高!」って叫んでいるのを見て不覚にもグッと来ました。るるのこれまでを知っているからこそ来るものがある公演だったなと思います。

そういえば4月にもこの幕張イベントホールで今井麻夏藤田茜見ていたなあ……と思い返す幕張公演でした。5thは全体的にLVで楽しんでいたわけですけど、やっぱり現地は強い。好きな人を延々見ていられるのって最高ですね。

次はいよいよ地方公演の大本命・福岡! 成長した莉嘉ちゃんの姿を目に焼き付けるとともに、お誕生日を盛大にお祝いしましょう!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 2017.06.24-25@SHIZUOKA

7ヶ所14公演とものすごく多く感じていた5thツアーももう折り返しということであっという間だなあと。結局LV含めて全公演行きそうで、やっぱりシンデレラガールズ好きだなあと思います。

  • YPTがるーりぃセンターだったのでのんびりCoリウム準備してたら突然流れる『Romantic Now』が不意打ちすぎて。しかもなっぴーと一緒とかもうどうすればいいのか。なっぴーと一緒に歌うパターンは予想してたけど、いきなり最初からフルスロットルで攻めてくるとは思わなかった。感想の「たのしかったです!」まで含めて最高にみりかおで至福でした。特に間奏でふたりが背中合わせにわちゃわちゃしてるところが尊すぎた。1stぶりのフルでのろまなうを堪能できました。なーう!

  • 『ニャンと☆スペクタクル』、初披露のSSAでは早口パートの後に休憩タイムが挿入されていたこともあり今回「オリジナルバージョンでは初」って言ってましたけど、早口の後そのまま歌い続けられるようになったところになつねえの努力と成長を感じました。なつねえが完成度を高めてきたからこそP側のコール練度が低いのが残念ですが……

  • 『Heart Voice』。牧野由依はどの曲を歌ってもしっかりと佐久間まゆであり続けるのが本当役者魂を感じて素晴らしいなと。まゆがオリジナルメンバーで歌っている曲ではないのに、「恋なの」ってパートを歌うだけでゾクッとするあの感じ。

  • 中島由貴『追い風Running』がなんかもう完璧でした。静岡の個人的ベストアクト。安定した力強い歌声、ダイナミックでキレのあるダンス。スラッとした立ち姿もキマってて、それが乙倉ちゃんとマッチしてて完璧としか言いようがなかったです。アーススタードリームというアイドルユニットのメンバーとのことで、経験に裏打ちされた実力を感じました。圧倒的なアイドル力の高さ。今後も楽しみです。

  • もよちー参加の『shabon song』。シャボン玉をふーってやるところが可愛かったです。あとはMCで話していた「みりあはこれからお姉ちゃんになるんだよ」っていうディレクションの話も面白かった。

  • 『絶対特権主張しますっ!』、2番に入っての「優しすぎる、それも事実」あたりのなっぴーの表情がとても良かったです。薫ちゃんがあの表情してると思うともう悶えるしかないよね。

  • 『Love∞Destiny』、やっぱりまきのんが最高なのに加えて、フレッシュなしまゆきちゃんも存在感を発揮してて凄かったです。ほんとキレが良いんだよな……。

  • 『ハイファイ☆デイズ』、前川みく(10さい)のボス猫感がすごかったのはさておき、本当気持ちよく叫べる曲で、やっぱり楽しすぎるなこれ……。静岡公演はこれとろまなうを聴きに来たと言っても過言ではない。

  • みりあもやーらない!

今回は4thのBDが発表されましたが、SSAだけ買うつもりでいたらBD-BOX(35k)のみの販売で、セット販売かーそっかー……ってライブ中にテンションが下がってしまったのは秘密。最近のコロムビアはほんと売り方がえげつない……。

さておき、次の幕張は初日が現地予定なので今から楽しみです。やっと唯ちゃんを現地で見られる!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 2017.06.09-10@OSAKA

ツアーも3公演目。何だかんだであっという間ですね。

今回の座長ポジションは大橋彩香はっしーSSAだと思ってたし、前回が牧野由依だったことを踏まえてるる座長を予想してたんですが意外でした。まあ座長っていうのはセンターを表す便宜上の言葉であって、リーダー制とはまた違うんでしょうね。実際他の人からよく名前が挙がるのはれいちゃまとかだった印象です。

