Decoration Dreaming!

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Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~ @さいたまスーパーアリーナ

Wake Up, Girls! が「約束の地」SSAにてファイナルを迎えるということで、その最後を見届けてきました。最後だからという感傷はあるにせよ、掛け値なしに素晴らしかったです。お疲れ様でした、ありがとう!

自分はWUGの単独ライブに行ったのは2回だけなのであまり多くは語れないですが、これまで積み重ねてきた努力がしっかりと表れていたステージだったと思います。色々あったし決して順風満帆ではなかっただろうけど、最後に大きく花開いて綺麗に幕を引き、その記憶を人々に刻みつけた1日。エモさの塊のようなライブでした。

ライブ本編はもう、最初に制服姿で現れて『タチアガレ!』を歌い始めた時点で色々思い出してエモかったです。やっぱり制服が一番WUGらしいなと感じるし、制服ななみんかわいい。あとサビだけとはいえついに『オオカミとピアノ』でシャンシャンできたのも嬉しかった。メドレー中にメンバーが1人1台のトロッコでアリーナを回っていたところで、今前を通っているキャラの色に客席がすばやくサイリウムを切り替えて、七色の虹がぐるぐる回っているようになっていたのは凄く綺麗だったなと。自分は400レベルだったので完全に蚊帳の外でしたが!

WUGで一番好きな曲である『少女交響曲』。長い旅の終着点でSSAに辿り着いて、そのステージで「いっぱい悩んだ日々は、決して無駄じゃないから」と歌うのはもうね。そしてSSAで白く染まったサイリウムの中で歌う『Beyond the Bottom』。単独ライブとしてあの劇場版の光景に辿り着いたのはエモエモでした。BtBは初めて行ったWUGのライブのオープニングナンバーだったこともあって思い出深いので、尚更良かったです。

MEMORIALベストアルバムの新曲の流れは、『海そしてシャッター通り』が始まったところで雰囲気がカチッと切り替わったように感じて、サイリウムも振らずに聴き入ってました。それはまさしく終わりに向かい始めた瞬間で。『さようならのパレード』は後ろに流れる手書きの歌詞が良い演出でした。「さようならはいやだよ、慣れることなんてない」。それでもちゃんと別れと向き合って、これが最後ですと言い切るライブだったのは強い。

アンコール後の『TUNAGO』。あまり意識したことはなかったですが、WUGって震災の復興を応援するコンテンツでもあったんだよなと。自分は仙台出身で、震災のときも仙台にいたので、仙台をホームと呼んで大切に活動してくれたのは嬉しい。まあ結局仙台でWUGのライブを見ることはなかったけども……。

そしてダブルアンコール。お別れの手紙とか読まれると、やっぱりグッとくるものがありますね。7人それぞれが自分なりの言葉で気持ちを伝えていく中で、かやたんが暴露したジョギング中に迷子になったよっぴーの話が印象的すぎて笑いました。あの涙の雰囲気の中で爆笑エピソードを提供してくれるのは流石。WUGが作詞したというアニメ新章の曲『Polaris』は、アニメ新章こそ脱落したもののとても印象に残りました。それで終わりかと思いきやまさかのトリプルアンコールからの『タチアガレ!』。綺麗に締めくくったなと。

WUG最後のステージを見届けることができて良かったです。メンバーが1人も抜けることなく7人全員で最後まで駆け抜けることができたというのは大きいと思うし、良い卒業式でした。自分が過去に参加したWUGの単独は曲数が少なめだったのでやや消化不良だったんですが、最後はすべてを詰め込んだ全身全霊全力投球みたいなライブを見せてくれたので大満足でした。今後はメンバーそれぞれ身につけた実力を別の現場で発揮してくれればなと。大槻唯とか鰐淵エモコとか折笠アユムとかまs……星川リリィとかね! WUGを巣立った後、それぞれの道でもう一度Wake Upしていく彼女たちの「人生第2章」を応援したいと思います。