  • 宮城と似たような流れからのいきなりの『モーレツ★世直しギルティ!』。下手にメンバーを増やさずこの2人でやるのはとても正しいと思います。サイキック・おいろけビーム最高でした。あと2番の歌詞で「そのコール、自分だけで楽しんでない?」とかあったの笑った。

  • 『NUDIE★』るるの表情が抜群に良くて、仕上げてきたなあと思いました。大人っぽさとセクシーさとエロさが実によく表現されていたあの表情の素晴らしさはなかなか言葉では表現できないですが、LVでアップで堪能できて良かったです。ピンクのエクステもよく似合ってた。美嘉について本当によく考えて、理解しようとしながら表現してるのが伝わってくるステージだったなと。

  • 『薄紅』も良かったです。紅を引くような仕草が色っぽい。あと最後にりっか様に後光が差してたの笑った。

  • まさかの『キミのそばでずっと』。総選挙曲はもっと引っ張るかと思っていたので意外でした。やっぱりはっしー歌上手いなあ。

  • エチュードは1曲だけ』、あさかさんがキレッキレのダンスを見せていて相変わらず良かったです。動作が速くて、ピシっと決めている時間が長いのが凄くカッコいいなあと。この曲調だとちょっとキレッキレすぎる感はなくもなかったですが、いや違う千枝ちゃんは歌詞の意味わかってないからこれで良いんだなと思ったり。MCでのセクシーポーズも最高でした。

  • 1stぶりという『華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~』が聴けて嬉しい。特に2日目は凄く気合が入っていた印象。そしてまさかのちょこたん登場でびっくりですよ。

  • さっつんは本当ポテンシャル高いなあ、と改めて感じた『PANDEMIC ALONE』。大阪のベストアクトかなと思います。もともと楽しみにしていた曲でしたが、静と動を切り替えながらばっちり歌いこなすのが本当に凄くて、予想を上回るパフォーマンスでした。あとやっぱり曲としても楽しいよね。きのこvsたけのこ感というか、やっぱりきのこなんだよなあ。

  • しかもそこから休みなしで『Lunatic Show』を歌うっていう。去年の神戸では歌われなかったので、念願という感じ。やっぱりこの曲はしょうこうめなんだよなあ。

  • 『サマカニ!!』の千枝ちゃんの「千枝の魔法で笑顔になーれ」が可愛すぎましたね……。

  • 今回初参加勢の新田ひよりさんはほんと歌鈴だなあという感じだったし、都丸ちよさんはほんとドーナツだなあという感じでした。歌っててもドーナツだった。オッケーオッケードーナツオッケー! あと都丸さんゆきんこにそっくりすぎて、『あんずのうた』の替え玉大作戦で出てきたら面白いなあというレベル。

  • MCは色々面白かったですが、全体的にそらそらが強すぎた。「シンデレラガールズがおらんときー」の真顔とか、キレ芸のときのヤクルトいじりとるるの年齢いじりとか。だいぶアクセル踏み込んでたなあと。そして21歳ネタに対してのるるの「本当の年齢を言うとこのライブを汚してしまうので……」っていう返しがまた面白い。

  • あと最後の挨拶でひよりんが言ってたれいちゃまの台詞(「Pちゃんが見たいのは間違えないひよちゃんじゃなくて笑顔のひよちゃんだよ」みたいなやつ)で不覚にも泣きそうになってしまった……。シンデレラガールズ、いいチームだなあ。

今回のセットリストは宮城ベースとなっており、前回の宮城→石川でガラっと変えてきたのとは打って変わって半分くらいが宮城と同じでした。もうちょっと変えて欲しいなあと思いつつ、地方ごとにガラっとセトリを変えるほうが特殊な気もしないでもない。次の静岡は石川ベースになるのだろうか。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 2017.05.27-28@ISHIKAWA

だいぶ宮城とセトリを変えてきた石川公演。全体曲は共通だと思っていたのですが、まさかおねシン以外はガラっと変えてくるとは。こういうときに使える全体曲が多いのはシンデレラの強みだなあ。

  • 開幕『Yes! Party Time!!』でいきなり驚く。前回『Shine!!』スタートだったことで「シンデレラガールズセカンドシーズンが云々」とか感想に書きましたが、意外と公演ごとにメンバーで決められる枠があったりするのかもなあと。ミリオン3rdのリーダーデュエットとかもそんな雰囲気でしたし。

  • 座長が牧野由依だったのも割と意外でした。るーりぃかあやっぺかと思ってた。『エヴリデイドリーム』、最初だからかやや固さもありましたがやはり流石の歌唱力と表現力。今回は『あいくるしい』『Love∞Destiny』とままゆ参加曲が揃ってましたが、ユニット曲でもままゆの曲に錯覚させる強さがあるなと改めて。

  • 『青空リレーション』、爽やかな曲で藍子ちゃんにぴったりだなあと。2日目はDメロからの色替えも導入されましたが、Dメロがどこかわからず戸惑ってたのは秘密。

  • まさかの『私色ギフト』でびっくり。やっぱり自分にとっては莉嘉ちゃんが歌ってこそだなあとは思いつつ、このメンバーで歌うのも新鮮で良かったです。しゅがはがきらりパートだったのがとても合ってたのと、あとはぼのの強い。

  • 今回の公演でとびきり光っていたのが森久保乃々役の高橋花。去年の総選挙で声がついた時からぴったりすぎる声で気になっていたのですが、今回のライブでも歌っている最中ずっとぼののであることを徹底しているのがほんと凄かった。目を常に左右にキョロキョロさせてて、基本的に正面に目線を向けない。でもだからこそ「ここぞ」というところで正面に視線を向けると、それがとても効く。『Sweet Witches' Night』の「6人目の魔女っ子になるの」のところで正面に視線を向けるのが強烈に印象的でした。キャラクターとしてライブを行うということに対するプロ意識を感じて非常に良かったです。石川公演の個人的MVP。

  • 『おかしな国のおかし屋さん』の安定感がすごい。出てくるだけで面白いのずるいでしょ。重低音もレモンタルトも王子も圧倒的安定感でばっちりでした。

  • 石川凱旋の洲崎綾。『ヴィーナスシンドローム』やけに久々だと思ったら、そういえば3rdライブでソロ歌えなかった組だったね…。『生存本能ヴァルキュリア』の落ちサビも力強くて、やっぱりポテンシャル高い。MCとかも含め石川の女神、ヴィーナ洲崎でした。頑張った。

  • 2ndぶりの『絶対特権主張しますっ!』が聴けて嬉しい。2ndはフル発売前の披露でコールとかわからなかったので、全力でコール入れられて楽しかったです。そしてなっぴーの「せんせぇは、薫だけのせんせぇだよー!」が可愛すぎる。せんせぇになりそう。

  • 後半のスタートはロックパート。『Rockin' Emotion』、はらぼうとやすきよさんが互いに背中を預けて歌うところが熱い。待望の『Jet to the Future』ではなつきちとりーなの熱いデュエットが聴けて良かった。

  • 『Nocturne』を中心に、今回のクール曲では長島光那さんが低音を力強く歌っていて割と存在感を発揮していた印象。やりおる。

  • 初披露の『Sweet Witches' Night』。オリジナルメンバーはかな子とぼののしかいないのですが、残りの3人がしゅがは・響子・フレデリカと、オリジナルメンバーと言われても違和感のない甘そうなメンバーを選出していて強かった。先に述べた高橋花林の「6人目の魔女っ子になるの」のところで正面に視線を向けてくるの、非常にホラーテイストが出ていてとても良かったです。あとは花守ゆみりが結構存在感を発揮していた印象。スウィーティーでした。

  • 2日目最後のMC、色々語りどころはあるけどやっぱり1つ挙げるなら種崎敦美が「because……なぜなら……」とか言い出したのは面白すぎた。へごとりえしょんを足して2で割らない感じ。そりゃ石川からハンバーグも消えるわ。

個人的にライブに求めていることとして、曲でも演者でもセトリでもいいのですが「驚き」を提供してほしいなと思っていて。そういう意味でYPTから始まりほとんどの曲を入れ替えてきたこのセトリは驚きに満ちていて楽しかったです。次の大阪にも期待!

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 2017.05.13-14@MIYAGI

再びアイマスが東北の地にやってきた。

仙台出身の自分としてはミリオン3rd仙台同様マストな公演となった宮城。中の人が宮城出身な杜野まこさんが参加、更には宮城出身アイドルである早坂美玲の参戦も決定ということで、地元民としてはそれだけでテンション上がろうというもの。やっぱり地元が好きなんだなあと思う。

今回のライブに関してはやはりこの言葉をまずは取り上げておきます。

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ほんとに起きたな! 嵐!

地元民も行きたがらない僻地オブ僻地で、さらに飛行機が着陸できないほどの雨風という猛烈な悪天候の元で行われた宮城1日目。帰りは雨が猛烈に吹き付ける圧倒的な視界の悪さの中でバス乗り場の案内すらなく、なんとなく人の流れについていくとそのうち露頭に迷うという素敵仕様。露頭に迷ってびしょ濡れになりながら結局歩いて駅まで辿り着いたと思ったら、そこから次の電車を40分待つという何というか地獄でした。せめてもう少し案内くらいちゃんとしようよ……。個人的体感としては西武ドームの帰りよりもハードでした。車の運転練習しようと心に決めたペーパードライバーであった。

そろそろ本題のライブの感想に移ると、冒頭のパレード演出から雰囲気作りが完璧で、こうやって全体の演出でひとつの世界観を作っていけるのがシンデレラガールズの強さだなあと。「誰もがシンデレラ」であることを示した4thからの正統なセカンドステップという感じの公演でありました。

  • 開幕は『Shine!!』。アンコール前のラストが『夢色ハーモニー』だったので、4thライブでアニメまでのシンデレラガールズを総決算したことを踏まえると、この選曲はシンデレラガールズセカンドシーズン開幕という意味合いなのかなと。

  • いきなり『cherry*merry*cherry』にやられる。何あの可愛さ。「12時を目指して」のところの時計の針のような振りも可愛かったし、最後の「ちぇーりめーりちえり」が可愛すぎて落ちるかと思った。宮城で1、2を争う強烈な印象を残した曲だったなと。

  • スローライフ・ファンタジー』、とても杏らしい曲で良いなあと。「ほんとに大事なものはそんなに多くないから、両手で持てる分だけ大事にしよう」って歌詞が等身大で、だけど前向きな杏の変化を感じる。あと退場が溶鉱炉に沈んでいく感じで面白かった。

  • のぐちゆりさん演じる及川雫の声は個性的すぎて正直ちょっと苦手なのですが、だからこそ随所で存在感を発揮していたのは印象的でした。『Flip Flop』で「歌詞で「も」が出てきたら全部「もぉ」って歌うようにした」という話もですが、「キャラとして/キャラの声で歌う」ことへのこだわりというか、プロ意識が感じられて良かったなと。

  • 『ミラクルテレパシー』は毎回間奏で何やるか楽しみで、今回の投げキッスも楽しませてもらいました。ぽよ可愛かったです。鈴木絵理はほんとユッコしてて良いなぁと。そして歌詞の「すべてを宮城に届け!」が嬉しかった。

  • 何気にちゃんとパッションで歌うのはかなり久々の『Orange Sapphire』、やっぱり最高に楽しい。そしてこちらもお久しぶりの『Nation Blue』、ありすセンターでクールタチバナって感じで尊かった……。そしてアタポンの流れと思いきや『キラッ!満開スマイル』。フルで聴いたら意外と癖になるお気に入りの曲なのです。

  • 千菅春香はさすがというか、やっぱり群を抜いて歌が上手い。『Nocturne』でも1人声量が違ったし、『One Life』はただ聴き惚れてました。ライブ映えして良いですね。ラストのポーズがすごく決まってた。

  • 宮城でこれを聴けるのが嬉しい『気持ちいいよね 一等賞!』。野球対決ではホームのはずなのに「あと1球!」コールが沸き起こってたの面白かった。曲はもちろん全力でコール入れられて楽しいし、MCとかも含めた杜野まこさんの宮城愛がすごく嬉しいし共感するし、何よりそんなところまで全部含めてちゃんとユッキなんですよね……。現地で聴けて良かった。

  • そしてそこからの『メルヘン∞メタモルフォーゼ!』。曲面モニタにエネルギーが溜まっていく演出も面白かったし、曲からウサミンのこれまでの軌跡を感じて胸が打たれる思いです。『純情Midnight伝説』でもウサミンが「これが自分の生き様」というパート歌ってましたが、この曲はまさしくウサミンという生き様だなと。10年後も聴きたいね!

  • これを聴きに来たんだという『∀NSWER』。美玲が宮城出身アイドルなのは知ってたので声がついたときは凄く嬉しかったし、宮城への出演が発表されて勢いでサイリウム買っちゃったし、やっぱり地元出身アイドルは応援したくなるよね。声が発表されてまだ日が浅い、「デビューしたて」感のある美玲がセンター張って堂々と格好良く歌ってたのが堪らないなと。ありすや小梅ちゃんと一緒に歌ったのも凄く良かったです。

  • 『Lunatic Show』、ちょこたんがぴょこぴょこ動いててすっごく可愛かった。その横の朝井彩加さんも何気に動きにキレがあって、これからのステージも含めて楽しみだなと。

  • 単に楽しくあんきも言って盛り上がるだけの曲だと思っていた『あんきら!?狂騒曲』で感動することになろうとは。フルが出る前だからこその新鮮な驚きでした。2番のあんきらのやり取りがもうね、ほんと尊いんですよ。「ほんとは繊細なところ、照れ屋だけど優しいところ、知ってるし、大好きだし、だから一緒に歌おう」って反則でしょ。そしてそこからまたちゃんとコール&レスポンスで盛り上がれる作り。この曲はあんきらの物語だったよ。尊かった。

  • 『サマカニ!!』がひたすらに楽しい。そして東山奈央の「泣きそうになった」みたいな言葉も分かるなと。あとやっぱり東山奈央の役者魂というか、『Angel Breeze』も含めてキャラを崩さないの改めてすごいなと思いました。

  • 総選挙の結果発表があって、仲間が増えることが決まって。そして美玲を中心に、今日が初めてのステージになったアイドルがいて。その上で聴く『EVERMORE』はまさしく今のシンデレラガールズの在り方を歌っていて、本当に歌詞が染みる。朝井彩加さんも最後のMCで言ってましたが、この宮城公演が「ずっと覚えてる、初めての日のステージ」。その場に立ち会えたことがとても嬉しかったです。

ミリオン3rdの仙台公演もそうなんですが、地元ということもあり思い入れが強かったので、本当に楽しかったです。24曲と最近のアイマスライブの流れからすると少ない曲数ではありましたが、聴きたい曲もだいたい聴けたし、見たかったものも見れて、満足度高いライブでした。ソロ曲がない人も含めて、ひとりひとりに見せ場を作っていくれいちゃま座長の試みは素晴らしいと思うし、良いステージを作ってくれたなと。

ちなみに仙台/宮城出身のアイドルとしては早坂美玲の他に佐久間まゆと綾瀬穂乃香がいるので、この2人も参加した宮城ライブをいつか見られることを願ってやみません。柚に声がつくことが決まったので、フリスクつながりで"心豊かさん"こと綾瀬穂乃香に声がつく日もそう遠くないといいな。ぴにゃの第一人者だし。

Tokyo 7th シスターズ 3rd Anniversary Live 17'→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe

ついに開催されたナナシスの3rdライブ。アイマス台湾と被っていて頭を抱えましたが、2日目の昼公演があったおかげで無事参加できました。終わったら新宿へ移動してアイマスのLVを見るというハードスケジュール。

全体としては2ndを真っ当に進化させてきたライブとなっていて、特に真新しさはなかったですが、それでも満足度高いライブになっていたのは流石でした。しっかりと世界観を構築して演出しているし、各ユニットもそれぞれの空気を持っていて、そこからブレないところがナナシスの強みかなあと思います。

2ndライブの課題点として、CD音源が強くて「歌ってる感」が薄いことを挙げましたが、今回はそこを克服して生歌と生バンドによるグルーヴを見せてくれるライブになっていました。シームレスに曲を繋げたり、『KILL☆ER☆TUNE☆R』の間奏部分でコール&レスポンスをしたり、『Lucky☆Lucky』でらっきら大合唱したりと、生バンドならではの試みに取り組んでいて楽しかったです。音響が非常に悪く、生バンドの音が大きすぎたのはマイナスでしたが、それでも表現として進化したライブを見せてくれたなと。

ステージ構成はオーソドックスなメインステージ+センターステージですが、花道をステージを繋ぐ道としてだけではなくステージの一部として使っており、フォーメーションに広がりが出ていたなと。花道で背中合わせに立って両側に向けてパフォーマンスをするの、花道の真横あたりのスタンドにいた自分としては嬉しかったです。『Snow in “I love you"』で花道に並んだところからの振り向く振り付けとかとても良かったですね。

今回も開幕はセブンスシスターズから。赤と黒を基調とした衣装が素敵。開演前の諸注意パート含め、クルト役の黒瀬ゆうこさんがかなり存在感を発揮してたなと。『Sparkle☆Time!!』の鋭いキックも鮮烈でした。そして水瀬いのり渕上舞は改めてセブンスの中でも際立った存在感があるなあと。後半のMCでの「渕上舞だよ~」の振りをセブンスが皆でやってたのが面白かったです。夜では会場の皆も一緒にやったという噂で羨ましいぞ!

Le☆S☆Caは青と黒を基調とした大人っぽい衣装で登場。脚フェチにはたまらない衣装ですばらしい。『タンポポ』は青春の爽やかさの中に恋の切なさを包んだその雰囲気がとても好き。『トワイライト』は昼限定の曲だったようで、2.5に行けてない自分としては聴けて良かったなと。そして『YELLOW』はやっぱり「とぶよー!」からの2番サビが気持ちいい。センターステージで披露されると2番のダンスや間奏のケンケンパがとても映えますね。

今回話題の中心だったのが4U。2日目昼のステージで溢れる4U愛を語ってくれたその後にミニアルバムの制作決定と単独ライブ開催が発表されたのは嬉しいですね。『Hello…my friend』でのウメとエモコの至近距離のセッションにはゾクゾクしました。『Lucky☆Lucky』はこれぞガールズバンドという曲でただただ楽しかった。らっきら!らっきら! 4Uの単独ライブは是非とも参加したいですし、他のユニットにもこの流れが続くように、その先駆けとなってくれたら嬉しいなと。

今回初参戦のThe QUEEN of PURPLEは凄かった。『TRIGGER』も『Fire and Rose』もとにかく格好良くて痺れました。ガールズバンドである4Uの後にロックバンドとして登場することで、その対比がより強調されていた感じ。ファーブ役の広瀬ゆうきさんが近くに来てくれてよく見えたのですが、可愛さと衣装のセクシーさと佇まいのクールさが同居してるのヤバかったです。そしてムラサキ役の野村麻衣子さん歌上手いな! 4Uと対バンしたい的なことを言ってたので、いつも乱入してる側の4Uの単独ライブにQoPで乱入していきましょう。

そして今回も777☆SISTERSはすごく「アイドル」していて最高でした。ハルカゼ衣装がまるで妖精のようで、可愛すぎて登場したときからずっと目が釘付けでしたね……。今回のライブは『ハルカゼ』を主軸とした「誰かの背中を押す」ことをテーマとしていて、最後に流れたムービーの「花になりたい」もそうだし、『FUNBARE☆RUNNER』の「いつか誰かの光になるんだ」もそうですけど、その辺りのアイドル観が自分にはとても馴染むというか共感できるし、だからこそナナシスに惹かれるのかなあと。アイドルが廃れた世界でアイドルであり続ける彼女たちだからこそ、誰よりもアイドルとは何かについて考えていて、それをステージを通して垣間見られるというか。

『FUNBARE☆RUNNER』はあのバトンを繋ぐ振りが今回はメインステージ・花道・センターステージで想いを繋ぐようになっていて、ますます好きになりました。そこからシームレスに『僕らは青空になる』に繋げていくの高まりすぎてやばかった。『ハルカゼ~You were here~』はひたすらにエモかったです。卒業ソングとか学生の頃を思い出しちゃうでしょ! 春ということで『SAKURA』も外せない。落ちサビで歌い繋いでいくところの篠田みなみさんの歌声にグッと引き込まれました。この曲は相変わらず強い。余談ですが篠田みなみさん、足の開き方とかがちょっと幼い感じなのもまたハルっぽくて可愛い……。

あとは今井麻夏さんのダンスが相変わらずキレッキレでした。目立つような動きではなくても、ダンスのひとつひとつが丁寧なんですよね。サイドステップの足の置き方ひとつ取っても、ちゃんと足先の動きまで気を使っている感じ。流石ナナシスのダンス番長。SiSHでの統制の取れたダンスの美しさも素晴らしかったです。

はる☆ジカ(ちいさな)も新衣装で登場してて可愛かった。MCで衣装が光ってることについて言及していて、光が反射してることを言ってるのかと思ったら、退場時に暗転した会場でようやく「発光してる」ことに気付いたという。もうちょっと目立たせてあげてください!

1st、2nd、3rdは3部作になっているとのことで、第1部を締めるライブとして十分に満足できるライブを見せてもらえたかなと思います。2ndから見るとライブの構成としてはあまり変化がないですが、それでもこれだけ満足できたのは、生歌と生バンドで純粋にライブとしての表現を進化させてきたこと、そしてやっぱりナナシスの根底に流れる世界観に惹かれるからこそなのかなあと。

ももちろん新しい何かを見せてほしいという思いもあって、セブンスと777の新曲、4Uのミニアルバムと単独ライブ、そしてそれらを引っさげての武道館メモリアルライブが今から楽しみでなりません。777の各ユニットの新曲も頼むぞ!

THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN

765ミリオンスターズとしての初のイベント。これまで765とミリオンで色々曲を出しつつも765とミリオンが共演する機会はなかなか来なかったので、ようやくアイマスの単独ライブでの共演が叶ったのが嬉しい。武道館を終えたばかりのミリオンスターズですが、765ASのメンバーも含めての「765ミリオンスターズ」として、新たな第一歩となるイベントだったように思います。その初イベントが日本ではなく台湾だったのは、意図があったのかまだわかりませんが。

まずはミリオンのソロ曲を765メンバーと一緒に歌うメドレー。『ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン』の間奏の激しい踊りをえりこさんがやってるの新鮮でした。そしてミンゴスとはらみーの『透明なプロローグ』。ミンゴスがみっくの代わりを務めるのは急遽決まったことだろうに、ちゃんと振り付きで歌うの流石でした。

765ソロをミリオンと一緒に歌うメドレーは、もちょの『乙女よ大志を抱け!!』が可愛すぎる。『スタ→トスタ→』はぴょんさんが「未来」という歌詞を含むパートを歌って「えへへ~」って言ってたり、そういう細かいパート分けが気が利いてて良いなあと。3rd大阪でスージーがカバーした『風花』をはらみーと一緒に歌うのも良かったです。

デュエット&ユニット曲ゾーン、とにかく『ジャングル☆パーティー』が楽しすぎた。稲川英里は逸材だなあと改めて思いました。挨拶のときとかも含め、ちゃんと環してるんですよね。あさぽんもちゃんと亜美真美してるのがきっかけでファンになったところがあるので、順調におやぶんになりつつあります。更にはついにミンゴス参戦しての『Eternal Harmony』、念願のオリジナルメンバーの『深層マーメイド』『Persona Voice』とこのエリア強い。こちらも念願のぴょんとえりこさんの『ハルカナミライ』はほんと歌詞が染みるなあと。

2日目の歌マスで「日焼けはダメよ」のところでバッテン作るもちょ可愛いとか思ってたらそこにはらみーがやってきてハグされてからのもちょの慌てっぷりが可愛すぎました。その辺をばっちり抜いてくれたカメラさん有能すぎる。1日目のミンゴスの言葉を借りるなら、ほんと「もちょは世界の宝」というのを感じたイベントでした。トークでのもちょの謎ジェスチャーからのはらみーの流れとかも最高でした。

そしてラストを飾る『The world is all one!!』。ちょっと意外でしたが、考えてみればアイマス初の海外公演のラストを飾るのにこれほどふさわしい曲もありません。曲名通りの想いを込めてこの曲を歌うのとても良かったですね。

このイベントを象徴してたのは、『Dreaming!』の間奏で「私たちが765ミリオンスターズです!」って叫んだところかなあと。765とミリオンが手を取り合って「一緒に」未来を目指していく姿が感じられたというか。以前の「765プロの未来はここにある!」という台詞はあまりしっくりこない感じがあったのですが、ようやくここで繋がった感じがしました。ここが、これからが、765プロの未来だよ。

765メンバーのLTP/LTHソロ曲を聴きたかったというのもまた正直なところではありますが、このイベントの趣旨はあくまで「アイマス初の海外公演」なんですよね。そういう意味では765メンバーが代表曲歌うのは納得かなと。765メンバーのミリオンソロ曲はこれからきっと機会があるはずということで、これからのミリオンの展開に期待したいところです。